第6回京都オープン


日付 2005年3月12日
会場 キャンパスプラザ京都 4階・第2講義室

記憶とメモを中心に書いているので、間違いなどもあると思うので当日の雰囲気を推測する参考程度にしていただければと思います。特に、チーム名や名前などが間違っている場合はゴメンナサイ。
画像については携帯で撮ったものなので画質は低いですが、ご容赦ください。


「オープニング」

 

石田くん(立命館)による前説、エントリー時点での面白かったチーム名の紹介、常連のチーム名の紹介などが行われた後、前回優勝チームの「ラ・ボレーム」(ボラさん、ムレさん)の紹介となった。なぜかお笑いコンビ「アンガールズ」のポーズで決めている2人の写真が会場のモニタに表示され、笑いを誘っていた。インタビューではボラさんが「連覇を狙うことが出来るのはディフェンディングチャンピオンだけ。参加するからには優勝を狙いたい。」と、真剣なコメント。一方のムレさんは「ジャンガジャンガ・・・」とアンガールズのポーズを取って会場の笑いを取るのに懸命だった。



前回優勝チームのラ・ボレーム
(なぜかアンガールズのポーズ)

 


 

「1R awaking」

第1ランドは60問のペーパークイズ。企画名の「awaking」は「アウェイキング」であって「阿波王」ではないんだろうなとか思ったが、そんなことは関係ない。
制限時間は20分で、チームの2人で力を合わせて解答することができる。難しい問題も多い中、トップは51点で、「剛Q答手と変化Q答手」(秋田さんと貞雄プロ)。第3回では沼田さんとのコンビで優勝している秋田さんと、日本初のプロクイズプレイヤーである貞雄プロのタッグ。インタビューでは秋田さんが「貞雄が剛Q答手で自分が変化Q答手」と語れば、貞雄プロは「チーム名は"剛Q"ではなくて"剛速Q"にすれば良かった」と余裕のコメント。
2位以下も京都オープンの常連組や面白いタッグ名などの名前が続々呼ばれ、ボーダーの27位には「フロリダブラザーズ」(光山さん、平井さん)が滑り込んだ。
ちなみに、今回残念ながら不参加となった原田さんは1人で解いてもペーパー上位に相当する47点だったらしい。おそるべし、マギー。
 
予選通過チーム一覧
順位 得点 チーム名(参加者名)
1位 51点 剛Q答手と変化Q答手(秋田さんと貞雄プロ)
2位 50点 激しくアグレマン(伊藤さんと百瀬さん)
3位 49点 クイズ王"N"の時代(ノボリさん、ヨーさん)
4位 49点 ラ・ボレーム(ボラさん・ムレさん)
5位 48点 つどい(加藤さん、課長さん)
6位 48点 ロコモーションドリーム(遠藤さん、松尾さん)
7位 47点 コンモリ会長とその手下(沼田さん、松本さん)
8位 46点 M・ウッドフォード&T・ウッドブリッジ組(斎藤さん、歌川さん)
9位 46点 確かに女は金で買えるけどもう少し空気読め(平田さん、木谷さん)
10位 44点 「焼肉倶楽部」(横田さん、豊嶋さん)
11位 42点 OZONE(望月さん、今村さん)
12位 40点 DOUBLE SPEARS(三上さん、後藤さん)
13位 39点 猟奇的な彼女(石野さん、深澤さん)
14位 37点 ラーメン二郎 大ダブル野菜増し(須藤さん、後藤さん)
15位 37点 M(マツイさん・マエダさん)
16位 35点 衝撃のしっぽ団(岡田さん、野田さん)
17位 35点 タートルズ(濱口さん、丸山さん)
18位 33点 カンプレイヤーズ(大森さん、小田さん)
19位 33点 悦狂タッグ(石塚さん、春日さん)
20位 29点 ビーチボーイズ。(村山さん、飯富さん)
21位 28点 メイクイーン(古川さん、舘村さん)
22位 27点 反学会(岡村さん、横山さん)
23位 26点 複合遺産(永井さん、横井さん)
24位 27点 モライモンとヒライモン(山口さん、山下さん)
25位 23点 準決勝敗退(木戸さん、夘野さん)
26位 22点 スタ丼大盛り680円(三浦さん、土橋さん)
27位 22点 フロリダブラザーズ(光山さん、平井さん)
参考 47点 原田さん

