ゲームの感想リスト
か行


Kasumisan# 〜真夏のリフレイン〜 GASTRO PC(18禁)

おもしろい。
ノーマークの作品がアタリだったりするとかなり嬉しい。
実のところこのゲームをやったのには、いくつかの理由と偶然が作用している。

その日、私には確たる目的があった。
『家族計画』を購入するという目的が。
名作と名高いアレである。

そしてこの時、私は『君が望む永遠』というゲームをやったばかりだった。
鬱ゲーとして名高いアレだ。
その反動として、明るいノリのゲームがやりたいなどと思っていたのは
まあ無理無からぬところだろう。

そこで目に留まったのがこのパッケージだった。
発売直後だったらしく、目に付き易い新作のコーナーに置いてあったこともある。
絵柄自体はさほど好きなタイプというわけではなかったのだが、
心のリハビリを求めていたこの時の私には、この明るい雰囲気のパッケージは
ことさら目を惹いたのだった。
「タイムスリップ・ADV」とか「初回限定版 サントラCD付き」とかいう文字も
プラス要素として働いたのかもしれない。
(もちろんこの時点ではどんな音楽か全くわかっていないわけだが。)
思わず手に取ってみる。そしてパケ裏を見る。

「繰り返される夏の日」
いい感じだ。取り敢えず、今が冬であることは置いておこう。

「繰り返す7月31日」、「死神を名乗る人物」、「≪現在≫と≪過去≫の2つの物語」
などと思わせぶりで魅力的な言葉の数々。
…なんかの指数が急上昇中! 魂的に!
なにやら突発的、衝動的に買いたくなることがたまにあるのだ。

結局、私は鋼鉄の意志を発揮して、海のものとも山のものともつかないソフトより、
当初の予定通り、すでに評価が出ていた『家族計画』を買って帰ったのだった。
それからしばらくして、(ぶっちゃけていうと『家族計画』をコンプした後。
これはこれで幸せだった)ふと気が付くと部屋の片隅に転がっているソフトに目が行く。

『Kasumisan# 〜真夏のリフレイン〜』

いつの間に買ってたんだ、オレェッ!?
…まあ、そういうこともたまにはある…よね?

さて、『君が望む永遠』の心のリハビリに買ったこのゲームであるが、
その内容はというと、主人公の幼馴染の女の子が交通事故に…(爆)

 …こ、心のリハビリがっ! つーか、追い討ち!?

いや、まあ、でも、想像していた通り、明るいです。
のーてんきなキャラのせいもあってか、序盤はかなりコミカルな感じ。
終盤はドシリアスになるのだが、鬱とかじゃないので大丈夫(?)。
オープニングも結構好きだ。

で、繰り返される夏の日。
そう、彼女を事故から救えるのか。そしてループする日から抜け出せるのか。
そんな感じで話は進む。
ハッキリ言ってしまうとストーリーはほとんど1本道で、途中でいくつか
BAD ENDはあるものの、ほとんど悩む事無くクリアできるだろう。
最初に期待したような、ゲームとして自分で謎を解く楽しみとかはあまりない。
…のだが、面白いのだ。なんとも凄まじい展開を見せる物語に没頭してしまう。
そんな感じで進んでいた話があんな感じに展開してこんな感じになるとはっ!
うまいことやられたな。というのが正直な感想。

ちなみに、クリアした後でBAD ENDを見てみたが、結構ニヤリとさせられた。
クリア前に見ても意味不明なんじゃないかと思うものもあったりして、
なかなかに渋いものがある。ちとおすすめ。

クリア後といえば、もう一つ触れておかねばなるまい。
クリア後、「いちゃいちゃパラダイス」というのができるようになる。
本編の主人公とヒロインのあまあまなソフト調教系シミュレーションだ。
…自前で同人ゲーム創っちゃったといえばわかり易いかもしれない。
いや、(ゲーム的には)苦手なんだけどね。
本編のえっちの薄さをカバーして(たぶん)あまりあるこういう試みは
評価できると思う。
本編終盤は状況的にそれどころでなかったということもあり、
クリア後に安心して、思う存分いちゃいちゃしてくれという意味においても。
サービスサービス!(謎)

なんか今回はいつもと違うノリの文章になってる気がするが、
まあ、たまにはこんなこともあるよね。

しかし直前に『君が望む永遠』をやっていなかったら、
おそらくこのゲームを買うことはなかったでしょう。
ネット上でも見事なまでに評判になっていないし。
ちょっと運命という言葉を感じてしまいました。
もしもまだゲームをやってないのにこれを読んだような変わり者がいたら
試してみて欲しい。ってゆーか買え。そしてやれ。

 そして、今度出会う時には、僕達分かり合えてたら素晴らしいね。



家族計画 D.O. PC(18禁)

なんだかやたらに面白いです。
家族計画が発動するまでが結構長いんだけど。
素直に面白いというか普通に面白いというか。
ところでオープニングには「相互扶助計画」とでるのに
作中の文章は「相互互助計画」なのはなぜ?

