「Linux 専用マシンの OS は」の巻
Laser5 Linux 6.4 を入れとこ
マシン Neil
を組んだはいいものの、OS を何にするか… Linux
にする事は決めているのだけど…というときは、とりあえず、
手近にあるものを入れてしまえってことで、入手した雑誌の付録の
Laser5 Linux 6.4 を入れました
(2001/01/13)。
Plamo Linux
を入れることも出来ましたが、
私以外の初心者にも使って貰うつもりの練習用マシンってことで、
パッケージ管理にやや劣る Plamo は却下となりました。
設定などの記録
あんまり触っていませんが、「トラブった」等の記録を挙げてみます。
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shutdown で kernel panic が起こる。APM での電源断に問題があるらしい。
カーネルブート時のオプション指定で、 apm=off を渡すと
O.K.。
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man -k が使えない。makewhatis を手で実行する必要があった。
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locate が使えない。updatedb を手で実行する必要があった。
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外のネットワークが見えない。resolv.confの更新が上手くいっていない。
DHCPクライアントの pump に問題があるらしい。
(router との相性の問題か?)
--lookup-hostname オプションを付けると、きちんと
name serverをresolv.conf に書く。
結局、スマートな方法ではないが、/etc/sysconfig/network-script/ifup
を書き換えることで対処した。
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とりあえず、/sbin/chkconfig を使って要らないデーモンは止める。
RedHat Linux 7.1 を被る
Linux kernel 2.4 になった
RedHat Linux 7.1
をインストールしました(2001/05/31)。
練習用のマシンということで、セキュリティなんのそので、
なんでもかんでもぶちこみました。
はまりみち
はまったことやその対策、その他の設定などを列挙してみます。
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man -k が使えない。 makewhatis をしたけど駄目…あれ?
実は、 makewhatis -u とする必要があった。
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Keyboard の設定がおかしかった。それもその筈、英語配列の
Happy Hacking Keyboard で日本語配列を選択していたのだから。
まずは、 /etc/X11/XF86Config* を書き換えた。
しかし、コンソールでの設定は依然だめだったので、 kbdconfig
で設定を変更した。
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shutdown -h now で core dump した。原因は Laser5 Linux
のケースと同じで、 APM がらみの不具合だった。解決法も同じ。
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reiserfs が起動時に使えない。mount で「サポートしていない」と蹴られる。
/etc/rc.sysinit に modprobe reiserfs を追加してみた。
…が、実は、RedHat Linux 7.1 では mount 時に勝手に reiserfs
のモジュールをロードすることが判明。本当は、最初の試行にて、
reiserfs を reisierfs と typo していた事が原因だった。なんてこったい。
home などを reiserfs にするつもりだった私は、 reiserfs
を使えるようにした後、ユーザを linuxconf で追加した。
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要らぬデーモンを linuxconf で止める。これは、お約束。
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Samba Server が他のコンピュータから見えない。「なんでだろー、
バージョンも設定も同じ Ulir
の Debian GNU/Linux では見えているのになー」と調べていると、
意外なところに原因が。 ipchains -L を使うと、余計なルールが大量に
入っている。 ipchains -F で全て消すと、めでたく外から見ることが
できた。linuxconf で /etc/init.d/ipchains を起動しないようにして
おいた。
おまけ:全く別のコンピュータにて、ネットワーク越しに X
クライアントが起動できない問題が起こったが、 Samba のケースを
体験していた私は、すぐに原因が判った。
今度は RedHat Linux 7.2 だ!
RedHat Linux 7.2
をインストールしました(2001/10/27)。
2001/10/22 に公開、2001/10/26 に店頭に並ぶ…予定だったのですが、
CD の生産が遅れて 2001/10/31 に店頭に並ぶこととなったようです。
私は、 CD image をダウンロードして焼きました。当時、まだ日本の
サイトには RedHat Linux 7.2 の CD image が無くて、 USA のサイトから
ダウンロードしましたが、遠い上に、何処も混雑している様子で、
時間が掛かりました。
今回も、なんでもかんでもぶちこみました。
はまりみち・リターンズ
やっぱり、はまりどころはあるもので…。
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インストールのとき、Keyboard のテストでうまく設定されていない
ように見えた。が、インストールを終了して起動してみると、正しく
設定されていた。
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シリアルコンソールの設定につまずく。grub の表示が
シリアルコンソール側に送られない。原因は、RedHat の splash image
だった。因みに、シリアルコンソールを設定したのは、
単に興味があったから。
電脳室
anraku@lemon.plala.or.jp