おや、立樹が本を持って何やら呟いてますね。 立樹「どうしようかな…なんて言えば良いかな…朝ちゃん喜ぶかなあ…」 どうやら、立樹は朝乃の誕生日に何かしてあげたいみたいですね。 ● ● ● たーつーきぃー。 なにやってんの? 立樹「どうしよう、なんだか恥ずかしいトコ見られちゃったかなあ。 朝ちゃんにどうやってご本をプレゼントしたら良いか 悩んでたなんて……… 」 立樹(あ、御主人。なんでもないです。ちょっと考え事を…) ………立樹、ひとつツッコんでいいか。 考えてる事しゃべって、しゃべりたい事考えてるぞ。 立樹「うわあああああああああっ(汗)」 面白い奴だなお前も………。 ● ● ● 立樹「このご本…朝ちゃんにプレゼントして読んであげたくて… 朝ちゃん、猫好きだから…(照) 」 おお、良いではないか! ………素直に、朝乃に「ご本一緒に読もう」って誘えばどうだ? 立樹「やっぱりさりげなくが一番ですよね。 ………よしっっ僕行ってきます!!! 」 ● ● ● 朝乃「にゃんにゃん♪ にゃんにゃん可愛いvvv」 立樹「朝ちゃん、この猫さんはね…」 朝乃「うん、立にぃ、このにゃんにゃんはなあに?」 どうやら立樹は朝乃にご本を読んであげれたみたいですね♪ ● ● ● ………おや? 立樹「…朝ちゃん?」 朝乃「…すー…すー………」 どうやら、朝乃は立樹にご本を読んで貰っているうちに、 気持ちよくなって眠ってしまったみたいです。 立樹「このままだと朝ちゃん風邪ひいちゃうな…」 ● ● ● そーっと朝乃をクッションに寝かせてあげる立樹。 朝乃にタオルをかけてあげています。 朝乃のお手手は猫さんのご本をしっかりと抱き締めたまま…。 立樹「………朝乃、お誕生日おめでとう。 僕は…おにいちゃんは… ずぅっと朝乃と居るよ…来年も… 」 立樹も、すっかり「おにいちゃん」になったね(^-^)。 ずーっと、二人、仲良してでいてね…v |