 青葉
魔女。
言うまでもないが、魔女っ娘ではなく魔女。
黒衣、烏のオプション、呪いの似顔絵、言の葉による精神攻撃(毒舌とも言う)
素敵すぎる!
激しいひと。
盟約というところに端的に表れています。
誓いの契りなわけです。


 準
一番泣ける。
ED流れたときはどうしたもんかと思いましたが、
エピローグが一番家族計画してましたね。
というか、このエピローグは妙にみんな良い味出してましたね。


 春花
シャレになんねー。
冒頭の様子から一見ヒロインのように見えますが、
この『家族計画』という作品の中では最初から最後まで異端という気もします。
彼女のエピローグだけ家族計画と無縁なんですよね。
このシナリオで印象的だったのは真澄さんの他人のような視線。
やはり春花の存在は特殊なのです。


 真澄
意外な強さを見せてくれました。
が、正直印象薄いんですよねー。
意外にワリくってるキャラかも。
エピローグの、相変わらずみんなでわいわいやってる感じは好きなんだけど。


 末莉
最後にしたのはロリコン趣味が無いからですが、私もこれからは真摯なロリコンは責めません。
はからずも、青葉シナリオでの青葉のセリフが実証されましたね。
「本当の魔性の女というのはね、こういうタイプを言うのよ!」

このシナリオの某シーンでの青葉姉さんは壮絶に、震えがくるくらいカッコイイです。
このゲーム屈指のカッコイイシーンと言えるでしょう。
謹んで「炎の魔女」の称号を捧げます。(<誉めてねえ)
あと、景も非常にいいアジ出してますね。
つーか、大活躍。
しかしあのエピローグは、ある意味「家族計画」?

それぞれのその後
ところで、疑似家族の崩壊は
それぞれが一人立ちする為に必要な過程(通過儀礼)と見ることもできる。
そうであれば、その後が描かれていなくとも、
新しい家族を作り上げることは可能だろうとは思えないか?

しかしそれにつけても一つ言いたいのは、

もっと、楓と景の出番を!

ってことでしょうか。
楓なんか立ち絵の一つも無いんだもんなー。



Kanon Key PC(18禁)

 やっぱりというか、いいですねえ。

 実のところ、最初はこんなもんかなと思ってたんですが、
後で一度見たシーンをやってみると、なぜか1回目よりクル気がする。
 音楽、実は『ONE』の時程印象に残らなかった。音楽単品で聴いた場合はまた別の話ですが。
 というか、『ONE』はゲーム中の音楽がメチャメチャ印象に残る作品だった。
ゲームと音楽とのシンクロ率という点で『ONE』というのは実に凄かったと思うわけです。
それと比べると、という意味で、合ってないというわけじゃない。あくまで印象の強さの問題。
舞の登場シーンなんかは印象的だったけど。
ところがオールクリア後、最初からやってみると、オープニングなんか凄く良い感じ。
 絵、綺麗です。キャラクターの好き嫌いとは別に綺麗だなというのが感想。夕日の赤とかね。

 後からジワジワくる感じが強いというのがこの作品に対する印象です。
 印象の強さより、雰囲気作りの上手さにおいて「秀逸」というべきか(なんか偉そうだな)。

 後はネタバレ雑感で。



Leaf PC(ノベル 18禁)

 えーと、やりました。足掛け3日、実質ほぼ丸一日で痕マスターまで・・・
 久しぶりにハマッたー。
 で、感想。

 千鶴さん!
 彼女に尽きるでしょう。
 ヒロインは千鶴さんに決定します!!
 話の流れを考えるとおそらく本来は楓ちゃんがヒロインなんでしょうが、
どう見ても、一番泣けてしまうのは千鶴さんのシナリオでしょう。
 しかも、ハッピーエンドよりバッドエンドの方が泣けてしまうのが困ったところ。
 ちょっと和風な感じの曲がまたイイです。このゲームによく合ってる。
 絵は、ちょっとツライかな(笑)。今の絵とはだいぶ違いますね。
パッケージが新しくなったんだけど、最初からこの絵でできてたらな・・・。
 最近はダーク系というか、人の内面にぐりぐりくるようなものから遠ざかっている
リーフさんですが、こういう系統のもの、また出してくんないかな。