 


「2R interlude」

2Rはペーパー28位以下が参加する下克上クイズ。まず34位〜39位の6チームから3チームが勝ち抜ける2○1×クイズを行う。続いて、勝ち抜けた3チームと28位〜33位の6チームによって2○1×を行い、勝ち抜けた3チームがコース別進出となる。
まず、第1セットでは「NO PLAN」(斎賀さん、山本さん) 、「チーム和式便所」(伊藤さん、)、「ペ」(ダイゾーさん、内川さん)の3チームが勝ち抜けて第2セットに。
第2セットでは「昭和64年」(藤野さん、辻さん)、「聖闘士聖子」(下田さん、ニシダ)、「モストデンジャラスコンビ」(湯本さん、谷藤さん)の3組が勝ち抜け、コース別に進出した。

 
第1セット参加チーム
チーム名 結果
神戸市営地下鉄沿線代表〜しない(阪田さん、山口さん)  
NO PLAN(斎賀さん、山本さん) 第2セット進出
チーム和式便所(伊藤さん、) 第2セット進出
ペ(ダイゾーさん、内川さん) 第2セット進出
液晶AKIOS(北村さん、東さん)  
現浪(河合さん、加賀谷さん)  
 
第2セット参加チーム
チーム名 結果
NO PLAN(斎賀さん、山本さん) 敗退
チーム和式便所(伊藤さん、稲鶴さん) 敗退
ペ(ダイゾーさん、内川さん) 敗退
仲居(中村さん、伊藤さん) 敗退
しまった〜ず(高田さん、和田さん) 敗退
昭和64年(藤野さん、辻さん) コース別進出
聖闘士聖子(下田さん、ニシダ) コース別進出
ライブドア・ゴールデンイーグルス(杉原さん、久留島さん) 敗退
モストデンジャラスコンビ(湯本さん、谷藤さん) コース別進出

 


「コース別A open your box」

コース別Aは前回に引き続いて登場の関数クイズ。2人の正解をA・B、誤答をa・bとして、「A+B」「A×B」「2×(A+B)−4×(a+b)」「4−(a+b)」などの6つの関数があり、最初に1○1×で各チームが1つずつ選んでいく。続いて30問の早押しクイズを行い、最終的に得点の多いチームの勝利というようなルール。
1○1×では誤答も無く順調に各チームの関数が決まっていくなかで、「スタ丼大盛り680円」(三浦さん、土橋さん)が「4−(a+b)」という、正解しても4以上は得点が増えないという関数を選んで会場を沸かせていた。
早押しクイズでは「激しくアグレマン」(伊藤さんと百瀬さん)が順調に正解を重ね一気に2位以下を突き放す展開。続いて、「M」(マツイさん・マエダさん)も誤答も含めながらも得点を伸ばしていく。「スタ丼大盛り680円」(三浦さん、土橋さん)も正解を重ねて4点での勝ち抜けを狙う。
終盤になって、前半誤答もあって得点の伸びなかった「焼肉倶楽部」(横田さん、豊嶋さん)が猛スパート。最後の最後に「M」(マツイさん・マエダさん)を逆転し、勝負強さをみせた。
 
参加チーム
チーム名 結果
激しくアグレマン(伊藤さんと百瀬さん) 準決勝進出
「焼肉倶楽部」(横田さん、豊嶋さん) 準決勝進出
M(マツイさん・マエダさん) 敗退
複合遺産(永井さん、横井さん) 敗退
スタ丼大盛り680円(三浦さん、土橋さん) 敗退
聖闘士聖子(下田さん、ニシダ) 敗退



