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夜、妻をバス停に迎えに行こうとしたら、腰に痛みが走る。歩くと痛い。這うようにして家に帰り、湿布をして布団に潜り込む。 布団の中で、あしたのジョーの2巻、3巻、5巻を読む。昨日読んだ1巻がおもしろかったので、3冊を買い足したのだ。腰の痛みに耐えながら、時間を忘れて読みふける。 近所の古本屋で「あしたのジョー」1巻を買う。今まで何度も読みたいと思ったのだが、あまりに名作の誉れが高すぎて今まで遠ざけていたのだ。それに、読もうと思っても古本屋でなかなか見つけられなかったり、あってもとても買えないような値段であったりして、手にすることができなかった。この古本屋では、ハードカバーの愛蔵版が1冊400円で売っていたので、とりあえず、という感じで1巻を買ってみた。読んでみておもしろければ、順次そろえていくことにしよう。ただ問題は、この本屋には全巻そろっていなくて、全16巻のうち、4,6,10,14巻の4冊が欠けているのだ。そろえていったときに、この4冊がないことが我慢できるだろうか・・・。 腰の痛みは随分ましになった。コルセットをして出勤。トイレが非常に面倒である。あと、ずっと腹部を押さえつけているので、便通が悪いように思う。これも副作用か。 午後、腰痛。何年ぶりだろう。コルセットを作ったのは自転車で日本を縦断する前だからもう6年ほど前か。昨日歩いているときから違和感はあったのだが。腰と右脚が痛む。風呂に入り、柔軟体操をして布団に入って早々に寝る。 午後、大阪へ。地下鉄中央線朝潮橋で下車し、天保山運河あたりをうろつく。目の前に大きななみはや大橋が見える、「でかい橋やな。歩いてわたれるんやろか」などと思いながら写真を撮っていると、橋を歩いている人の姿が見えた。さっそく歩いて渡ってみようと思い、橋の入り口に向かう。 なみはや大橋は、橋桁に道路だけを乗っけたようなシンプルな構造で、その道路が指揮棒を振った軌跡のような曲線でなかなか美しい。この橋の最も高いところは、地上から45mもあり、また遮る物がないので、景色がとてもよく見える。今日は曇り空ではあったが、かなり遠くまで見渡すことができた。残念なのは、東側にしか歩道がないこと。西側についていれば、大阪湾がもっとよく見えただろうに、と思う。ちょっとした空撮気分を味わいながら、大阪湾の風景を撮影。なかなかよい気分である。 午後、環状線芦原橋から北津守、津守、天下茶屋へと歩く。歩き出した頃に雨が降ってきて、高速道路の高架下で雨宿りをしながら歩く。雨はまもなく上がり、1時間ほど歩いたころから晴れてきた。濡れた道路に太陽の光が反射して美しい。このところ、工場のあるところを歩くのが気に入っている。なんとも殺風景なのであるが、日常暮らしている場所とは違った光の反射やコントラストがあって目に新しく感じられて、これはこれで楽しい。今日も、木津川沿いにいろいろな工場を眺めながら歩いた。狭い道路をトラックがすごいスピードで駆け抜けてゆくのがちょっとかなわないが、こちらは遊びだし、向こうは仕事だし、これは仕方がない。 夕方、元同僚よりメール。「奥さんの同級生のKは私のいとこです。奥さん、なかなか楽しい人らしいですね」と。世の中の狭さを改めて実感する。妻にこのメールを見せると、「楽しい人って何やろ・・・。なんか変なことしたかな・・・」と悩んでいた。そのあたりが「変」なのかもしれない、と思った。 家に一人でいるときはほとんどテレビを見ないしテレビなんてなくてもいいや、と思っていたのだが、ないとなると猛烈に見たい。結局、家族から1万円ずつ徴収してテレビを購入。明日、届くとのこと。 テレビが壊れた。結婚したときに買った物だから、今年で11年目だ。そういえば、私より少し早く結婚した友達が何年か前に「電化製品が次々に壊れて困る」と言っていたのを思い出した。