外付けバッテリー「LAMINA」

外付けバッテリーは、ノートPCを長時間使用することができるようになる便利なアイテムで、PCの機種を問わず汎用的に使用できるところが最大のメリットである。市場にはさまざまな製品があるが、昨今はやりのネットブックとノートPCの両方で使用できる外部バッテリーは意外と少ない。というのも、一般的なノートパソコンで使用される入力電圧は16Vもしくは19Vなのだが、ネットブックのそれは12V前後となっていることが多く、両マシンで共用するためには、外部バッテリーの出力電圧が12V、16V、19Vの全てに対応している必要があるからだ。

そこでお勧めしたいのが、モバイル用外付け大容量バッテリー【LAMINA(ラミナ)】

薄さ11mmの軽量ボディに、19V、16V、12Vの出力電圧に対応、しかも、60Whの大容量である。60Whというと、ネットブックに内蔵されている標準的なバッテリー(7.4V×1800mA)の実に4.5倍の容量であり、電圧変更による電流ロスを加味しても、内蔵バッテリーの3〜4倍、使用できる計算となる。

どのメーカーにも使用できるよう、付け替え可能なプラグが6種類も付属している。これらは、単にACアダプターをつけるジャックに差し込むだけであり、迷うこともないだろう。

    

なんとも簡単で便利なアイテムであるが、唯一の欠点は、約3万円という価格の高さか。これも60Whという大容量を考えると、そう高いものではない。というのも、容量の少ないバッテリーの場合、必然的に充電する頻度も高くなるため、早くへたってしまい、毎日フル充電を行えば1年半程度で使用できなくなる。【LAMINA】のように60Whの容量があれば、毎日使い切るシーンは少ないため、毎日の充電がフル充電ではなく継ぎ足し充電となり、リチウムイオンバッテリーの寿命は大幅に延びることとなる。3万円で4,5年の間、ノートPCのバッテリーの心配をしなくてよいというのは、考えてみるとかなり安心でお得なのではないだろうか。