戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。
日付の横に(ミクシィ)と書いてあるものはミクシィからの転載なので
ミクシィの方も見ている方は読み飛ばして良し。




8月29日
 冥王星が惑星から降格! 矮惑星へ!
 などと云うニュースが話題を呼んでいる。まぁ別に区分がどうなろうと構わないが(修正を余儀なくされる教材などは大変だろうが)、「降格」って云い方は如何な物だろうか? 惑星様はそんなに偉いのか?
「惑星から外されて、冥王星が可愛そう!」 と云う意見もあるが、当の冥王星からしたら、余所の星の住民からの区分がどう変わろうが知ったこっちゃないだろうに(もし他の天体の知的生命体が地球もしくは太陽系や銀河系などを指して呼び名で議論したり、その結果で同情されたりしていると想像すると、なんか可笑しい)。

 比較対象が自身や身近な物になってしまうのは仕方ないのかも知れないが、どうにも自分基準に考えすぎな気がするなぁ。文字通り宇宙規模の話なのに器がちっちぇえ。

 冥王星を惑星から外す理由として、公転軌道が他と角度が違うと云うのは解るが(以前、何故太陽系の衛星の公転軌道は同一平面上になっているのだろうと疑問に思った事はあるが)、「だって冥王星って月より小さいんだぜ?」 と云う理由は、正に地球基準で考えすぎなんじゃないだろうか?
 それを云ってしまえば、水星や天王星、海王星なんかは木星の衛星ガニメデより小さいんだぜ?

 とは云え、今回のニュースは、みんなに宇宙に対して興味を持たせる事が出来たと云う点では価値があったと思う。区分がどうなろうと、冥王星は変わらず太陽の周りを、俺等とは少し違った視点で回り続けるのだから。

 ところで、「冥王星」 と云う和名は日本の天文学者が 「冥途に最も近い星」 と云う意味で付けたそうだ。なかなかのネーミングセンスだと思う。


8月28日
 行ってきました長崎スカイジャンボリー06。
 今年は去年の反省点を踏まえ、荷物は極力少なく、そして万が一盗られて困るような物は持って行かないようにした。貴重品は財布と携帯電話に音楽プレイヤーと、体に身につけられる物のみ。MDからメモリーオーディオに乗り換えたのは、この際実に役に立った。日焼け止めや汗ふき用のボディシートに冷却スプレーと、暑さ対策も万全だ。
 窮屈なバスの補助席に揺られて数時間、ようやく会場に到着。入場待ちの長い行列を経て入場すると、いきなり物販コーナーに行列が出来ていて驚く。どうやらエルレの物販コーナーらしい。いきなりエルレの人気の高さを見せつけられた。

 芝生の適当な場所に陣取って、何となくオープニングアクトである 「hare-brained unity」 と云うバンドの曲を聴いていると、最近FMのパワープレイで流れていて気に入っていた 『スプートニク』 が流れてきた。ああ、この曲ってこの人達が歌っていたのか。バンド名が何度聞いても覚えられなかったんで解らなかったよ。
『スプートニク』 は、もうそのタイトルだけで心鷲掴みな曲だ(スプートニクとは、ソ連が打ち上げた人類初の無人人工衛星の名。これの成功は当時のアメリカに大きなショックを与え、米ソの宇宙開発競争が過熱化した。……と、宇宙技術好きなオトコノコを饒舌にさせる単語)。

 二組目だか三組目だかに 「キャプテンストライダム」 が出たので、ステージ前に行って聴いてみる。正直、試聴で何曲か聴いた時にはあまりパッとしなかったのだが、ライブで聴くとなかなか良い。
 九州出身なので、MCの地元ネタが強い。
「(九州に)帰ってきて昨日、九州のソウルフード、ブラックモンブランを喰ってきました! 竹下製菓万歳!」
「うおーっ!」
「明日はミルクックを食べます」
 ドッと受ける会場。九州人だけ解れ。