君が望む永遠 ARGE PC(18禁)

    ・・・気持ち悪い



吸血殲鬼 ヴェドゴニア Nitro+ PC(18禁)

 あいかわらずやりきれなさ漂う話がイイ感じ。
 (Phantomもそうだったけど。同じメーカーなのでね)
 先が気になって続けてしまうので困ったもの。
 一応アクションADVということになってるけど、お話に対する吸引力の強さは、
むしろノベル系に近いかも。選択肢も少ないし。
 エンディングがいい。
 先が気になって気になって、2周目以降はむしろ戦闘がうざったいんですけど・・・
 あと、レイジング・ブルはノーマルで出して欲しかったな。

 1周目は香織
 このルートで印象に残ってるのは、ギーラッハつえぇっ! という・・・
 いや、1回目だから、他にもいろいろ印象に残ってるのはあるんだが
 美弥子とか鏡子とかユンとか・・・
 やるせないッス

 2周目は美弥子
 やべっ、面白過ぎ。この展開はどうよ。
 美弥子は香織ルートのときがあれだから、かなりこの流れにはクルものがあります。
 リァノーンもポイント高いし。
 エンディングへの入り方も秀逸。

 3回目はモーラ
 やっぱり変だよ(笑)
 というのは置いといて、やはりこの辺のキャラは一味違います。

 4回目はリァノーン
 やっぱいいわ。おもしれぇ。
 決してハッピィな感じじゃないんだけど(なにせ過程がとんでもない)
 それでもやっぱりじんわりくるのよ。
 ああ、あとひくなあ・・・



銀色 完全版 ねこねこソフト PC(18禁)

完全版しかやってません。
旧版をやっていたらまた違った感じ方をしたかもしれませんが、
とりあえず完全版しか知らないものの感想ということで。

うわさは聞いてました。やたら(内容が)おもいとか鬱とか。さて?
一章 状況、話の流れからして、まあなるべくしてなった感じ。
二章 ふむ。現代ならともかく、当時としてよくある話だったのかなという感じ。
三章 …こえぇ! いやマジで。凄いというのは納得しました。ええ。

一章
「ゆらゆら」とか、「…の日のこと」とか、
同じ言葉を意図的に繰り返し使ってたりして非常に印象的。
こういうセンスはかなり好き。
なんだけど、わりと初めのほうで1度しらけてしまっておっぽり出した。
この作品自体があれだけ評判になってなかったら2度と再開しなかったかも。
だってこの主人公、通りすがりの旅人の娘もろとも平気で斬り捨ててるのに
なんでこの時点で少女のことをそんなに気にかけてるよ?
意味の無い選択肢とか入れるくらいならむしろ
 何故かはわからないが気にかかった。
とかいって強引に話を引っ張った方がまだマシだと思うぞ。
このあたりが非常にもったいない。

二章
別に聖母とか慈母とかいうものではないでしょう。
あれは自己犠牲ではなく自己満足、というよりむしろ自分が救われる為の行動。
当時としては珍しくない風習だったということも考慮するべきかもしれないけど、
彼女にとっては関係ないでしょうね。

三章
インパクト大賞!
この作品でもっとも印象的なキャラ、それはねーちん。
収録に立ち会ったスタッフの感想を聞いてみたいような。

一番怖いのは、実はぶっ壊れてる終盤ではなく、
中盤の理路整然と嫌味を言ってるあたりではないかと。
途中で先に進めるのが怖くなって中断、少し落ち着いてから再開、みたいなことが何度か。
酷いことを言っていながらも理屈は通っている(ようにみえる)。
はっきりとした狂気はむしろ壊れちゃってるからと納得できるぶん
受け入れ易いかなと。(無論、あくまで比較的、相対的にだが)
姉さんはすでに精神的にいっぱいいっぱいだったんじゃないかと。
一番気にしていた料理を否定されたこと。
決定打は信頼できる唯一の存在である肉親の裏切り。
お姉ちゃんの為にと願った想いが結果として少しずつその姉の精神を歪めていった。
これもおそらく銀糸の代償なんじゃないかとか勘繰ってみたり。
母親は謂れを知っていたらしいフシも感じられる。
短命だった(死期を悟っていたらしい)のもそのせいかもしれません。
姉でなく妹に託したのは、姉の脆さ、弱さを知っていたからなのかもしれないが、
妹のお馬鹿さ加減は見くびっていたかも。

