NS杯レポート


2004年5月3日に行われたNS杯のミニレポート。記憶とメモを中心に適当に書いているので、あらかじめご了承ください。
・オープニング
参加者は約50名。これまで30名程度で行われていたNSシリーズであったが、今回は大幅増となった。過去の常連と初参加が織り交ざった面子に大会への期待感が膨らむ。
・1R NS杯風「地雷クイズ」
ペーパークイズで一問多答クイズが1問だけ出題され、参加者はいくつでも答を書くことが出来る。同時に、1人の参加者が1つだけ「地雷」となる答を書く。多答の正解数だけ得点になるが、回答の中に1つでも「地雷」があれば得点は半分となり、2つ以上「地雷」があると0点となるというようなルール。
一問多答のお題は「全国13政令指定都市の区」(同じ名前のものは1つと数える)で答は「101」。「見沼区」「青葉区」あたりが地雷としては人気だったようだ。地雷に名古屋の区を書いた人が少なかったこともあり、加藤裕之さんが得点を稼いでいたが(15点くらい?)、それ以外は2、3点か0点という結果となった。自分も当初は手堅く1、2点を獲得する予定だったのだが、いざ始まると欲が出て10個以上答を書いてしまい0点に。やはり、欲張るとろくなことが無い。
・2R 他力本願付き2問先取早押しクイズ
全体を5組に分けての2p先取。14問限定。「第1回文化勲章」「ブランド諸々」「2004年以降の時事」「2003年に亡くなった人物」から各2問、ノンセクションから6問が出題される。事前にルールとテーマが発表されていたこともあり、対策をしてきた人の高速の押しが見られた。
1組目。舩曵さんが昨年亡くなった「グレゴリー・ペック」などを正解して1抜け。2組目、w-redさんが1抜け、原田さんが2抜け。3組目は濱口さんが1抜け。(だったかな?) 4組目ではヨーさん、さいやさんが参加する注目の組となったが、大教OBの山本勝司さんが2問で勝ち抜けるという波乱があった。事前にテーマを3000問くらい対策していたというさいやさんが「ネルソン吉村」を誤答してしまい、2休の間に対策問題が出てガックリするという一幕もあった。5組目では舟太さんが1抜け、元田さんが2抜け。「第1回文化勲章」は9人しかいないので、最終組はどうするんだろうと思っていたら、最後は「第1回文化勲章受賞者は何人?」という問題が出題された。
コース別A 早押し&近似値martyply
尾林さん、久留宮さん、迫田さん、中林さん、辻さん、伊藤さん、森さん、長田さん、山本慶太さん、垣内さん、篭島さん、石田さん、高田さんの13人が参加。
前半が早押しで、後半が近似値早押し。前半は1○1×で1位〜13位を決定。後半は数問の近似値クイズによって1問ずつポイントを加算していき、1位〜13位を決定。後半の近似値では早押しランプを付けることができ、早押し正解すると一気にトップのポイントとなるが、誤答なら最下位となる。最終的に前半×後半のポイントが少ない方が上位というルール。
早押しの方は長田さんが1位となり、近似値でもそのまま逃げ切って勝利。2位は森さんとなった。現役高校生の高田くんが「27」(大相撲の懸賞金最高本数)を正解して会場を沸かせるという一幕もあった。
・コース別B 問題指名付早押しクイズ 
西村さん、原田さん、w-redさん、舟太さん、下田さん、春日さん、山口さん、勝山さん、ニシダ、中村さん、柳沢さん、藤田さんの12人が参加。
最初に15問のボード問題が提示され、早押し正解した人がボード問題を1問選択。ボードに正解したら、全体の誤答者の数だけポイントになるというようなルール。
1問目「ジンベイザメ」を正解した原田さんがボードで「藤原冬嗣」を正解し、他のボード正解者が少なかったため高得点を獲得。その後のボード問題も全て正解して1位を獲得。2位は早押し3〇と好調だった春日さん。荒れた展開のおこぼれでニシダが3位となった。
・コース別C 流鏑馬アタック
さいやさん、舩曵さん、加藤裕之さん、木戸さん、今尾さん、野名さん、山口さん、池田さん、金子さん、坂田さん、野邑さんの11人が参加。
20問限定の早押しクイズで、参加者が1〜20の数字を6つ選択する。問題番号の数字を選んだ人の数だけその問題を正解した時の得点が増え、自分が選択した番号なら倍となる。誤答の場合のマイナスも同様、というような感じのルール。(細かい点で、かなり違う。)
前半はさいやさんが好調だったが、後半の14問目「白帝城」を誤答して大きくうなだれていたのが印象的。後半はかなり荒れた展開となった。ルールを活かして効率よく得点を稼いだ今尾さんと金子さんがポイントで並んだが、今尾さんが「同点なら女性が上位」という今大会の特別ルールにより1位となり、金子さんが2位。3位には木戸さんが入るが、なんとポイントがプラスだったのがこの3人のみ。地蔵の4人が4位で並ぶという面白い結果となった。
・コース別D NS風「7並べ」。
山本勝司さん、山本貴司さん、濱口コウ達さん、元田さん、佐藤さん、阪田さん、谷さん、出原さん、じゃすみいさん、杉本さん、松本さん、中野さんの11人が参加。
各スートの7の他に8枚が場にある初期状態。各自がカードを3枚持った状態でスタートし、正解したら連続したカードを全て場に出すことができ、捨てるカードがなければ他の人と交換。3枚全て捨てることが出来れば勝ち抜けというようなルール。
1問目「活動弁士」を正解した中野亨さんがカードを3枚捨ててイキナリ勝ち抜け。更に3問目「故障者リスト」を正解した佐藤さんが3枚捨てて2抜け。場のカードがうまっていくことで、展開が速くなっていき、7問目「米倉涼子」で山本勝司さん3抜け。その後、松本さん、谷さん、じゃすみいさん、濱口さん、阪田さん、杉本さんと9人が勝ち抜けるというCコースとは逆の展開となった。
・多答 ダブルボーナス式多答バトルロイヤル!
