よしなしごと・ログ(2002年夏)



下に行くほど古くなっています。

2002-08-18
 コミケはみなさまお越しありがとうございました。
 いろいろ言われてますので、冬には、どうにか「ローズフォース」をこさえていけるよう祈ってます(祈るんかい!)

 相変わらずいろいろ書きたいことはあるのですが、今日はここまでで。

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2002-08-04
 いろいろ書きたいことはあるのです。
 明大前のゲーセンに「フライングパワーディスク対戦台」があるとか
 行きつけのそば屋がなぜか「機動隊カレンダー」を掛けていたりとか
 メガネ変えたとか
 傑作ネタ「六歌仙隊ミヤビレンジャー」とか
 住基ネットが実はサーバにWindowsを使っていると聞いておそれをなしているとか
 発作的に買ってしまった川澄綾子のCDがおおかたの予想通り箸にも棒にもかかってなかったりとか
 友人がいつの間にか引っ越し決めてたり、入籍してたり
 まぁ、いろいろ。

 しかし今、奇跡に向けてパソコンを叩いています。
 「ローズフォース」、第三章まで書き上げればいちおう人に見せられる状態にはなる。
 印刷製本時間の短縮のために、両面印刷できるプリンタも買ったぞ。

 奇跡が起きなければ、夏コミの新作は4ページのぺらぺらの短編一本です(泣)キャラ的には好きだけれど話としては好きでないのであまり大々的には配布したくない一本。どないしましょうか。

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2002-07-22
 会社の同僚にお子さんが生まれました。
 その人は、僕が小説を書いていることを知っています。

 で、新作の主人公の名前と赤ちゃんの名前が一緒なのです。
 そのことを、
 言えないよ。
 言えませんて。
 完全親バカ状態の人に向かって、バイクで暴走死するキャラ(享年19歳)だなんて。

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2002-07-20
 最近「住基ネット」がかまびすしいですな。
 個人的には、全面賛成。ただ、個人情報保護法案が通らなかった以上、稼働は拙速に過ぎる、という意見。
 僕は自分がデータ化されることに何の抵抗もないし、国や自治体の手続きや処理がネット化されるなら万難を排してもそれを進めてほしい(今のところそのレベルではないようだが、土台ができることは望ましいことだ)。そのためのコストつまり税金の投入は受け入れる。
 「住民票がどこでも手に入るくらいのことにどれほどの価値があるのか」とか批判する輩は、きっと望めばオクサンが役所に行って取ってきてくれるヤツらだ。行政手続きというのはたいていいざというときに必要で、いざというとき役所にすばやく行けるのはそういう召使いのような人材を持っている人間だけであり、今のご時世、それはとても恵まれた(あるいは、いつでも役所に行けてしまうとても恵まれない)限られた人間である。

 「牛は10桁人は11桁」などというフレーズを振りかざし、番号をつけられたくないという理由だけで『国民総背番号制』に反対している人に問いたい。あなたの年金手帳に書いてある番号は何なのかと。あなたはもうとっくに国の管理するデータベースの中に存在している。
 社会保障番号はむろんのこと、本籍からでも住所からでも電話番号からでも、国民に背番号をつけることは簡単だ。本気で政府が番号でこっそり住民を管理するつもりなら、それらを利用して彼らはとっくにやっている。もともと、『データベース』という考え方からいえば、通し番号自体必須じゃない。
 実際、この国民総背番号というのは、そうして国が勝手にとっくに作って利用していたものを、まぁそろそろ自治体レベルで利用できるように公開してもよい頃合いだろう、と判断しただけのような気がしてならない。
 今日のニュースで、総背番号制に反対するデモの中に、まるで「ウルトラマン」に出てきたようなテープストレージのコンピュータのハリボテがいっしょに練り歩いていた。そういうレベルで批判されるものなのかと、まったくもって失笑した。
 「人間(というより、序列になりうる対象があればすべて)に情報処理用の番号を付けるのは当然のことだ」というコンセンサスは、若い世代を中心に当然のように確実に形成されており、それを拒否する感性は単なるアナクロだ、僕はそう信じて疑わない。