 次は 「三度の飯より飯が好き」 な 「マキシマム ザ ホルモン」  これは曲を知らんでも盛り上がりそうだったのでまたステージ前へ。
 事前に八卦屋君から聞いていたのだが、確かにこれは気ぃ入れてないと退くわぁ。これほど激しいとは。しかしその気になると非常に楽しい。

 マキシマム ザ ホルモンが終わる頃から雨が降り始めた。降水確率は30%だったから、そう大した事は無いだろうと思っていたら本降りに。去年の夏フェスの為に買っておいた雨合羽を一応持って来ておいたのが役に立った。
 周りを見ると、合羽を持ってきている人は1割、傘などで凌いでいる人(本来は傘禁止だけど、そうも云ってられないだろう)が1割程度。みんな意外に雨対策をしていない。せっかく敷いたレジャーシートも濡れてしまって散々な模様。
 まとまった雨が降り、止んだ後も芝生が濡れているので皆座れない状況。で、俺はと云えば、脱いだ合羽を地面に敷き、そのままレジャーシート代わりに座っていたり。ナイス俺。
 一応雨は止んで脱いでレジャーシートにしていた合羽だが、物販コーナーに飯を買いに行く際に一応着ていくと、列に並んでいる間にまた本降りに。合羽着ていて良かった。
 幸いと云うか、物販コーナーに行けばタオルとTシャツはあるので、今日はいつもより売れたのではないだろうか。逆に可愛そうだったのがかき氷屋。なんせみんな雨に濡れて凍えるほど寒いのだ。売れる訳がない。
 俺もタオルや替えのTシャツは持ってきていたのだが(汗をかいた時用に持ってきていたのに、まさか雨に濡れて必要になるとは思わなかった)、新たにイナ戦のTシャツとエルレのタオルを購入。その際、なかなか格好良かったので普段は見向きもしないリストバンドも購入。早速手首にはめてみるが、手首が細いのでやはり似合わず……。汗もかかねーし。

 しかしこの日の雨の降り方ときたら実に意地が悪く、服が乾き始めた、もしくは 「もう降らないだろう」 と着替え始めた頃にまた降り始めるといった事を繰り返す。
 去年はステージ前は皆のジャンプで水を蒔かねばならぬ程砂埃が酷かったのだが、今回はその逆で半ばぬかるみ状態。
 ステージ前から戻ってきた人の足下を見ると、靴はおろか脛の当たりまで泥まみれになっている。おねーさんの可愛いパンプスも泥一色だ。靴の中も気持ち悪い事になっているだろう。つーか、野外ライブにはスニーカーで来い。
 俺の靴はと云うと、一月ほど前に靴を買いに行ったらなかなか合うサイズが無く、仕方なく予算オーバーの靴を買っていたのだが、これが店員さんが 「これ、防水もばっちりなんで雨の日でも大丈夫ですよ。むしろ雨の日にはこれを選んで履いて下さい」 と云うだけあって、泥だらけになっても中まで濡れる事は無かった。この辺も実に運が良かったと思う。

 さて、いよいよ俺のメインの一つ、イナズマ戦隊の出番。このイベントでは普通、総合MCのアナウンスがあるまで次のバンドが誰なのか解らないのだが(準備している楽器によって判断出来る場合もあり)、イナ戦の場合はいきなりステージバックに新曲のジャケットの絵が掲げられた。わっかりやすい。
 なので俺も早い段階でステージ前に移動。しかしそこはモッシュエリアであった。意図せずしてモッシュ初体験。
 あー、モッシュは俺には合わないや。体力的にどうこう以前に、自分の意図せぬ方向に体が持って行かれるし、ステージ近くと云うのにステージを見る余裕も無いし、側に女性が居たりするとそっちに圧力が掛からぬように踏ん張らなければならないし。自分で跳んでがなるライブが好きなんだよ、俺は。
 そんな訳で、二曲目の 『オマエ・がむしゃら・はい・ジャンプ』 の途中でモッシュエリア離脱。この曲は跳ばなあかんねん。そのライブで一番高く跳ばなあかんねん。垂直跳びで60cmくらい跳ぶ勢いで跳ばなあかんねん。
 少し離れてようやく自分のペースで楽しめるように。うーん、やはりイナ戦のライブは良いわぁ。MCの時に 「トータス2号ー」 と云われた事に対し、
「おいちょっと待てぃ! 誰がトータス2号やねん! ……俺ぁ、 上中丈弥1号や」
 丈ちゃん格好良いー。

