先週の結果からも混戦ムードが更に深まってきた今年の天皇賞(秋)。セイウンスカイはともかく本来なら堅い本命のスペシャルウィークの前哨戦惨敗、上がり馬の台頭、4歳馬の挑戦、G1常連脇役達と多彩な顔触れです。
人気の方はセイウンスカイが1番人気で3.8倍・ツルマルツヨシ6.0倍・スペシャルウィーク6.8倍程度で、以下メジロブライト・エアジハード・メイショウオウドウまでが単勝一桁と、やっぱり混戦ムード。しかも一番人気のセイウンスカイが枠入りを相当嫌い、各馬のゲート入りを待たせる形になったもんだから益々混戦模様も濃いものに。
舞台は府中2000m。2コーナー手前のポケットからのスタート。予想通り内からアンブラスモアが先頭、その直ぐ後ろにサクラナミキオー、やぎ期待のクリスザブレイブ、サイレントハンターと予想されたメンツが離れた形で先行。エアジハードは思ったより前に居て、キングヘイロー、ステイゴールド。
中段はスティンガー、セイウンスカイ、ダイワテキサス、ツルマルツヨシ。セイウンはちょっと後ろ過ぎるかな?ツルマルはいい感じかも。中段後方からシルクガーディアン、ユーセイトップラン。さらに離れてスペシャルウィーク、メジロブライト、メイショウオウドウ、最後方からホッカイルソーと全部で17頭が縦長の展開。
道中大きな変化も無く先頭は大欅の向うを越え4コーナーに。この時点でクリスザブレイブは一杯で本命馬券は消えます。直線に入ってもアンブラスモアが先頭、二番手にサイレントハンターも先行勢が内からキングヘイロー、スティンガー、エアジハードと攻め寄りその外からステイゴールドの脚色もいい。
ツルマルツヨシは中から伸びてくる脚がなさそう・・・。
後方からセイウンスカイがやっと上がってくるが、それに馬体を併せるスペシャルウィークの方がいい感じ。
げ、げ、げ、スペシャル来るの?ってところで残り200m。前ではスティンガー、エアジハード、ステイゴールドが競っているのを横目にスペシャルウィークが交わしたことろでゴール。2着にスティーゴールド。
強い馬が強いレースをしたのか、強いレースをさせたのか。レコード決着は万馬券。春天だったら、せいぜい10倍程度のもんだろうに。情報によってこうも人気が左右されるもんなのね。まぁ躍らされた一人なんだけど・・・・。
昏迷の秋ですな。来週は堅いと思うけどというより、祈りたい。
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