>>>第14帝國と出逢った理由。


あれは早い春の足音がひたひたと聞こえだしていた2002年3月22日の事。
「プライド・ビジョン03」と云う音楽系のムック雑誌を買ったのは───「ロリータ的特集」が読みたかったからだった。
念の為注釈を入れておくが、この場合のロリータとは、「少女趣味的イメェジの表現」であるロリータである。
元々は、好きなDoll作家さんの、ロリータをコンセプトにした新作Dollの写真が掲載されると云うので手に取った。 ついでなので特集そのものの別の記事やコラムを読んでいたら、「ロリータとしてのモティーフが見てとれる映画や音楽シーンの展開」などと云った興味深い内容であったので、立ち読みだけのつもりが、結局「プライド・ビジョン03」を買ってしまったのである。

正直に申し上げましょう。

「第14帝國」の記事はまさに「ロリータ的特集」の次のページに在りまして、はっきり云って───第一印象は怖かった(涙)。
なんで髪の毛が色とりどりで、ルージュをしている御兄様方がこんなに整列しているのだろうとか、「部外秘!第14帝國史」とかってめちゃめちゃ公開してるじゃんとか、そりゃもー何も知らない人が見たら、進行方向逆を二回連打してバックダッシュしたくなる要素が満載と受け取っても致し方在りますまい。

しかし、雑誌と云うものは、買うと、なんとなく大体の記事に目を通してしまうもんです。

初めにぱらっと目に入ったのは、「我々だってインクから生まれてるんだよ」と云うトピックス文。
インク製なんですか?
………Made in Ink?

そのトピックスの上下のインタビューを斜め読みしてみる。
何やら髪の毛の問題についてかなり真剣に危惧している話題が延々と。
………そりゃあこれだけ染めたりしていれば、後々の事が心配になりましょう、痛みもしましょう、トリートメントは欠かせませんね!!!…ってそうじゃなくてさ。

この辺で、蒼竹りんの、何かがココロの琴線に触れる。
あああ、なんだか素敵な匂いがするわ第六感(シックスセンス)。

インタビュー記事の最初まで戻って読み直す。
「脚本」とか「舞台」とか云う単語が出てきた所で、
ようやっと彼らが何の集団なのか理解する
(爆)。
一通り納得したので、ちょいと戻って「部外秘!第14帝國史」を読む。
先ずはさらっと過去の舞台のサブタイトルに目を通していく。

ライヒス・リッターvol.8 元帥とドラえもん
ライヒス・リッターvol.9 元帥ハリウッドへ行く
ライヒス・リッターvol.16 お魚になった元帥
ライヒス・リッターvol.18 走れ!元帥危機一髪
ライヒス・リッターvol.23 元帥の中日×巨人戦

なんちゅーか。
このサブタイトル群を見せつけられて、ワタクシのココロが鷲掴みにされない訳が御座いません
取り敢えず、ネットで検索して、ファンサイト諸々を拝見しに行く。
そもそも「プライド・ビジョン03」には付録で、「第14帝國」の特別編集版が入ったDVDが付いていたのだが、いかんせん蒼竹さんDVDプレーヤーがありません。
取り敢えず、DVD再生出来るPCを持ってる友人宅に、近いウチお邪魔する約束を取り付ける。
で、ファンサイトを見ていると………「スペースシャワー」と云うチャンネルで、近々昨年末のカウントダウン合同ライブ(舞台?)の、「第14帝國」の編集版を放送すると云う。
「スペースシャワー」はスカイパーフェクTVで有名なチャンネルである。そして偶然にも───我が家のケーブルTVでも、「スペースシャワー」は見る事が出来た。
深夜放送だったので、取り敢えずビデオをセットしてみる。
翌日、ぽちっとな、と再生してみる。