 だからこの問題で議論すべきは情報セキュリティだけだ。
 本当はここのところをもう少し突き詰めたいが、このままでは個人情報漏洩も何もあったもんじゃねぇ、という結論しか今は出ない。
 政府はたかだか住所が漏れるくらいどうってことないじゃんとでも思っているのかもしれないがそれはまずい。逆に批判者たちに、情報が漏れるというのがネットによって生じる新しい問題と思われるのも困る。やっぱしこの件、情報保護法案がマスコミの総すかんを食ったためかして、正確なアナウンスが足りなさすぎ。
 情報の法的立場をはっきりさせること、そして誰が、またどの公務員がどのレベルの情報にアクセス可能なのか、『アクセス権』を明示してアナウンスすることが最低限の要件になるはずと考えている。

 この、「個人のデータ化」というはなしはいつか書く。すごく書きたいテーマのひとつだ。

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2002-07-15
 最近、ものを迷わずに買うことが増えました。経済的に安定ってすばらしい。
 三枚刃のひげそりとか、ノーマット蚊取りブタとか、実際さっと取ってさっと買ったのです。正直、500円を超えるものを数秒の逡巡でカゴに放り込むなんて芸当は借金があった頃には考えられなかったことです。まして、今まで使っていた二枚刃のひげそりとごく普通のノーマットがただのゴミになることを承知で買ったのです。YAH! 僕も豊かな国ニッポンに毒されていくんだね。まぁ、毒されていない人間はハナから個人誌を出すなんて趣味を持たないけどね。

 とはいえ、今すぐにでも買いたいものがもうひとつあるのだけれど、さすがに6桁の品だけに二の足を踏み踏み中。
 いいんだ、僕の今のモットーは姉さん譲り(?)の「頭使うな金使え」なんだ。
 でも6桁。うっ。

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2002-07-14
 金曜ロードショーで「スターウォーズエピソード1」などやっておりましたので、いったいいかほどのものかと見てみました。

 つっ……つまんねぇぇぇぇぇっ!
 行きました還りましたレースしましたドンパチしましたおしまい。
 なんだったんでしょう。とりあえず、映画館に足を運ばなくてよかった。まぁ2も見に行く気にはならんですな。
 「マトリックス」みたいな映像偏重? というよりは、老若男女誰でも楽しめる万人向けの展開を目指したような感じですが、そもそもスターウォーズっていうのはそういう話でしたか。SF方面に突き詰めているからこその暗さが人気の理由であったような気がしますが。
 だいいち万人向けっていうなら、アメリカっていうのは子供を駐車場に独りにしておくだけで児童虐待で法律違反にする国のはずですが、とするとあの終盤の展開は保護責任放棄で即監獄級の犯罪行為じゃないんでしょうか。


 まぁ、そういう流れ(何が?)で久々にアニメインプレッション。
 フィギュア17が終わっちゃいました。オルディナ様の活躍はもう見られないのが悲しかったり、黒田さんって何のために出てきたのかわからんかったり、まぁいろいろ感想はあるのですが、何よりかにより。
 最終回、最後のがんばるモードで宇宙船の中を駆け回るつばさを見ていて、「エイトロン・シュート!」って叫んで欲しいと思ったのは、地球上でたぶん僕だけです。あぁ、そーいやアナキンの声も矢島晶子。
 あ、ついでに「龍騎」の浅倉さんにもぜひぜひいつか「燦然!」て叫んでほしいわ。

 「ラーゼフォン」はすごいことになっています)。他のロボットものの第一話分をわざわざ三話もかけてやるなよなと思っていたのですがそれは間違いでした。『主人公にとっての戦う理由づけ』といういちばん基礎の部分、他のロボットものならせいぜい三話分を二十話もかけてやってのけました。結論は、『自分は誰かを守るためなら戦える』という非常に安直なものです。むしろそれが最終解答ならまだ許せようものを、あと六話でさらに深く突っ込んで話を進める様相です。しかも、エヴァとは何か一線を引いてくるだろうと思っていたら、逆にエヴァにあらゆる意味で近づこうとする気配です。もはや出渕裕らしく『収拾がつかない』という出口しか僕には見えません。さぁ、どうなる!
 「ドットハックサイン」は意図して作られたと思われる(そうでなかったら異常だ)不安定な感覚をわりと楽しんで見てますが、その不安定を突き詰めた結果が、『家族の絆』とかいう物語としてはわかりやすい構図になりそうです。それにしても制作スタッフは、ここまでネットゲームが普及しないなんて夢にも思っていなかったんでしょうねぇ。

