エルスウェア『パラダイス・トリガー』
生屋 彩


namaya1.jpg

キャラクター情報

氏名:生屋 彩(なまや さい)

性別:

年齢:17歳

身長:144cm

体重:38kg

3サイズ:B:つつましげ
     :W:くびれ無し
     :H:丸い

陣営:海賊:冒険者(但し現地球軍)

主義:生存

技能:戦闘術LV4
   :目星LV3
   :サバイバルLV3
   :捜索LV1
   :跳躍LV1

特殊設定:人並み外れた回復力

外見特徴:背が低い  太眉

性格特徴:ドジ 筋力がある

一人称:ウチ

二人称:アンタ(呼び捨て)

語尾:関西弁風の口調

人種:モンゴロイド(黄色人種系)

キャラ属性:猫・ドジ・我が儘・チビッ子・薄幸の(自称)美少女


 初回アクションを出す前日までは地球軍の民間人のつもりだったが、アクションを出す当日になって、「この設定なら海賊で地球軍に行けるやん」 と急遽海賊に。
 前回の菅夏美が 「有り余る能力を無駄に使う」 と云うコンセプトだったのに対し、生屋彩は 「でしゃばりだが無能力」 と云う反対の方向で(役立たずである事には変わりない)。外見的にも長身からチビッ子へ。ついでに云うと初めてのつり目キャラ。
 3ターン目現在、色々と酷い目に遭いながらも、段ボールに隠れたり鉄パイプ振り回す(自称)ヒロインとして何とか生き延びている模様。

 以下に続く文章は、自由設定及び過去設定。過去設定は初回リアで少し変わってしまったが、暇ならばどうぞ。


読まんから戻る

とことん戻る



自由設定

 記憶を失ってジャングルを彷徨っていた所を遺跡探索隊に発見され、以後居座る。
 遺跡に潜る目的は、興味とお宝と、後は自分が遺跡近くのジャングルに居た事から、記憶の手がかりになる物があるかも知れないから。
 お宝を目指しているが、それでも主義は『生存』である。「命あっての物種やからね」
 薄幸の(自称)美少女で、更にとことんドジと、一部の好事家が好きそうな境遇であるが、性格が悪いのが玉に瑕(むしろ亀裂級)。「コラ、か弱い乙女が偉い目に遭うてるのに、なにボーっと見とんねん。さっさと助けに来んかい!」「ぐだぐだ抜かしよると、ケツの穴にフック突っ込んで背骨ずりずり引きずり出すぞ!」
 記憶を失っているが(失っている故に?)、自分に都合の良い思い込みをする事が多い。基本的に自分本位。本人も気付いていない無意識下だが、そうする事で記憶の無い事に起因する虚無感を誤魔化しているらしい。
 「ここはウチにまかしとき!」 とばかりに先走って行動する事が多いが、大抵自滅して終わる。「…奴らなかなか手強いで…」
 たまに、深淵より湧き出る気泡の如く記憶が甦る事があるが、大抵どうでも良い事である。「なんやねん、あの量産に失敗したロビンマスクみたいなんは」 「何でロビンマスク知ってんだ…」 その記憶には謎が多い…。
 海賊であると云う記憶すら失っているので(そもそも、海賊とか地球軍とか云う概念すら無い)、あたりまえの様に地球軍に溶け込んでいる。
 とことんドジなのにジャングルで一月も生き延びてこられたのは、ひとえに海賊の頑丈さ故である。常人ならばまず生きてはいない。




過去設定(プラリアっぽい物)