男のほうは、あまりに底が浅いというか、表層的、短絡的な認識、判断能力しかないというか。
まあ、世間知らずなお坊ちゃんというキャラなので、そういう意味では納得できるんだけど。
そして確かにそういう意味ではお似合いではある。
ところで一般的には彼が3章の主人公だと認知されているようでちょっとばかり驚いたりして。
だって3章の主人公はどうみても朝奈夕奈姉妹でしょう。
彼はいいとこ添え物ヒロイン程度でしかない。
っていうか、3章において彼は明らかに「主」ではないと思うんだが、
そんなこと思うのは私だけですか?

四章
始まりと終わりが集う場所。
そして全てはそこに還る。
わかるんだけどねー。
一見現代がメインみたいだけど、過去の方がポイント高い気がする。
で、ようやくまとまったと思ったら・・・

五章
四章が終わるとそのまま五章になだれ込むわけだが、これが悲惨。
まちがってもコンシューマに移植はできないだろうな。


銀色
気が付いたらいつのまにか増えてた。作品タイトルと同じなのでまぎらわしいね。
実は一番好きかもしれない。
蛇足と言われれば確かにそうなのだが、こういうの好きなのだからしょうがない。
というか、彼女の異国の言葉が何故か非常に耳に心地よいのだ。
それだけなんだけどね。
四章のラストで彼女は開放されたのだろうか?



久遠の絆 FOG PS(ノベル)

 とにかくお話が凄い。
 絵も凄く綺麗だし、音楽もむっちゃいい。
 においとしては「DISIRE」とか「YU−NO」に近いものを感じた気がします。
 どこがって聞かれると困るけど。
 別にゲーム内容とかお話が似てるってわけじゃないしね・・・。
 お話、絵、曲と3拍子揃った名作、傑作、超大作。
 ノベル系としてはもう、これ以上必要な要素って無いでしょう。
 そりゃ、誤字が多いとか、セーブが3つしかできないとか、法術戦闘がうざいとか、
スキップ中でも音とか読み込んでて遅いとかあるけど、些細なこと。
 法術戦闘だけはいらないと思うけど、あとは大したこっちゃない。
 もう一度言うが、とにかくお話が凄い。

  「久遠の絆」のページへ


CLANNAD KEY PC

 とりあえず最初から全年齢対象ということで、英断だとは思いますが、
やっぱり今までが無駄に18禁だったって自覚したということでしょうか。
……18禁じゃないけど前よりよほどえっちくさくなったような。

 絵は、だいぶ一般的になったというか(<微妙な表現)、この人随分進歩してきたなと。
個性と言える程度にアク抜きされてきたように思います。勿論人によって好き嫌いはある
でしょうが、ちょっと個性的なので好みによると言うレベルに収まっているかなと。
素直に綺麗だなと思える絵などもあり、個人的にも好印象になってきたような。
 智代とか杏の絵はかなり好きですよ。
 ただ、某お母さんキャラが異様に若かったり、幸村先生や主人公の父親の絵見るに、
大人を描くのが苦手なのかなとか思ったり。今後の課題?

 曲は今更。ただ歌に関しては『AIR』の『鳥の詩』や『青空』程には破壊力は無かったかな。
それでも『Ana』とかは使われどころもあわせてかなり良かったですが。

 どうでもいいことだが、読みにくい名前のやつが多い。
春原(すのはら)なんて知らなきゃぜってーわからないって。

 内容についてはいろいろと。
 はじめのうちの印象は結構微妙。順番とかにもよるんだろうけど。
 なんだか普通のギャルゲーっぽくなっちゃたなあと。
 幻想世界もあんまり意味無いし。ONEッぽかったと思ったのにフォロー無し?
 普通のギャルゲーとしてはかなり良いデキだとは思います。
あと、春原とのかけあいとか、笑えるという点においては今回すんごいよなと。
ただこの二人のキャラ(特に春原)は結構酷いというか、ちょっとひく。
『ONE』、『KANON』、『AIR』の次がこれかというとあまりにも普通すぎて拍子抜け。
 キャラ自体はちょっと変わっているとはいえ、突き抜けているわけでもなく、
普通の範囲から中途半端にFANTASYに引っかかりかけている感じ。