 始まったのはどうもダメダメ感が漂うのが多いような……。
 「KYO」って、あたしゃ原作読んでないんですけど、西村純二をしてこの信じがたい間の悪さになるような話なのでしょうか。もしかして、今まで西村純二氏がすごいと思っていられたのは、単にマッドハウスのものしか見たことがないからですか。
 「ドラゴンドライブ」たぶんダメダメでしょう。っつうかこの対戦ゲーム系ってシチュエーション、ダイガンダーで行き着くところまで行った感があるんですがまだなんか付け加えるものがありますか。
 「ロビン」って放り込んだ時間帯を考えると、制作サイドはよっぽど自信がないとしか思えません。サイファイハリーみたいにキャラが有機的に噛み合う話になっていくのなら評価できそうですが……。どうもキャラがシステム・ストーリーを無視して配置されているっぽいので、しょせん美少女キャラものになりそうな予感。(理由はあるんだろうけど)男でもウィッチと呼称する違和感や、要らぬところで説明調のセリフ回しや、ヨーロッパ系建造物しか出てこないのに実は日本だったりデータを検索中の人間の前のディスプレイでC系言語が踊ってたりするえぇかっこしいな細かい演出、いちいちムカツク部分が多いし、どうかなぁ。
 「朝霧の巫女」あい、見てます。まおちゃんはさすがに失笑しかできません。あ、ここらへんはオレがダメダメなのか。


 ほいから。「ワンピース」のオープニングが変わってますが。
 絶叫させてちょうだい。
 オレは原作読んどらんのじゃボケナスがぁ!
 まー、風の便りには先の展開を聞いてましたが? でもアニメの側で話が進んでないのにそれをオープニングフィルムにぶち込むのは反則ってもんでしょう。

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2002-07-09
 「生まれて初めて冷蔵庫の掃除をした」と、「購入して約10年の冷蔵庫を初めて掃除した」と、言語的インパクトはどちらが上ですか。

 ご無沙汰しておりました。なんだかかなり間を空けた気がします。
 もはやワールドカップも忘却のかなたの日本になってます。とりあえず「オリバー・カーンの歌日本語版」は最高に笑えた。

 いろいろ書かなきゃならんことが多いような気がしますが、なんか文章を書くという方向に脳みそが向いてきません。シュラバなみなさまには失礼な話かもしれませんが。……なんかあちこち更新が止まっていますよねぇ、この時期。
 
 もっとも、自分も、何で間が空いたかというと6/30締めの
text jockey への投稿作を書いていたからです。
 久しぶりにイイ感じの精霊さんが書けたのでコミケで並んでましたら是非どうぞ。
 ……自分のコミケはどーすんだよぅ。

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2002-06-25
 ドイツの一点。美しすぎ。
 クロスはマイナスの角度というのは、僕がサッカーやっていた時分は耳にタコができるくらい言われていたことなのに、今ではウイングというポジション自体が死語ですもんね。ちゅうか当時はクロスなんてしゃれた言葉もなかった。『センタリング』だ。
 誤審問題がごちゃごちゃと騒がれていますが、サッカーは誤審の一つや二つで大勢覆りません。少なくとも、「どちらかに肩入れして判定する」ようなことを考えていてジャッジの速度が保てるとはとうてい思えません。
 ではなんで誤審がこう騒がれているのかというと、「オフサイドやファールを判断しなければならないプレー自体が増えた」からでしょう。苦労が忍ばれます。

 実は、日本代表の「ファール数」というのは、決勝トーナメントに進んだ16チームの中で最多なんだそうです。
 そんなにラフプレーが多かった印象はないのに、なんで? と思ったのですが、簡単な理由に気づきました。
 ドリブルで持ち込む選手がいないんだ。ボールをキープする側がファールを取られることは滅多にないのだから。

 あのノイビル選手のプレーこそがサッカーの神髄と讃えることから始めないと、誤審も減らないし粗い試合運びも是正されないように思います。
 マラドーナは、伝説の5人抜きについて「イングランドの選手がフェアプレーに徹したからできたのだ」とコメントしたことがあるそうです。当然の理屈か、含蓄の言葉か。


 てんで話は変わりますが、千代田区で「歩きたばこ禁止条例」が可決されました。
 早く日本中に広がってくんないかな。
 ちゅうか新宿区と渋谷区は直ちに追随してくれ。

 気になるのは、「ポイ捨てで2万円」という見出しにしている報道の多いこと。
 で、この条例っていうのは、指定地域全体の路上すべてが禁煙になるわけですな。
 なんだ、この齟齬は?
 「歩きタバコは危険」という問題ではないのか? 火のついたものを振り回すという無神経さに対する警鐘じゃないのか?