家電製品の寿命というのはだいたい10年ぐらいで、結婚したときにまとめて買った物たちが同じくらいの時期に壊れていくんだろうか。そうすると、我が家でもこれから次々にいろんな物が壊れていくんだろうか。まだまだあるぞ、冷蔵庫、洗濯機、クーラー、ステレオ・・・。それは、困る。家のパソコンが壊れ、職場のパソコンが壊れ、やっと修理したところだというのに・・・。とほほ。 午後、京阪千林駅から、千林商店街、今市商店街へ行き、切り返して森小路まで歩く。写真的な収穫はいまいちだったが、古本屋で思わぬ収穫があった。 一つは、藤原新也の写真集「バリの雫」。1000円だったんので思わず購入。藤原新也の写真集はほとんど持っているのだが、この写真集はずっと買うのをためらっていたのだ。 この写真集載っている写真のいくつかはカメラ雑誌で見たことがあって、とても好きな写真だったのだが、この写真集ではいくつかの点でそのときの写真と印象が異なっているのだ。 ひとつは、雑誌に掲載されていた写真はライカのレンジファインダーやニコンの一眼レフで撮られていて、原版はすべて縦長の画面であったように記憶している。なのに、この写真集ではすべての写真が正方形なのである。ということは、それらの写真がトリミングされているということで、どうもそのトリミングされた部分が気になってしまうので。一度その写真を見ているだけに、よけいに気になる。 さらに、その雑誌に掲載されたときは、ちょっと珍しいつや消しの紙に印刷されていて、それがライカのレンズの柔らかい描写に合っていてとてもよかったのだが、この写真集ではふつうの光沢紙を使っている。ふつうは写真集のほうが凝って作るだろうにと思うのだが、コストのせいでこうなったのだろうか。 以上のような点と、価格(定価4500円)の高さから購入を見合わせていたのだが、今回買ってみて、もっと早く買っておけばよかったなあ、と思った。ただ、こうして古本屋で出会っていなければ、一生手に入れることがなかったかもしれず、今回の縁に感謝するのみである。 もう一つ、「開かれた窓」という写真集を買った。こちらは500円。これは、5人の写真家が短歌雑誌に連載した写真と、読者がその写真につけた短歌を構成した物である。モノクロームの写真に惹かれて買ったのだが、あとで読んでみると、短歌の方もなかなかよい。写真に写っているものをそのまま読むのではなくちょっと離れていたりするあたりの距離感がなかなかよいと。思わぬ拾い物であった。 最近、甥っ子と姪っ子がアイロンビーズに凝っている。「ビーズにアイロンをかけてほしい」と頼まれたので、妹の家に行った。「よし、くっつけるぞ」とアイロンのスイッチを入れたとたんに、ブレーカーが降りて家中の電気が消えてしまった。 すると、アイロンビーズを入れてある箱の中に、点々と光る物が。どうも一部のビーズに蛍光塗料が混ざっているようだ。「うわ、星みたい」とはしゃぐ甥っ子。それじゃあ、と光るビーズばかりを集めて、それで顔の形を作ってみた。電気を消すと、暗闇にぼーっと顔が浮んで、気持ち悪いようなおかしいような・・・。 これを使って、夜になると「すき」とかいう字の浮かび上がる、愛のメッセージアクセサリとかつくれないかな・・・。そんなもの私には関係ないが・・・。 こわれたパソコンを復活させるべく、ヤマダ電機へケースを買いに行く。ついでにマザーボードも変えようと思って品物を見るが思うような物がない。まあ、探している物が古い規格だからしょうがないのだが、それにしても。ようやくそれらしき物を見つけたのだが、製品の情報がほとんどかかれていない。CPUのソケットは?メモリの規格は?どうなっているんだ。最低限の製品情報がないと、こんなもの買えないじゃないか。CPUのソケットはボード上を見ればわかるが、そんなめんどくさいことをしないといけないのか?