NSではおなじみの全員参加の多問多答。基本は山手線クイズだが、多答問題が10問出題され、参加者がどれを回答しても良い。2回誤答で失格となる。多答のテーマは「大統領を輩出したアメリカの州」「アテネ五輪の正式競技」「気象庁のレーダーがある都道府県」「10年以上続いた年号」「戦後に発行された日本の紙幣の額面」「JRAに所属する現役ダービージョッキー」「尾崎豊のベストアルバムに参加しているアーティスト」「中国の戦国7雄」「アタック25の歴代出題アシスタント」「NASAに所属する現役日本人宇宙飛行士」の10題。(一部意訳) それぞれのテーマの最後の1個を回答するとボーナスとなる。また解答の中でも「大統領を複数輩出した州」「第1回アテネにもあった競技」など指定された解答には予めボーナスとなる。
問題が10問もあるため最初はそれぞれが答えられる問題を答えていくが、3順目くらいから皆が苦しくなってくる。4順目くらいから次々に失格者が出て、最後は原田さんと柳沢さんの一騎打ちに。年号を次々に渋く正解した柳沢さんが、原田さんのマジックを防いで1位となった。
・予選結果
各ラウンドでポイントを稼いだ原田さんが1位。1位の原田さんは決勝にシード。2位は山本勝司さんで大教大のサークルが1位、2位という結果に。以下、ヨーさん、中野さん、佐藤さん、ニシダ、舟太さん、金子さん、中林さん、今尾さん、柳沢さん、濱口さん、木戸さんが準決勝進出。(順番は少し間違ってると思います。) 次点は春日さん。さいやさんが次々点くらい。
・準決勝 NS風上座争奪クイズ。
@-A-B-C-D-E
K-J-I-H-G-F という風に、折り返しで2列に並んでの上座クイズ。1問正解で3ランクアップか、ポイント+1のどちらかを選ぶ。下列の人が直上の参加者より2pリードすることが出来れば、上下をチェンジする「革命」を起すことができる。最終的にポイントに関係なく5位席より上位にいることが出来れば、決勝進出。誤答は−1。
前半は中野亨さんと濱口さんが好調。濱口さんは+2pとなり「革命」で上列に移動することができる場面が生じたが、ここで作戦なのか権利を行使せず。これが後々の展開に大きく影響する。後半になると、濱口さんが突然不調になり、誤答を挽回するために誤答するという悪循環。荒れた展開となったが、最終問題を前にして終始上位をキープした中野さん、ヨーさん、佐藤さん、ワンチャンスをものにして「革命」に成功した中林さんの4人が勝ち抜けを確定させる。残る1席には山本勝司さんが座り、舟太さん、ニシダが逆転を狙う状態。緊張の中で問題が読まれ、「日本人初のパリコレモデル」が出題されるが誰も反応しない。このままスルーになっては勝負が終わってしまうため、ニシダがランプを点けるが、「松本弘子」を思い出すことができず誤答。追加で問題された問題を舟太さんが正解し、逆転で決勝の切符を手にした。
・決勝 27問戦争。
前半12問が○×と3択が6問ずつ。後半15問が早押しボード。
最初に「@&○」「@&×」「A&○」「A&×」「B&○」「B&×」の6枚の用紙が配布される。前半の三択・○×に対してこれで解答し、正解すれば後半の早ボで使用できる色紙と交換できるが、誤答すると用紙が没収される。無回答でパスしても構わない。三択・○×とも正解+3p。みたいなルール。
○×・三択では舟太さんが調子よく正解を重ね、2位以下に10p近く差をつけて前半終了。後半の早押しボードではヨーさんが追い上げ、「もはや戦後ではない」「侏儒の言葉」を早押し正解して7点差に。残り5問で逆転可能かと思われたが、スルー・誤答により得点は動かず、そのまま舟太さんが逃げ切って勝利。「侏儒の言葉」を舟太さんがボードで正解していたため、これがウィニングアンサーとなった。

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