 個人的には、携帯灰皿や信号のそばの吸殻入れ前で立ち止まって吸う人にはぜんぜん文句ないです。えぇ。

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2002-06-18
 とあるファミレスで昼飯。支払いを、万札ですませたらば。
 「お返し二千円札でよろしいですか?」はい?
 ……登場したその日に偶然見せてもらって以来、二年ぶりに拝んだ守礼門。何を今さらって感じがしますが、自分の財布に入るのは初めてです。えーと……使っていいの、コレ?


 昨日は平日休みだったので、「少林サッカー」見てきました。予告編が始まる前、館内に音楽が流れてた段階で笑ってました。作曲者は絶対アトミック花田に違いない。いぃやそうに決まってる。
 つまり、十年くらいは前の中華系ゲームミュージックそのまんまだったのですよ。めっちゃツボに入ったので、映画館のおねーちゃんにサントラがないか訊いてみましたが、香港でも出てないそうで、ちょっと悔しい。
 内容は、というと。
 どーでもいい映画でした(誉め言葉)。なんちゅーか「少林寺拳法でサッカー」というネタに「くっだらねー、でもイケテルー」と思って見に行った時点で負けなんですね。ときとして救いようのないイタイサブイくだらなさにも激突しますが(ここらへんを生理的に受け付けない人もいると思うけど)、全治全霊を賭け持てる技術のすべてをつぎ込んでくだらなさを追求した確信犯的な出来を、甘んじて受け入れ酔うことしか許されなかったのであります。
 ところで、僕は最後のどんでん返しに全然気づいてなくてあっと言わされました。考えてみれば伏線は山ほど張られているので、当然あるべき結末だったのですが。いらんもんをごった煮のようにぶち込んであるシナリオはテキトーのようでいて、うまくダマシをかけている計算されたできばえであったかもしれません。


 本家サッカーは負けてしまいました。
 例によって職場ではオンラインブロードキャストでやってたんですが、いろいろあってそっちは見られませんでした。トルコには勝てるかと思いましたが、雨がかえって災いだったか。
 その代わり韓国の感動的なゴールデンゴールは見てました。ハシャギ過ぎ……。

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2002-06-14
 
勝利(?)です。


 本日午後三時半。私の職場ではオンラインブロードキャスト(ネット配信)という荒業に出ました。
 こいつらは〜オレは電話番だというのに〜、でも、流れてくるってんなら見る。当然。ときどきサーバに負荷がかかって静止画面になるのはご愛敬。
 まぁ今日はもう電話なぞ来んだろう。かけてくるヤツは非国民じゃ……とか言ってぬくぬく見ていたら、そういうヤバい言葉を使ったバチが当たりました。
 いたんだ。非国民仕事してる人が。それも、自分の受ける問い合わせの中でいちばん厄介な Print Issue(プリンタの絡む問題)。それも、いちばん安い契約でいつもややこしい質問をしてくるスタッフの間で最も悪評高いプリンタメーカーから。で、問い合わせはもちろんすこぶるややこしいヤツで、アプリと OS とプリンタのどこにトラブルの原因があるのか、9時まで残業しても何の手がかりもつかめておりません。定時に帰る予定だったのに。鬼。悪魔。
 ……電話を受けてる間に中田のシュートが決まってたらしいよ。えぐえぐ。

 あー、……国旗が丸で表示されると目玉の親父みたいだ。ネパールが代表になったらどうする気だったんだろう。

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2002-06-10
 ワールドカップといえば。
 グラウンド上に特殊なディスプレイを設置して「原寸大の立体映像で試合実況するバーチャルスタジアム」って夢のような計画はどこ行きましたか?


 今日の帰り道。ぼつぼつ歩いておりましたらば、会話しながら併走して近づいてくるチャリのふたり連れ。
 すれ違いざま、片割れがもうひとりに向かっていわく。
 「大丈夫! クロロホルムなら用意できるから!」

 ……姉さん、東京は怖いところです。

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2002-06-09
 稲本って前に後ろによう走るなぁ……すばらしいです。大いに溜飲を下げました。
 「シュートが枠に入らない」という従前からの決定的な日本の欠点が完璧に補われましたね。
 ディフェンスもしっかりしていて安心してみてられました。

 いっこ気になったのは、柳沢のパスが評価されてるみたいですが、あれは彼の「余裕のある形でパスを受け取らない限り自分では絶対に突破せずゴール真ん前であろうとパスを出す」という彼の代表FWとは思えぬいつものスタンスを貫いた結果が、偶然いい形になっただけですよね。あそこで、柳沢が振り向いてひとりかわして一対一にして決めた、だったら感動倍増だったと思うんですが。柳沢はそれができるヒトですよ。
 後半に中山が入ってDFへの高速プレスにあたったのはおもしろかったですが、『それ、違うだろ』と思ったのも本音。
 稲本のタフネスに頼っていてはいけない。ストライカー不在は日本の永遠の課題なんでしょうか。