(………ここは、何処や………?)
 気が付くと鬱蒼としたジャングルに居た。ジャングル? ジャングルだと? 何故自分はこんな所にいる?
(……んーーーーーーーー………あかん、思い出せん)
 何故此処に居るか以前に、自分が誰なのかすら解らない。
(…これは、少年漫画のお約束、噂に名高い記憶喪失ってヤツやね! て事はこの話ももうクライマックス?!)
 頭の悪い思いこみをしていてもしょうがないので、取りあえず自分の様子を見てみる。
 服はボロボロで、最早原型を止めていない。何の装備も持っていない所をみると、好き好んでこのジャングルに入った訳ではなさそうだ。尤も、自分が装備無しでこのジャングルを走破出来ると思っていた愚か者でなければ、の話だが。
 結局、此処にいる理由を説明してくれる物は発見出来ず。
(…まぁ、取りあえず自分の名前やな…。え〜と確か「さい」 …そう「彩」 「生屋 彩」や! ……って何やねんこんなアホな名前?!)
 そうは云っても、悔しい事にこれが自分の名前であると確信を持って云えるから仕方がない。
(…ええと、他になにか覚えている事は…、身長…知らん、体重…軽い筈、年齢…解らんが、うら若き乙女であることには違いないな、うん。…ってホントに何も覚えてないんやなぁ。1+1=2、9×9=81、円周率は3,141592653589793238462643383279…。あれ? 「富士山麓にオーム鳴く」は何やったっけ?)
 えらく知識が偏っている様なのは気のせいか。
(…良し、自身の把握は完了。次は周囲の現状把握や。行っくで〜!)
 駆け出す生屋。………ぽて。
(…ってなんでいきなりコケんねん! このポンコツ体は?! ウチってこんな鈍臭い奴やったんかぁ…ショックやわあ…。……て云うか、腹減った……)
 悪態を付きながらも探索を始める生屋。結局、周囲を一通り見て回るまでに優に二桁を越える回数コケているのだった。
 …ずぺ…。そしてまた足をもつれさせて水たまりに顔から突っ込む生屋。最早空腹で立ち上がるのも億劫になっている。
(…もう、ウチもここまでかな…。…いや、あかん。こんな、自分が誰かも解らんまま死んでたまるかいな。薄幸の美少女は諦めが悪いんや。泥水啜ってでも生き延びたる!)
 何やら一部図々しい事を云っているが、ともあれ立ち上がった生屋の目に、変な服(迷彩服)を着た人の姿が映る。希望を見いだし、体を引きずる様に歩き出す。しかし。
(…なんや、ようやっと人がおったと思ったら仏さんかいな〜。…まだ若いな、新兵さんかいな。腐敗はまだ進んでなくて、死因はこのてっぽーで打たれた後かな。少なくとも飢えで死んだ訳じゃなさそうや。…て事は…)
 ごそごそと死体の荷物をまさぐる生屋。
(…あった☆ 非常食や。でも、これじゃ三日くらいしか保たんな…やっぱ自給自足か…。それにはまず装備を何とかせんとな。新兵さん、アンタの装備、ウチが立派に使いこなしてやるから堪忍な)
 そうやって死体から服を剥ぎ取る生屋。
(…えーと、ナイフにロープはまず基本やな…お、なんや? 『サバイバル教本』? こんなもん持って来とるなんて、ホンマ新米さんやったんやなぁ。でも、今のウチにはおあつらえ向きや。ウチってついとるわ。…え〜と何々…「蜘蛛は足を取って食べるとチョコレートの味がする」? …うわ、きしょ。でも、選り好みさえせんかったら、喰うモンには困りそうにないな。よ〜し、やったるでぇ。絶対生き延びて、ついでに自分の記憶も取り戻すんや!!)
 歩き出す生屋。その目は生命力に満ち溢れていた。

 そして数時間後。
(…う〜、泥水啜ったら腹壊すとは知らんかったわ〜。ウチのこのデリケートな胃腸が恨めしいわ……)
 彼女は、生き延びる事が出来るか…?(出来ました。)

 約二週間後。ジャングルを抜け、遺跡に遭遇(今回のシナリオの遺跡とは別の遺跡)。興味に駆られて潜入を試みるが、トラップなどに遭い痛い目をみる(捜索技能修得)。

 さらに一週間後。地球軍の遺跡探索隊に発見され、そのまま居座る。
 しかし、本人も地球軍遺跡捜索隊も気付いていない事実が一つ。それは、生屋が海賊陣営の者であると云う事。発見時、生屋は地球軍の迷彩服を着ていたと云う先入観と、生屋本人がその様なそぶりを見せなかったから疑いもしなかったのだ。生屋本人は地球軍や海賊の陣営がある事すら知らない。

(あ、「富士山麓にオーム鳴く」はルート5やったわ)

戻る

とことん戻る