2003年2月1日(土)

腰痛治らず。が、昨日よりはましなので、古本屋に行って、あしたのジョーの7巻、8巻、9巻、11巻、12巻、13巻、15巻、16巻を買い込み、ほとんど一日布団の上で漫画を読み続ける。(よけい腰に悪そうやな)

今回初めてあしたのジョーを読むわけだが、いくつかのことで驚いた。一つは、力石があまりにも早く死んでしまうこと。もっと最後の方で対決するのかと思っていた。力石がいなくなったあと話はどうやって展開するんだろう、と不安になる。しかし、このあたりが梶原一騎のすごいところだ。

あと、矢吹丈のキャラクターが思っていたより明るいというか、軽いというか・・・。前半の矢吹は「おれは鉄平」の上杉鉄平のようだ。まあ、これは「おれは鉄平」の方が後なのだから、鉄平がジョーに似ていると言うべきか。後半、矢吹はどんどんストイックになっていくのだが、こういう形で主人公のキャラクターが変わっていく漫画というのはあまりないような気がする。長編の漫画でも、たいがい主人公のキャラクターはそう大きく変わらずに、もとのキャラのままで困難に打ち勝つという場合が多いように思う。キャラクターが変わる漫画と言ってすぐに思いつくのは手塚治虫の「ブッダ」ぐらいか。(?)

ところで、「おれは鉄平」の上杉鉄平は、最初登場したときには矢吹丈にそっくりだった。ところが、話が進むとどんどん背が小さくなって、性格まで子供みたいになっていくのは、ちょうど「あしたのジョー」の反対のようでおもしろい。「おれは鉄平」も久しぶりに読んでみたくなった。(手元にはないのだが)

 

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