 「サッカーについて好き勝手言う月間」はまだまだ続きそうです。
 でもこれ、カッコの前に『一億総』ってつけてもいいよね?
 六十億総、でもいいかもしれない。


 今日は知人の誕生日会にお招かれ。
 しかし招待者60人のうち 1/4 が外人。1/2 が英会話のできる日本人。残り1/4 に入った僕は肩身が狭ぅございました。それが、普通にテーブルを並べたら 20 人が限界であろうスペースで立食パーティ。狭いよ。狭すぎるよ。
 でも、職場でいちばんカワイイ系キャラの同僚が、仮装でリアル猫耳をやってくれたのです。小柄で横長顔なのでドハマりでしたのです。チョー眼福〜。

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2002-06-04
 あややお見それしました。
 日本の方がはるかに速くてタフでした。最終的にばてて無理なタックルでファール連発してたのベルギーの方でしたもんね。
 バクチじみたアーリークロスの連発は僕は嫌いなのですが、この試合に限っていえばボール回しがきびきびしてたしよかったんじゃないでしょうか。
 会社が引けた後の、後半の残り30分くらいだけ定食屋のテレビで見てました。店のおばちゃんが稲本の2点目を見ながら漏らした「若いねぇ」の言葉に「そうねぇ」と深くうなずいてしまった29歳と1日。

 本日の職場。なぜか 17:00〜18:00 にかけて「due to private matter」で早退者続出。あのぅ、うちの営業時間は19:00 までなんですけどね? まぁ、17:00以降、問い合わせの電話の方も鳴りゃあしなかったんですが。まぁ、それがワールドカップという祭りなのでしょう。

 ところで、先発のほぼ全員が髪を染めている中で、唯一つんつるてんの小野の心意気を何といって讃えよう。
 トルシエがいちばん髪の色が濃かった、というのが友人の弁。

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2002-06-03
 親が遠回しに「見合いの準備がある」とか言うてきました。そういう発想はないタイプの人間だと思っていたのでちょいと驚きましたが、巨大なお世話であることにゃあ変わりないです。そのくせ息子が何歳なのかは覚えていませんでした。
 本日をもちまして29歳です。


 世間様はワールドカップですなぁ。
 正直阪神の動向の方がよほど気になるのですが、これでも中学の頃はサッカー部でしたのですとも。サッカーといえばマラドーナだった時代。
 昨日のスペイン対スロベニア戦。そう、僕の理想のサッカーはああいうのなんですよう。
 個人技よりもパスワーク。攻撃の起点をじっくりと探し、目の覚めるようなパス回しでディフェンスの裏をかいて前線のFWに渡す。FWは、パスが通った時点でシュートレンジだったら即シュート。そうでなければドリブルで突破してシュート。そう! コレ! コレだね!
 スロベニアのFWがわざとコケる反則でちょっと恥ずかしい目を見せた(おかげでその後のPK級のファールを取ってもらえなかった)ほかは、サッカーの真髄を見せていただきましたとも。

 こういうのを相手に、フィジカルで負けていて、ワンツーもろくに通せなくて、ドリブル突破なんて夢のまた夢で、セットプレーからしか攻撃の起点が作れなくて、そのうえレンジに入ってもシュートしない(しても枠に入らない)日本の連中が挑むなんてチャンチャラおかしいっての。
 4年前よりは、さまざまな部分でレベルが数段上がっているのは認めます。でも、理想のサッカーがそういうのだと、『パスの精度が低い』チームをどうしても高く評価できないんですよ。結局中田頼みなんですが、『パスの精度が低い』というのは、出す側のコントロールよりも受ける側がどう動くかの方がはるかに重要なのであって、その能力が最も高いと評価していた高原のリタイアが非常に悲しいです。

 ノルウェー戦でディフェンスラインが崩壊したことでDFばっかり散々たたかれてましたが、あれは『中盤を100%支配されていたMFの責任』です。あれだけボールを相手にプレゼントしていればスキもできるってもんです、むしろよく守った。
 ベルギー戦も同じことになる可能性大。しかし、秋田を入れて4バックにして対処するならかえって悪い結果が出ると思いますが、ハテサテ。

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