 ……あくまではじめのうちの印象です。

 こう、なんというかですね、シナリオによって多少の好き嫌いとかあって、
後半にクリアしたのに個人的なあたりが多かったというか。でもってアレです。
 全部終わって、なんかすっげえ幸せな気分。
 普通のギャルゲーっぽくなっちゃったとか言ってたけど、ゴメンナサイ。
 やっぱりKEYだった。
 振り返ってみればまたいろいろと。ちょっと難易度高めかなーとか。
 やってて思ったんだけどちょっとしたことでちょっとずつテキストが変化していく。
これってフラグ管理大変だったろうなと。発売が延びまくったのもむべなるかな。
やっぱりチャレンジャーだなあ……
 ほんとにご苦労様でした。…でも次はもうちょっと早く造ってくれると嬉しいな。

 後は例によってCLANNADネタバレ雑感へ

 ※ 追記
  タイトル『CLANNAD』について



グランツーリスモ SCE PS

 挙動のリアルさに尽きるのではないだろうか。
 グラフィックのかっこよさもさることながら、見ていて違和感がないというのは凄いことだ。
他のレースゲームの車の動きが軽く見えてしまうほど。



高機動幻想 ガンパレード・マーチ Alpha System PS

説明すればするほどわからなくなるゲーム。
いや、最初に聞いたのは、「二股かけると刺される」だったしな。
その為だけでもやる価値あるかも…とか思った私はいったい…

それは一人の少年の目から見た戦争の物語。
突如出現した人類の天敵、幻獣との戦いの中で、
本土の防衛体制が整うまでの時間稼ぎに捨て石にされた少年、少女達の物語。
戦車(といっても人型兵器)兵訓練学校で日々平凡な学園生活を送る学兵達の物語。
クラスメイトが明日にはいないかもしれない状況の中で、
ラブラブになってデートしてみたり、人に殴りかかってみたり、
二股かけて険悪な雰囲気になってみたり、刺されてみたり、
ケンカして気まずい雰囲気になってみたり、ソックスを集めてみたり、
幻獣を倒しまくって化け物扱いされてみたり、
そんな平凡な日々を送りつつ、人類存亡をかけた戦いに身を置く少年少女達の物語。
君は生き延びることができるか。
これはそんなゲームです。(ほーら、わけわからない…)

ゲーム史に時々現われる、それまでのジャンルとか区分けからはみ出した、
何か違う、なんだかわからないものの一つ。
普通にやって普通にはまるのだが、やり込むことによって
さらに底の見えない奥深さに気づき、慄然とさせられる恐ろしいゲーム。
例えば、
「最強なわけだ。負けなくなるまで学習するのだからな」
このセリフの意味に気付いてゾッとする一方で、
これは一流のギャグなのかと思ってみたりする。
ギャグとしては、漫画などでも良く使われる手法だが、
題材が題材だけに本気に見えてしまうのが怖いところだ。
コンピューターゲームという媒体だからこそ、本気で成立しかねない文法。
それが恐怖を助長する一端でもある。

まあ、それはそれとして、Sランクはわかんねえだろとか
2週目以降をやったりSランククリアしたりすると見えてくるものもあるとか
プレイヤーがプレイヤーであることを自覚させられることについてとか
やはり物語はハッピーエンドであるべきだよなとか
なるほど「それが世界の選択である」わけかとか
そういえば『AIR』はつきはなし系だよなとか
対して『GPM』は自分で選択した結果だよなとか
リアルでの騒ぎも含めて『GPM』だというのはどうよとか
いろいろあるのだろうがそんなことはどうでもよくて
ただ、舞やののみのセリフに魂揺さぶられるのも一興だよなとか思ったりする。

だから初陣が熊本城だったりしたプレイヤーは舞の言葉を噛み締めるのだ。
「おのれの力の無さを悔いるよりかげで努力せよ」

 そして速水はSランクを目指す。



この世の果てで恋を唄う少女 YU−NO Elf SS

 お話が凄いッス。
 ゲーム的にはうざいとか、まあ、あるけど、とにかく凄い。
 並列世界の行き来で話が破綻しないだけでも凄いけど、とにかくお話の内容。
 つーか、個人的に神奈チャン!(オイ)
 くわしくは「YU−NO」のページへ跳んでください。






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