第1回としきのスポーツ大賞レポート


としきのスポーツ大賞に参加したので、その時のレポート。(記憶とメモを中心に書いているので、間違いを見つけたら即座に指摘してください。)
参加者は42人くらい。幅広い地域からの参加者が集まっていた。ジャンル限定なのに普通のオープンと遜色ない人数が集まるのは、やはり主催者の人望なのでしょう。
まずは開会式。国家独唱の中止や、Ryuさんからの祝辞メッセージ、横井さんの選手宣誓などで会場が盛り上がった。
ペーパークイズ。50問15分で、問題も普通のペーパーで出題されるようなスポーツの問題を幅広く集めたという印象。トップは秋田さんと松尾さんで47点。他の参加者も軒並み高得点を叩き出し、なんと上位10位の石野さんまでが40点を超えるハイレベルな結果となった。
2Rは全体を4組(各組10〜11人)に分けての早押しクイズ。各組8人勝ち抜けで、5ポイント先取。ただし、ペーパーの成績の10分の1(49点〜40点なら4ポイント)を持ってスタートする。1組目は秋田さん、ノボリさん、ムレさん、NSNGIさんなどが参加。1問目「Q.漫画「キャプテン翼」では、中学生の大空翼を全日本に抜擢する監督として登場する、/」という問題でボタンを押したのはノボリさん。「奥寺康彦!」を正解し、今大会のファーストアンサーを獲得して1抜け。2問目「ディック・フランシス」は秋田さんが、3問目「ジョー・ディマジオ」(56試合連続安打)はムレさんが正解し、3問で3人が勝ち抜け。その他の参加者も順調に正解して行き、結局上位8人がそのまま勝ち抜けとなった。2組目は松尾さん、百瀬さん、石野さん等が参加し、この組で僕の名前も呼ばれた。1問目「トキノミノル」は松尾さんが電光石化の押しで正解して1抜け。2問目で百瀬さんが勝ち抜けた後の3問目「Q.1998年には読売ジャイアンツファイヤーガールを/」という問題で石野さんが「信田美帆」を正解して会場を盛り上げた。その後も上位が順当に勝ちぬけていき、僕も「樋口久子」を「師匠が中村寅吉」というキーワードで勘正解したりしながらもなんとか勝ち抜けた。3組目は春日さん、原田さん、大村さん、大中さんなどが参加。1問目、「…、漫画『はじめの一歩』の主人公のモデルとされ/」という問題で大村さんが「ジャック・デンプシー」を正解。続く2問目で春日さんが「ロバート・ホワイティング」を正解して1抜け。大中さんも「Q.1968年の参議院選挙では全国区9位/」「大松博文」という無茶な押しをして2抜け。その6問目。原田さんが「マッハ文朱」を正解して3抜け、会場を大いに沸かせた。どうして原田さんがオープン大会で渋い問題ばかり答えるのか不思議である。やっぱりマジック? また、この組では筆記最下位の1ポイントでスタートした加納さんが早押しで4問正解して勝ち抜けて下克上を達成した。4組目は西村さん、斉藤さん、横井さんなどが参加。この組で筆記最下位の近藤さんが勝ち抜けた他は順当に上位が勝ち抜けた。(記録不備)
コース別、(8人→4人)×4コース。1つ目は連答クイズ。連答するごとに獲得できるポイントが1ずつ増えていき、7ポイント勝ち抜け。松尾さん、百瀬さん、大村さん、横井さん、原さん、金田さん、中井さん、沖田さんが参加。ここでは松尾さんが絶好調で、2問目の「サルコー」(3回転ジャンプに名を残すスウェーデンのスケート選手)を正解した後、6問目「野中和夫」(第1回笹川賞)、7問目「ロンバルディ」を連答。更に12問目「杉山隆一」を正解してリーチをかけると、続く13問目「Take me out to the ball game」を正解して一気に勝ち抜け。あまりにも順調に勝ち抜けたので「らしくない」という声が聞こえてきたのが面白かった。その後横井さんが「石井庄八」「中島常幸」を連答して2抜けした他、判定で百瀬さん、沖田さんが勝ち抜けた。
コース別の2つ目はベタ問による指勝負。正解+1、不正解−1の10ポイント先取。秋田さん、春日さん、今村くん、加藤さん、梶井さん、西田、寄田さん、小林さんが参加。このラウンドでは秋田さんと春日さんが圧倒的な強さを発揮。24問目くらいで秋田さんが勝ち抜け、その直後に春日さんが勝ち抜け。この時点で他の人は1ポイントか0ポイントだったので、2人が回答権を独占していたことになる。僕もボタンを何回押してもランプが付かないのでとりあえず2人が抜けるのを待ってたのだが、他の人もたぶん同じことを考えていたのだろう。2人が抜けた後はそれなりにランプが付くようになり、「Q.もともとはクリケットで/」「ハットトリック」とかいう感じで順調に正解していく。ここで、やはり加藤さんがスポーツでも「早押しの鬼」ということで強さを発揮して3抜け。更に今村くんにもリーチをかけられてしまう。しかし若手にベタ問で負けるわけにはいかないということで僕もチャージをかけ、「Q.フランス語で/「木ぞり」を読ませ押しして「リュージュ」を正解しておっかけリーチ。ここまで来ればこっちのもの。次の問題「セパタクローで、/3人1組」をしっかり押し勝って「レグ」を正解し、逆転勝ちで4人目の勝ち抜けをすることができた。
