Re: ネタについて色々質問なので見たくない人は見ぬよう・・・


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Posted by on 2003/12/10 10:07:01:

In Reply to: ネタについて色々質問なので見たくない人は見ぬよう・・・ Posted by てのりうお on 2003/11/20 23:14:07:


     あいっす。こんにちわ。あるいは初めての人始めまして。
     あちこちで色々言われる煉君でございます。
     マザーシリーズは好きなので思わずツッコミをば

    > いや、それはなんとなくわかったのだけれど、祖父母の関係と時系列がわからなくて。解釈は人それぞれなんだろうけれど、わかんなくて気になるんだよおおお。(ゴロゴロ)
    > 1・マリアとジョージ行方不明に

     えーっと、小説版の方で補完されておりますが、ギーグには親が居て、その親がギーグの卵を前に寿命が尽きかけて居たので人間の親を誘拐したんだそうです……めちゃくちゃ我侭ですな(笑)

    > 2・マリアは帰ってこず、ジョージは帰ってきて研究に没頭
    > マリアとジョージが行方不明になってるときって、ギーグの星に行っていた・・・というか拉致られてたんだよね?そんでジョージだけ帰ってきてギーグたちの計画を阻止するために研究に没頭したんだよね。

     小説版によると、ギーグの親はギーグを育てるために母親(つまり、主人公の祖父か祖母を産んだ後の曾祖母)を残したのです。小説版では頼んだ事になっておりますが、ゲーム版は不明。洗脳したのかも
     で、曽祖父ジョージは妻マリアを助けるため、自分が持つ不思議な力を研究していたんですな。
     余談ですが、ここに男女の差があると私は感じています。母であるマリアは我が子を思うギーグの母親の気持ちを思い、父であるジョージはそれよりも最愛の妻を取り戻すために奔走したのですから。

    > ギーグを我が子のように思って育てた・・っていつ頃?らちられてからその星でギーグを育てたの?それとも地球で育ててて、それで覚醒したギーグに二人拉致されて・・だったのだろうか。
    > で、ジョージだけ帰ってきたって事は、マリアはその星に居たままだったんだよね(死んだのかもしれないけど)。マジカントの存在も不明・・マリアさんがずっと生きているわけじゃないから・・・こう、霊魂が残っててそれが作った創造の国だったわけだよね?(で、歌で思い出して成仏する、と)

     小説版は、ギーグが卵から生まれるまでの間、冬眠装置のような物で眠るはずだったそうです。しかし、地球人に体質が合わなかったのかはたまたマリアの超能力と感応したのか、マジカントが生まれてしまった模様です。その時、マリアの唄の記憶が欠損し、世界に散ってしまったのでしょう。
     冬眠装置はギーグの孵化に反応してマリアを目覚めさせるはずだったのですが、マジカントになってしまったため、マリアは不完全な覚醒状態のままギーグに不完全な子守唄を聞かせ続け、ギーグが孵化しても目覚めなかった模様。

    > ・・・ってーか、なんでギーグ、大人たちを誘拐してたんだよ。
    > 計画ってなんだったんだよ!!

     これはズバリ、ギーグが子供だった事が原因です。
     本当は子供なのに、自分が目覚めた時に助けてくれなかった母マリアを怨み、無理して親に背を向けていたのです。
     世界がヤンチャな事体になったのは、子供が親への反発を示すために玩具を壊すのと同じだったのでしょう。
     ギーグは、親への反発と慕情を同時に抱えてたのです。一次反抗期だったんでしょう(笑)
     で、親への慕情を覆い隠していたため、それを思い出す原因になる『親=大人』を拉致監禁してたのです。同時に、誰かに親になって欲しかったと言うのもあるんでしょう。

     いずれにせよ、ギーグの親の条件は『子守唄を歌える事』なので、誘拐された大人達は親の条件を満たせていなかったんですけどね。これはまた、親の居る子供達に嫉妬してたのかもしれません。

     長々と意味不明になりましたが、つまりギーグは『親なし子』だったんですな。
     子守唄で倒せたのは、彼が眠っている間の、母マリアの愛情を思い出したから。それと、子守唄を聞いて眠くなったからでしょう。
     母親の愛情に包まれながら、ギーグはまた眠りについたのです。お母さんに抱っこされる子供のように。

     全体的に統合性の悪い所もありますが、マザーのテーマは文字通り『母親と子供』だと言う事でしょう。

     小説版マザー、久美沙織先生のノベライズデビュー作ですが、必見です。


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