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2003年12月公開(日本で)の映画「THE LAST SAMURAI」。いま世界で失われようとしているもの、また(第二次世界大戦後の)この国で(は)どんどん忘れ去られようとしているものを教えてくれる映画。サムライの時代は終わったが、サムライの精神(この映画に描かれているところの)は、『今』こそ必要、とオールグレン大尉は言う。世界ではアメリカの「“単独行動主義”の横暴」の軌道変更、日本では失われた指針を取り戻す示唆になるかもしれない。 痺れた映画
また、
観客として、ハリウッドが日本を(正当に)再発見したことに感涙。“不思議な東洋人”としてではなく、オールグレン大尉と勝元、バグリー大佐や氏尾が、対等の目線で描かれていることに(同じ人間として描かれていることに)感動。
パンフレットによれば、声をかけられて参加した出演陣ほか日本人スタッフも日本を表現しようと能動的に動いたし、構想を暖めこの映画を走り出させたアメリカのスタッフがまた、これを正当に受け入れた(受け入れようという気持ちがあった)運びで完成された映画。
THE LAST SAMURAI公式サイト
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