以下、2002年3月28日の日記です。

________________________________________
スペースシャワー。
………てケーブルチャンネルがあるんですが(スカイパーフェクTVにもあるそーだ)。
「第14帝國」の年末に公演した短編劇のダイジェスト放送が在るとゆーので、ビデオに撮って見てみた。
元帥愛し系ー!!!(泣笑)
あああ、愛し過ぎて涙出る程笑って座卓ばんばん叩いちゃったわ………らぶ(其れって愛ですか←愛だよ!!!)。
そーか、ついこないだまでリッターって定年30歳だったんだ……てゆーかそーすると逆算すると、元帥が元帥になったのって19歳の時?? うわっっ若ッ!(御免今現在の三十路の元帥で初めて知ったから二十歳以前の元帥なんてもう想像の枠からぶっちぎっちゃって・爆)
………いやでも男が格好良くなるのは三十路からよ!ノープロブレムだよ元帥!(たぶん)
元帥ってさー元帥ってさー…なんてゆーか、最近身内で流行ってる単語使うと「へたれ系」なんですよね…(へたれ系でした>たいちょ〜)。「へたれ系」ってのは別に駄目駄目の事ではないの(笑)。なんとゆーか、基本能力は凄いの、出来る人なの、パラメータ高いの。でもその高すぎるパラメータと、ギャップしてビミョウな所ですっ転んじゃう様なお茶目さんを愛情を込めて「へたれ系」と(現在身内間でわ)呼んでるのです。
なんにも出来ない芯からの駄目駄目は「へたれ」じゃあないんです。其れはただの「駄目男」(笑)。
そんな訳で元帥はかなりワタクシのツボです。
てゆーか元帥、面倒見良いよね、相当………。
スペースシャワーでちょこっと放送されたのだけ見ても、なんてゆーんだろ、観客に「さあ御一緒にね」って呼びかける時の声質とか、「大丈夫」って単語がはさまるタイミングとかが、優しいんだよなー。
他人が安心出来るツボをぽんぽんぽんっと押せるとゆーのは案外タダゴトではないのですよ。
取り敢えずe-plusで七月の渋谷の先行チケットを抑えてみたのですが、無事取れてるといいなあ…。
________________________________________


さあ、りんのさんが「第14帝國」の坂道をごろごろと転げ落ちていく音が聞こえますね〜〜〜!(遠い目)

これと前後して、身内友人連中に、「第14帝國って知ってる??」と聞いてみたりする。
すると、舞台人出身の友人が一人、矢張り知っていた。彼女曰く
「りんのさんまたコアなものにハマりましたね」
………言い返せはしまい………。
「慥かにこっちの世界ではそれなりに知られてましたよ、あの独特な作風ですからね。でも今そんな人気なんですか?」
「………取り敢えず雑誌には載ってましたよ」
「チケットのお値段は?」
「にーきゅっぱ」
「あ、ノーマルですね。いや、たまに売れてくると初心を忘れて値段つりあげやがる宜しくないとこありますから。それなら行ってみてもいいんじゃないですか? 行くなら私も御一緒しますよ」

その日、カラオケBOXで持参した「プライド・ビジョン03」を広げて、その場に居た身内友人連中に見せる。
「ねっねっ!ドラえもん頭に中日×巨人戦でしよ!!!」
「りんのん、大丈夫、君の心意気はよーく解った。其れに…」
「其れに?」
オノレを"元帥"などと堂々と名乗って世を憚らない奴が素敵じゃない訳がない
…………………其の通りィィィィィィィィィィィィィィィィィっ!!!!(ぐっ)

カラオケBOXを出てから、ゲームセンターに行ったのですが、今流行りのセピア色のスヌーピーやドラえもんのぬいぐるみのキャッチャーが在った。友人の一人がセピア色のドラえもんを指差し、
「あれは元帥が親近感を感じられないドラえもんですねい??(にやり)」
「青くないっすからね!!!(笑)」
こうしてりんのさん、周囲を巻き込みつつ、チケットを無事入手。

更に数日後、別の友達とランチなどしていた時。
「最近第14帝國にハマっちゃってさー」
「帝國? 私の大学時代の友人に臣民(第14帝國ファンの事)居たぞ
「………ッッッッッッ!!! えっ…ま、マジ?!」
「…卒業してからは御無沙汰してるが…、うん、慥かに居た」
捜せば居るもんである。

そして現在───蒼竹りんの、すっかり"臣民"と化す。