第12回明大オープン・ミニミニレポート


最終更新:2004年5月24日
第12回明大オープン(記憶とメモを中心に書いているので、間違いを見つけたら即座に指摘してください。)
参加者は150人以上はは来ていたでしょうか。新入生も20人以上来ていたみたい。
予選「ペーパー」
基本問題が中心で易しめの問題が中心で、学生系も混じった感じ。時事が多いのと超ベタな問題が出題されているのが、いかにも明大オープンらしい気がした。
ペーパー1位は44点で秋田さん。明大オープンで毎年ペーパー1位のインタビューがカットされているのは何故でしょうか。時間短縮のためだとは思いますが。2位が2点差で市川さん、3位春日さん、4位東さん、5位舟太さん、6位斎藤倫明さん、7位宮沢さん、8位加藤さん、9位斉藤英司さん、10位荻島さんと続き、ここまでが2Rのアドバンテージ。上野さんが11位で惜しくもアドバンテージを逃す。12位バーン、13位ノビさん・・・・と続いていき、59位岡村さん、ラストの60位が樋口さん。ボーダーは29点というハイレベルな結果になった。
1R「新人枠2○2×」
新人のペーパー1位は早稲田の島根くんで25点。ボーダーには届いていないが、それでも大学入学後一ヶ月たらずだということを考えれば充分に凄い成績。2位以下にも様々な学校の新入生の名前が呼ばれ、フレッシュな20人が新人枠での通過となった。
新人枠では1位〜20位を奇数・偶数に分けての2○2×。ペーパー1位〜4位には予め1○が与えられるというルール。
1問目。前回の優勝者にちなんだ「渡辺謙」は島根くんが「松平謙」と誤答。早稲田の先輩達から怒号がとんでいたのが面白かった。2問目は「ちりとり」が答という明大オープンらしい凄い問題。他に印象に残っているのは「〜、壁に富士山などが描かれていることが多い/」「銭湯」、「〜、〜、揚げたパンは何?」「揚げパン」、「〜、タウンページやハローページなどのように〜」「電話帳」など。よくこんな普通の言葉に前フリを付けたと素直に感心させられる。凄いセンスだと思う。
2R「柳沼風2○2×」
(12人→6人)×5セットの2○2×だが、12問終了時点で全員に1×がつくという明大オープン伝統のルール。壮絶な押し合いをみることが出来ました。(自分の参加セットの関係もあり、メモが全然出来ていません。)
コース別A「モケーレ・ムベンベクイズ」。
コース別は(8人→3人)が5コース。8人は新人2人+一般6人の構成。Aコースは青天井クイズ。1問目±1点、2問目±2点・・・7問目±7点を5セット行い、35問限定。一般枠は市川さん、東さん、沼田さん、ニシダ、片岡献さん、遠藤聡さんの6人が参加。(新人の方は名前をメモするのを忘れてしまいました。) 東さん、沼田さん、遠藤さんが好調に正解を重ね、市川さん、ニシダ、片岡さんが誤答もあって得点が伸びずに最終セットを前にして勝ち抜け3人がほぼ確定するという展開。最後は誤答での自滅なんてことが起きるはずもなく、前出の3人が勝ち抜けた。
コース別B「タイムショッカー」
3分間で正誤±1のタイムレース。
一般枠は石野くん、井上さん、古川くん、Ryuさん、光山さん、宮川さんの6人。新人枠は田村さん、茶畑さん。
快調に正解を重ねた古川くん、Ryuさん、井上さんの3人が勝ち抜け。古川くんは10○1×で9p圧巻の成績。Ryuさんと井上さんが6p。石野くんは7○6×と誤答が重なり惜しくも敗退。Ryuさんの「城の/表門を〜」「からめて門」とかの押しが印象に残った。昨年は荒れ場で地蔵で勝ち抜けというシーンもあったが今回はシビアな結果となった。
コース別C「ビルマ様が見てる」
1問目「赤」、2問目「白」、3問目「黄」と問題の色が3問ごとに変わっていく。正解するとその時の色のポイントが+1となり、どれかひとつの色が+3になれば勝ち抜けというような感じのルール。
一般枠で春日さん、舟太さん、岩村さん、神野さん、船田さん、渡辺謙さんの6人、新人枠で中台さん、井本さん。
渡辺謙さんが「掃除機」「クスコ」などを答えて1抜け。続いて神野さんが「坂上田村麻呂」を正解して2抜け。残り1枠を巡って激しい争いとなるが、これを春日さんが制して3抜け。限定問題内でキッチリと規定人数が勝ち抜ける見応えのある展開となった。
コース別D「個を強くするイントロ」
明大オープンの7人のスタッフが10p、20p、30pのイントロクイズを出題し、クイズグランプリ方式で企画が行われる。21問限定。