ヤマダ君。もうちょっと考えてくれ。まあ、1000円負けてくれたから許すが・・・。 ついでにマイクロATX規格のケースが少なすぎるぞ。「もっと置いてないの?」と聞くと、「いやあります」とか言って出てくる。うーん、どうなんだ、これは。たよりにしてるのに、ヤマダ君。もうちょっとがんばってくれ。ケースも負けてほしかっったぞ。 職場で3件のパソコントラブル。一件目は、一太郎で作成した文書の画面上ででている文字が印刷されないというもの。それも文書の下半分だけが。印刷プレビューでもその部分は見えていなくて、ならば印刷されないのは当然かとも思うのだが、じゃあなぜプレビューされないのか、その原因がわからない。いったん切り取って貼り付けてみたが、これが張り付かない。解決策が見つからず、「もう一度最初からうったらどうでしょう」と・・・。 2件目は、WORDで作成した文書で、これも画面上はふつうに文字がでているのだが、印刷したとたんに画面上の文字が、あっという間に間隔がめちゃくちゃになって、文字どうしが重なり合ってしまう。その文書ファイルをフロッピーディスクに保存して他のパソコンから印刷したところ正常に印刷されたので、パソコンに問題があるのであろうが、解決の方法がわからない。こちらの方は、「他のパソコンから印刷してください」といって解決?した。 どうもこれらの2件のトラブルは、どことなく症状が似通っていて気持ちが悪い。ソフトは一太郎とWORDで全然別なのだが・・・。 最後の一件は自分である。 これは以前から兆候はあったのだが、PCの電源を入れると、電源ボタンが奥に入り込んだまま出てこない。で、どうなるかというと、ボタンを押しっぱなしにした状態になるので、いったん入った電源が5秒後ぐらいに強制終了されて切れてしまうのだ。何遍やっても同じ。これはPCケースのトラブルであるから、ケースを取り替えればいいのだが・・・。結局一日PCを使えず。正月早々、お騒がせなパソコンたちである。もしかして2003年問題? 朝、子供たちを送っていき、駅前Cカフェで妻とケーキを食べる。ここのケーキはとても高いのだが、とてもうまい。苺杏仁という、苺のタルトの上に杏仁豆腐が乗ったケーキを食べる。美味。新しい味覚の発見である。妻が注文したバナナとコーヒーのケーキもとても美味。1個600円は痛いが、それだけの満足はあると確信する。新春出血大サービスである。 午後、大阪はコスモスクエアまで行き、海を見る。CONTAX G1にて撮影。冬型の気圧配置にて、強風。寒し。風が強すぎて、どんなにしっかり構えてもカメラがぶれてしまう。幸い明るいので、できるだけシャッタースピードを速くして撮影。トレードセンターはものすごい人出。車の行列。一応中に入って一回りするが、私には関係のない場所であることがわかり、早々に退散する。モノクロ3本。 朝から甥っ子、姪っ子が遊びに来る。今日はこのまま宿泊する予定。午後から天気が崩れるという予報であったので、午前中に出かけておこうと思ったら、もう外は雪がちらついていた。それほど激しくもなかったので、そのまま外出。本屋、コンビニで買い物。甥っ子はお年玉でなぞなぞの本を、姪っ子はバーバパパの絵本を購入。 夜、みんな新年会に出かける。激しく雨が降っていて、なかなか辛い道のりであったが、年末から予約を入れてあったので、キャンセルするわけにもいかず、子供にカッパを着せて出かける。子供たちはふぐが気に入ったようで、てっさをむしゃむしゃと食べていた。私が生まれて初めててっさを食べたのは23歳の時であったが・・・。 帰り、雨の中、道を間違え、妻不機嫌。 午後、大阪へ行き、淀屋橋から梅田、福島、西九条まで歩き、撮影。淀屋橋から福島までは不調であったが、後半はなかなか楽しい撮影。モノクロ5本。 新年である。が、これといって感慨もなし。抱負もなし。めでたくもなし。 |