コース別3つ目は30問限定のボードクイズ。西村さん、ノボリさん、原田さん、ムレさん、岡村さん、篠原さん、渡辺さん、近藤さんが参加。このラウンドではムレさんが1問目「レルヒ」(日本にスキーを伝えた人)から13問連続正解するなど30問中27問正解して1抜け。次いで原田さんが「ジョー・メデル」を単独正解するなどして26点で2抜け。(「マジックだ!」と呼ばれる) 3位は25点で西村さん。4位争いはノボリさんと岡村さんが途中まで接戦となっていたが、終盤にノボリさんがきっちりと正解を重ねて勝ち抜けた。また、「アイディタロッド」が出題された時に長戸本の誤植であるところの「アンディタロッド」という回答があり、厳しく誤答と判定されるというシーンもあった。この機会に「アイディタロッド」(Iditarod)が正しいということを再度浸透させましょう。
コース別4つ目は早押し+多答クイズ。早押しクイズ2問正解で多答クイズに挑戦。他の人は多答の答を1つだけ書き、挑戦者とかぶらなかったら1点。挑戦者はかぶった人数+不正解者数が得点。15点で勝ち抜け。このコースには斉藤さん、石野さん、後藤さん、岩田さん、望月くん、永井さん、大中さん、加納さんが参加。1問目「クリフジ」と4問目「山口良治」を正解した永井さんが最初に多答に挑戦。「競艇のSG競走8つは?」という問題で6点獲得。このラウンドで最初に魅せたのは、やはりというか斉藤さん。「東京オリンピックで金メダルを獲得した女子バレーの選手は?」という超難問を引いたにも関わらず3人正解で一気に10点を獲得。主将の河西昌枝ですら難しい部類に入ると思うのだが、2人目以降が出てきたのには驚愕した。次の多答挑戦の「十種競技」で15点に到達し1抜けを果たす。続いて石野さんが「日本のプロゴルフA級シード」を勘(?)で6人中5人正解して2抜け。更に後藤さんが「F1の日本人フルタイムドライバー」を6人中4人正解してリーチをかけた後、多答のボードを渋く正解して3抜け。そして、4位争いは望月くんと永井さんが1点差のまま最終問題に。しかし最終問題「村社講平」は岩田さんが正解したため望月くんが逃げ切って勝ち抜けとなった。 準々決勝はボードクイズ。16人→8人。20問限定で、不正解者数が得点になる。このラウンドでは松尾さんが強かった。原田さんがマジック不発で次点に終わる。秋田さん、松尾さん、春日さん、西村さん、百瀬さん、斉藤さん、ムレさん、横井さんが勝ち抜け。
準決勝は早押しボード。8人→4人。早押し正解+3、不正解−3、ボード正解+1のオーソドックスルール。ここまで残った8人はやはり驚異的なレベルの高さであった。1問目「Q.本名ミルドレッド/」で「ベーブ・ディドリクソン・ザハリアス」を8人中6人が正解、「Q.目の覚めるようなベースランニングから/」で「ホーナス・ワグナー」を大半が正解するなど、驚異的な押し&正解率の連続。原田さんをして「異次元の世界」と称するくらいなのだから凄すぎる。そんな中、まずは秋田さんが「八田一朗」を正解して1抜けし、続いて斉藤さんも2抜け。更に春日さんが「Q.びわ湖毎日マラソンでは惨敗し/」「服部誠」を単独正解して12点と勝ちぬけに王手をかける。この時点で松尾さんは6点とイマイチ調子が出ない。もはやこれまでかと思われたが、「ケニー・ロバーツ」「パベル・ブレ」(ロシアン・ロケット)と早押し2連答で一気に12ポイント。次に横井さんが「グレッグ・ルガニス」を正解して意地を見せた後、出題されたのはプロ野球問題。ここで春日さんがボタンを押し、勝負がついたと思ったが何とこれが誤答。春日さんはすかさず次の「高倉麻子」を正解してリーチをかけ直すが、次の問題ではNFLが出題され、得意のアメリカンスポーツである「ジョー・ネイマス」を自信を持って正解した松尾さんが大逆転で決勝進出を果たした。
決勝は7○3×。序盤、松尾さんがイキナリ2×をつけて苦しい展開に。他の人も問題が難しいこともあって苦しんでいる中、西村さんは着実に正解を続け、15問目で5ポイントに到達。更に秋田さんも2×、斉藤さんも1×を付けてしまい苦しい展開となる。このままアッサリと西村さんが優勝するのかとも思われたが、21問目「ウォルター・ヘーゲン」を「アーノルド・パーマー」と誤答していまい西村さんも2×。3人が失格リーチという消耗戦となる。ここから秋田さんがジワジワと追い上げ、5ポイントに並ぶ。そして、両者1ポイントずつ加えて両者リーチの状態で30問目。相撲の問題が出題され、ランプがついたのは西村さん。「松登」を正解し、「としきのスポーツ大賞」の第1回優勝者となった。
「モーグモグ! モーグモグ! バンザイ、バンザイ、バーンザイ! バンザイ、バンザイ、バーンザイ!」
他にも飲み会の話とか色々あるけど、この辺で勘弁してね。時間があったら補完します。

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