「コース別B battlefield」

コース別Bは、5問のボードクイズ+アタックサバイバル。
最初のボード5問は難しい問題で、「線香」(芸者の「一本」の語源)を岡田さんが、「神明造」(大相撲の土俵の上の屋根の造り)を加藤さんがそれぞれ単独正解したのみ。
全員が平たい状態で早押しがスタートしたが、早押しになると「つどい」(加藤さん、課長さん)が暴力的な強さを見せる。開始7問で課長、スルー、加藤、スルー、加藤、課長、加藤とチームで5連答。全員が横並びのまま瀕死の状態に。2位以下は激しい生き残り合戦となるが、最後は木谷さんが「シュンペーター」を正解し「確かに〜」が準決勝のイスに滑り込んだ。
 
参加チーム
チーム名 結果
つどい(加藤さん、課長さん) 準決勝進出
確かに女は金で買えるけどもう少し空気読め(平田さん、木谷さん) 準決勝進出
衝撃のしっぽ団(岡田さん、野田さん) 敗退
フロリダブラザーズ(光山さん、平井さん) 敗退
昭和64年(藤野さん、辻さん) 敗退
モストデンジャラスコンビ(湯本さん、谷藤さん) 敗退



「つどい」(加藤さん、課長さん)が破壊的な強さをみせる


「コース別C useless chatting」

コース別Cは毎年恒例・大好評の連想クイズ。2問正解で連想クイズにチャレンジできる。
「悦狂タッグ」(石塚さん、春日さん)が中盤に猛チャージを見せて、25問目で勝ち抜け。この時点で「タートルズ」(濱口さん、丸山さん)が19点とリーチをかけていたのだが、「猟奇的な彼女」(石野さん、深澤さん)が土壇場の連想クイズで8問正解して一気に20点に到達し、劇的な逆転勝利を決めた。
 
参加チーム
チーム名 結果
DOUBLE SPEARS(三上さん、後藤さん) 敗退
猟奇的な彼女(石野さん、深澤さん) 準決勝進出
タートルズ(濱口さん、丸山さん) 敗退
悦狂タッグ(石塚さん、春日さん) 準決勝進出
反学会(岡村さん、横山さん) 敗退
モライモンとヒライモン(山口さん、山下さん) 敗退


今年も爆笑の連続
「猟奇的な彼女」(深沢さん、石野さん)が劇的な逆転勝利


「コース別D a pursuit」

1問正解+1の早押しクイズで、交互に正解した場合は+2になるという形式。シンプルに実力が反映される形式なだけに、優勝候補の強豪チームが集結する激戦区となった。中盤までは静かな展開だったが、中盤から「剛Q答手と変化Q答手」(秋田さんと貞雄プロ)が一気に抜け出す。26問目で秋田さんが「青山光子」を正解して1抜け。それに「コンモリ会長とその手下」(沼田さん、松本さん)が続く展開。「ラ・ボレーム」(ボラさん・ムレさん)は1問正解すれば追いつけるのだが、その1問が遠い。「カンプレイヤーズ」(大森さん、小田さん)、「クイズ王"N"の時代」(ノボリさん、ヨーさん)も最終局面で連答して意地をみせるが少し遅かったか。そして、最終問題。ムレさんが勝負をかけて「デレク・ジャーマンの遺作となった映画/」という凄いポイントでランプを付けるも正解は導き出せず、「コンモリ会長とその手下」(沼田さん、松本さん)が準決勝に進出。前回優勝チームの「ラ・ボレーム」はここで敗退となった。
 
参加チーム
チーム名 結果
剛Q答手と変化Q答手(秋田さんと貞雄プロ) 準決勝進出
クイズ王"N"の時代(ノボリさん、ヨーさん) 敗退
ラ・ボレーム(ボラさん・ムレさん) 敗退
コンモリ会長とその手下(沼田さん、松本さん) 準決勝進出
カンプレイヤーズ(大森さん、小田さん) 敗退
準決勝敗退(木戸さん、夘野さん) 敗退



「コース別E criss-cross」

コース別Eは5ジャンルが順番に出題されるジャンル制覇クイズみたいな感じのルール。チーム内でバランスよく解答していくことが出来るかが鍵となる。
序盤で今村さんが4問正解するも、ジャンル選択の関係で得点が伸びず。中盤までは団子状態でどこのチームが勝ち残ってもおかしくない展開。終盤になって「ロコモーションドリーム」(遠藤さん、松尾さん)、「M・ウッドフォード&T・ウッドブリッジ組」(斎藤さん、歌川さん)が正解を重ね、この2チームが勝ち抜け。松尾さんの「さくらボウル」の正解、斎藤さんが凄いポイントで「カットマン」を正解したのが印象的。
 
