Ungaro −ウンガロ−

血統

主な勝ち鞍

1997年、ドイツに旅行に行った際にフランクフルト競馬場へ行った。その時のメインレース （春季3歳賞・G3）に優勝したのがウンガロ号。6頭立てだったがその後JCで4着する カイタノも出走していたこのレース、1.9倍の一番人気に推されていたウンガロは道中最後方 から直線一気の脚で優勝したのだ。生で見たこのレースに感動し、将来ジャパンカップに 来たら嬉しいなぁと応援することにした。

応援するといっても情報はほぼ競馬ブックの海外ページのみ。それでも期待以上の活躍を見せ たウンガロは、その後重賞をいくつか勝ったため、結構頻繁に記事があった。そしてミラノ 大賞典、ドイツ賞のG1を連勝しヨーロッパの古馬トップグループの仲間入りした時には、かな りJCへの期待が高まる。そして遂に98年のJC登録馬が発表されると、ヨーロッパ枠の補欠第2位 らしい。毎日毎日ドキドキしながら情報を待っていると、遂に招待が決定！当然ながら府中ま で応援に行くことにした。

待ちに待ったジャパンカップ、我が（？）ウンガロ号を応援しに府中に向かう。 なんといっても1年半前にフランクフルトで会って以来の再会。競馬人生の中でも最もワク ワクした日だった。直前に熱発して体調は万全でないという情報はあったが、そんなこと は関係なし。ただただ応援するのみ。国際G1だけに府中も大混雑だったので、パドック には行かずゴール前でずっと待つことにした。パドックでの写真は知人のぼのちゃんの友人 に撮ってもらった
。 熱発で思った追い切りができなかったせいか、やはり多少太めな感じ。やはり遠くまで遠征し てきて万全な体調で出走することがどれだけ大変なことかを実感させられた。 そしてついに本場馬入場。大声で応援した。ここ数戦は逃げて好走してきたウンガロだ が、3歳時には直線追い込んで重賞制覇したこともあり（こんなこと知ってるのは15万人 の中で俺だけだったであろう）、どんなペースでも期待できると信じて見ていた。当然馬券 は単複総流しだ。
レースはサイレントハンターが予想通りの逃げで、ウンガロは2番手。3コーナーまではなん とか好位をキープしていたが、4コーナー入り口ですでに後退気味。3番手を追走してい たエルコンドルパサーが抜け出し日本馬が叩き合っている中、精いっぱい直線を駆けて結局12 着だった。でも結果は残念だったが、遠くヨーロッパで会った馬にまた日本で会えるなんてと ても幸せなことだと思う。

その後も香港遠征、ドイツ賞連覇等活躍したウンガロ号、現在は一応種牡馬になっているよう だが、詳細は不明だ。いつかウンガロの仔がまたJCに参戦してくれると嬉しい。

1998/11/29　5回　東京　8日目　晴(良)

着 順 枠 馬 馬名 性 齢 斤量 騎手 Time 着差 上り 人 気 体重 厩舎 1 6 11 エルコンドルパサー 牡4 55.0 蛯名 2:25.9 --- 35.0 3 472 二ノ宮 2 1 1 エアグルーヴ 牝6 55.0 横山典 2:26.3 2.1/2 35.1 2 472 伊藤雄 3 5 9 スペシャルウィーク 牡4 55.0 岡部 2:26.4 1/2 35.3 1 470 白井寿 4 4 6 チーフベアハート 牡6 57.0 サントス 2:26.7 2 35.0 4 460 フロスタ 5 3 5 マックスジーン 牝6 55.0 アスムッセン 2:26.7 ハナ 35.0 9 504 スキフィ 6 2 3 ユーセイトップラン 牡6 57.0 河内 2:26.7 クビ 34.6 12 484 音無秀 7 3 4 フェイスフルサン セ5 57.0 デットーリ 2:26.8 クビ 35.4 8 452 ビン・スルール 8 2 2 シルクジャスティス 牡5 57.0 藤田 2:27.2 2.1/2 35.8 5 470 大久保 9 7 12 ゴーイングスズカ 牡6 57.0 南井 2:27.3 クビ 35.7 15 458 橋田 10 4 7 ステイゴールド 牡5 57.0 熊沢 2:27.3 ハナ 36.2 6 426 池江 11 5 8 カイタノ 牡5 57.0 ペリエ 2:27.4 1/2 36.1 7 468 シュッツ 12 8 14 ウンガロ 牡5 57.0 ヘリヤー 2:27.7 2 36.8 11 514 ブルーメ 13 6 10 トキオエクセレント セ5 57.0 柴田善 2:27.7 ハナ 36.1 14 446 高橋裕 14 7 13 サイレントハンター 牡6 57.0 吉田豊 2:28.0 1.3/4 37.7 13 492 大久洋 15 8 15 ルソー 牡7 57.0 キネーン 2:30.3 大差 38.9 10 530 ブリテン