斉藤雅史さんが快調に正解を重ねて解答権を独占し、20pの樋口さんと10pのZUKAさんが勝ち抜け。結果的には1問でも正解すれば勝ち抜けられるという紛れの可能性のあるコースだったのだが、ここで新入生の活躍が無かったのが少々残念かも。
コース別E「クイズ角刈り」
7問×4セット=28問限定の早押しクイズ。最初に自分の「髪型」を決め、髪型に応じてそのセットの±ポイントが上下する。「髪型」は、「角刈り」(3・3・1・1)、「スネオヘアー」(1・3・3・1)、「ハゲ」(3・1・1・3)など。
一般枠は秋田さん、宮沢さん、加藤禎久さん、斉藤英司さん、深澤さん、山下貴三香さんの6人、新人枠は横山さん、富麻さん。
秋田さん、斉藤さん、深澤さんの3人が勝ち抜け。正解するたびに「秋田さんが角刈りですので3ポイントが〜」などと司会の方が発するのが面白かった。
「敗者復活」
舞台上でイージオスのメンバー7人でサバイバル3択を行い、参加者が1着−2着と使用問題数の結果を予想する企画。あっさりと開始2問で決着がつき、イージオスOGの沢登さんが復活。
準決勝α「宮崎 駿脂肪(怒)クイズ」(8人→2人)
15問限定の早押しボード(駿脂肪怒)クイズ。1回だけ赤紙あり。
Ryuさんが「ディープパープル」で赤紙炸裂。秋田さんと沼田さんが並ぶも、ペーパー順で秋田さんの勝利。
準決勝β「だからあなたも生き抜いて」(8人→2人)
全員が40ポイントを持ってスタートする±2のアタック風サバイバルで、問題が素数問目の時は±4。
また、開始直後、10問目終了後、20問目終了後に多答クイズを行い、正解数分ポイントに加算。
最初の多答は「5月1日に新しくユーロに加盟した10カ国」。古川くんが10個完答で、+10。これに対して遠藤さんが答を11個書いてしまうという痛恨のミスで無回答扱いとなり、+0という厳しいスタート。早押しの方は遠藤さん、神野さん、古川くんの3人が中心となるものの、多答の分だけ遠藤さんが苦しい展開。2つ目の多答「キリスト教の7つの大罪」、3つ目「NEWSのメンバー9人」は全員とも点が伸びず。終盤になって沢登さんが粘りをみせ、「ボーア戦争」で遠藤さんが失格。最終的に神野さん4p、沢登さん2pという状況になり、ここで勝ち抜けを確定していた古川くんが「倉本聰」を正解し、古川くんと神野さんの2名が決勝進出となった。
・決勝「Wildthings」
秋田さん、古川くん、神野さん、Ryuさんの4人。秋田さんの明大オープン決勝進出8回目というのは神業的に凄いと思う。1問正解+1で、2p獲得ごとに輪投げに挑戦。輪投げが成功したら優勝。投げる回数ごとに輪投げの難易度が下がる(距離が近くなる)というルール。ルール表の一部がアラビア語で書かれていたのが面白かった。
序盤は平たい展開でRyuさん、神野さん、古川くんと輪投げにチャレンジするも、輪は全然違う方向に飛んで行く。この時点で長期戦の様相。Ryuさん、神野さんが4pで2回目のトライをするが、やはり失敗。Ryuさんの3回目でかなり惜しくなり、神野さんの3回目がトロフィーをかすめる。どうやら8ポイント目を取った方が優勝という雰囲気に。ここで不調(?)だった秋田さんがようやく2pとなり、チャレンジ。これで優勝したらかなり面白かったのだが、これは外れてしまう。最終的に、「御用邸」を正解した神野さんが近距離の輪投げを成功させて優勝。「この優勝を来月で1歳になる息子におくりたい」と喜んでいた。Ryuさんは「もう2度と輪投げはしない」と悔しそうだった。(後で話したら、最も正解数の多い神野さんが優勝したのだから仕方ないと納得してたみたいだけど。) 古川くんもフルオープンでの初優勝をあと一歩の所で逃し、優勝したのが神野さんということもあって(?)かなり悔しそうだった。決勝が終わった直後に、沢登さんの所に行って「準決勝で負けさせたのに優勝できなくて〜」と律儀に謝りに行ってたのが印象的。秋田さんは早押し誤答の休み中に答えたい問題が多かったみたいで、「キモ」(格闘家)がスルーになった時に「こんな常識を何故知らないんだ」とか言っていたのが印象的だった。
毎年毎年12回にも渡って大会を続けられているイージオスの方々は本当に凄いと思う。

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