参加チーム
チーム名 結果
ロコモーションドリーム(遠藤さん、松尾さん) 準決勝進出
M・ウッドフォード&T・ウッドブリッジ組(斎藤さん、歌川さん) 準決勝進出
OZONE(望月さん、今村さん) 敗退
ラーメン二郎 大ダブル野菜増し(須藤さん、後藤さん) 敗退
ビーチボーイズ。(村山さん、飯富さん) 敗退
メイクイーン(古川さん、舘村さん) 敗退



「準決勝A we are one」

準決勝Aは早押しボード。10ポイント以上の状態でランプを点け、2人共が正解すれば勝ち抜けとなる。1問目を貞雄プロが間違えるが、「朝倉文夫」「八田一朗」などを2人揃って正解し、開始8問で「剛Q答手と変化Q答手」が余裕の勝ち抜け。続いて「M・ウッドフォード&T・ウッドブリッジ組」(斎藤さん、歌川さん)が「ラマヌジャン」を正解して勝ち抜け。ハイレベルな早押しで見応えがあった。
 
参加チーム
チーム名 結果
剛Q答手と変化Q答手(秋田さんと貞雄プロ) 決勝進出
ロコモーションドリーム(遠藤さん、松尾さん) 敗退
M・ウッドフォード&T・ウッドブリッジ組(斎藤さん、歌川さん) 決勝進出
コンモリ会長とその手下(沼田さん、松本さん) 敗退
「焼肉倶楽部」(横田さん、豊嶋さん) 敗退



押した瞬間に解答権を取った人の名前がスクリーンに
表示されるという、パソコンが駆使された凄いシステム



問題文と解答もスクリーンによってハイテク
にフォローされる。分かり易いと大好評。


「準決勝B les soldats」

1チーム抜けの2○2×を複数セット行い、2回勝ち抜けたチームが決勝進出というルール。第1セットから4セットまでセット獲得チームが異なるという展開。各チームが「あと1問で決勝進出」という状態に何度もなり、非常に白熱する。第5セット、「アイルランドの田舎にはこれに注意/」という凄いポイントで押した木谷さんが「レプラコーン」を正解し、「確かに〜」が勝ち抜け。続く第6セットの途中で限定問題が終了し、正解数の差で「猟奇的な彼女」(石野さん、深澤さん)が決勝進出となった。
 
参加チーム
チーム名 結果
激しくアグレマン(伊藤さんと百瀬さん) 敗退
つどい(加藤さん、課長さん) 敗退
確かに女は金で買えるけどもう少し空気読め(平田さん、木谷さん) 決勝進出
猟奇的な彼女(石野さん、深澤さん) 決勝進出
悦狂タッグ(石塚さん、春日さん) 敗退

「決勝 places of the holy」

決勝は7○2休。関東のプレイヤーを中心に4組のタッグが残った。
1問目「緑寿庵清水」は秋田さんが正解。御自身の結婚式の引き出物だったそうです。続いて2問目を貞雄プロ、3問目を秋田さんが正解し、「剛Q答手と変化Q答手」が3連答。このまま圧勝するかと思われたが、4問目「アルヘリッチ」を石野さんが正解した後、5問目以降からは「M・ウッドフォード&T・ウッドブリッジ組」の独壇場。スルーや他チームの誤答を挟む7連答で一気に優勝を決めた。
 
参加チーム
チーム名 結果
M・ウッドフォード&T・ウッドブリッジ組(斎藤さん、歌川さん) 優勝
剛Q答手と変化Q答手(秋田さんと貞雄プロ) 準優勝
確かに女は金で買えるけどもう少し空気読め(平田さん、木谷さん) 3位
猟奇的な彼女(石野さん、深澤さん) 4位





優勝した斎藤さんと歌川さん
(優勝賞品授与の様子)


「エンディング」


最後は木村くんのシメの言葉で大会を終了

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