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2002年7月27日(土)
休日。心斎橋の東急ハンズへ。先日購入した大判カメラを引き伸ばし機に改造するためのパーツを購入し、加工をしてもらう。たいした加工ではないが、やはり精度が違う。 妻と映画を見に行った。最近は、映画を見るのは一年に一回という感じで、前に見た映画は「ウォーター・ボーイズ」だから、やっぱり1年前だ。今回見た映画は「少林サッカー」。ワールドカップにあわせて公開されたようで、以前から気になっていた。ただ、もうやっていないだろうな、と思って調べてみたら、京都のMOVIXでまだやっていたので、見に行くことにしたのだ。 少林寺とサッカーの組み合わせ、というのはかなり際どいな、と思う。面白そうだが、思いっきりハズレという可能性も十分に考えられる。まあ、それはそれで話のタネになるか、ということで覚悟を決めて見に行った。そして・・・。 いやー、面白かった。今まで見た映画の中で一番笑った。これだけばかばかしいとかえって清々しい。何がばかばかしいって、登場人物のキャラクターがどうしようもない。こんな奴らがサッカーするわけないだろう、という人間を集めてきて、それをCGを使って動かす。ものすごい技の連続。よくこんなことに大金をかけてCG作れるな、とまたまたばかばかしさに感心。 画面を見ていて、山田風太郎の「甲賀忍法帳」を思い出した。こちらは忍者ものの小説で、首を切っても切っても生き返る忍者だの、ゴムまりのようにぽんぽんはね回る忍者だの、手も足もないのにものすごいスピードで動き回る忍者だの、もう何でもあり。全く荒唐無稽な世界のなのだが、とてもよく練り混まれていて不思議と違和感がなく、その世界に引き込まれて最後まで読み切ってしまう。この映画も、相当練り混まれているようで、見ている方はそのおかしな世界を受け入れてしまう。CGの使い方もうまい。 とにかく最初から最後までばかばかしくって、苦笑の連続。大爆笑、というよりは大苦笑で、「くっくっく」とかみ殺すような笑いが続く。まったくありえない設定だが、考えてみれば「スターウォーズ」だってあり得なさでは同じようなものだ。私は笑える分だけ、少林サッカーの方を指示する。おすすめ。 映画に行く前に腹ごしらえということで、MOVIX近くのオムライス屋に入った。時間は昼過ぎで、朝食を取っていなかったためにものすごく腹が減っていて、あまり深く考えずに店を選んだ。オムライスなんてまずく作れるわけないやろ、と。あとから考えてみれば危険なサインはいくつも出ていたのに・・・。 私は日替わりの「ウインナー入りオムライス」を注文。一口食べる。 京都の中古カメラ屋で、ぼろぼろの大判カメラを発見。大判フィルム用の引き伸ばし機に改造するために購入。傷だらけのレンズもついていて、これも楽しみ。こういう物を嬉々として買い込む自分は少し変なのかもしれない、と思う。 妻と二人で駅前のカフェに行く。このカフェは、タルトがとてもうまいのだが、高くてなかなか行けない。タルト1つで600円。紅茶も600円。二人で行くと2400円+消費税。王将に行けば、定食を食べてビールを飲んでもお釣りがくる。しかし、今日はケーキ半額券という強い味方がある。前から食べたいと思っていた「桃のタルト」を目標に、ほぼ開店と同時に店に入る。 妻とスーパーへ買い物に行く。妻が、「ここのスーパーに”小ロシア”あるで」という。おお、それは見たい!どこや!というわけで、ついに念願の(?)小ロシアと対面。 京都国立近代美術館へ「カンディンスキー展」を見にゆく。10数年前にも同じ場所で展覧会があったが、そのときに比べると今回はやや若い頃の作品が多いようだ。晩年の作品は、非常に幾何学的で研ぎ澄まされた感じであるが、若い頃の作品は生々しい筆の勢いがあり、同じように抽象的ではあるが、その印象はかなり違っている。若い頃の作品はクラシックのオーケストラの演奏のようであり、晩年の作品はシンセサイザーを用いた現代音楽のようである。私はどちらかというと、後者のほうが好みであるが、今回の作品もそれなりに楽しかった。特に「コンポジション」という大きな作品はオーケストラのシンフォニーを聴くがごとくで、全体から受ける印象は、とても迫力があって圧倒されるし、細部にはたくさんのイメージが織り込まれていてこれも楽しい。具体的なイメージにつながるものはあまりないのだが、見る人の心の状態によっていろいろな風に見えそうである。毎日眺めてみたいと思うが、私の家にはとうてい入らない大きさである。というか、ほとんどの人の家に入らないだろう、というぐらいの巨大さである。これだけの大きさの絵を生み出すエネルギーのすごさに圧倒されてしまう。 昼過ぎ、玄関の所から呼ぶ声がする。「はーい」と顔を出すと、「○みうり新聞です。こんにちはー」とかいって、勝手に中に入ってこようとする。なにが「こんにちは」じゃ。なんべんもことわってるやろ。しかも、勝手に家にはいろうとしやがって。 妻が病気になった。足が腫れ上がり、熱が39度近くまで上がっている。寝込んでいる妻に、「買い物に行くから、なんか食べたいものはないか」ときくと、「小ロシア」とのお答え。 追記:小ロシアは結局見つからなかった。未だその実体は謎に包まれたままである。 「HP拝見しました」というメールが届いた。3ヶ月に一度くらい、知らない方からこういうメールが届く。「初めまして。ドロップハンドル用のミラーを探しているとのことですが、雑誌「BE-PAL」2001年7月号48ページに、掲載されていました。」というお知らせである。 夏にまた長距離を走るつもりなので、是非手に入れようと思う。
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