 日も暮れてきた頃にRCサクセションのギタリスト、仲井戸麗一さん率いるCHABO BANDが。休憩しながらまったり聴いていたのだが、渋いねぇ。
 ラストの曲ではどういう経緯か、意気投合したらしいイナ戦のギタリスト、山田武郎さんも参戦。俺もトイレに行こうとしていた足をステージに向ける。
 そして 「闘病中の盟友、忌野清志郎に捧ぐ」 として 『雨上がりの夜空に』 を歌い出す。もう、正にその時の状況にぴったりで感動的ですらある。俺でも知ってる有名な曲でもあるし、武郎さんの参戦も相まってメチャメチャ盛り上がった。今ここに居る幸せを感じさせてくれるひとときであった。

 その後は俺の中でのもう一つのメイン、エルレガーデン。うわー、かっけー。エルレかっけー。
 今回はモッシュエリアでは無かったものの、左側に一人ガンガンに暴れてぶつかってくるやんちゃ者が居たので、右手は上に振り上げながら左肘でそいつを牽制。目線は完全に無視しながら押し戻す。
 それにしてもみんな、結構英語の歌詞でも覚えているのね。俺は英語の歌詞はさっぱりだったので、何となく音だけで叫ぶ。
 セットリストも、特に好きな曲ばかりやってくれたので大満足。

 ラストから二番目はm-flo。まぁ、はっきり云って全然興味無かったので芝生で休んでいたのだが、みんながタオル振り回してるのが楽しそうだったので一緒にブンブン回す。終わりが近づくにつれ、会場全体の一体感が増してくるなぁ。

 そしてラストは10-FEET。10-FEETのステージが始まる前に帰り支度を始める。もうすっかり雨も止んでいるし、雨合羽は使い捨てにするつもりでいたので此処のゴミ箱に突っ込んでくるかなぁ、とも思っていたが、思いとどまって一応袋に詰めておく。
 10-FEETのステージが始まる頃には荷物持ってステージ前に。10-FEETの曲は全然知らんけど、やはり最後はステージ前で盛り上がらなければ。と思っていたらまた雨が降り始める。雨合羽捨ててなくて良かったぁ。
 合羽着て荷物も持っているので、少し後ろで跳ねまくる。なんか俺、ノリの良い曲なら何でも乗れるんじゃないか? と思ったけど、以前イナ戦と一緒にやった某全米デビューを果たしたバンドではそうでも無かったので、やはりバンドに依るのだろう。
 合羽を着ているとは云え、右手を振り上げていたら袖口から水が入ってくるので、ここでエルレのリストバンドで袖口をキュッ。嗚呼、今回のフェスは無駄な物が殆ど無く、何でも役に立っているなぁ。
 雨の降りしきる中、皆終わりを惜しむ様に全力で盛り上がる。ステージの袖口では、他のバンドメンバーも楽しそうに踊っていた。

 アンコールを経て全ての行程が終了。殆どの者がずぶ濡れで、最悪の状況にも関わらず、みんな笑っていた。「全く酷い目に遭った」 と云いながらも、いつもより想い出深いフェスになった事だろう。雨が降らなければ、CHABO BANDでのあの感動も無かったのだ。

 帰りのバスは、雨で速度制限でもあったのか、到着予定時刻の11時半より大幅に遅れて1時半頃熊本に到着。最後の最後まで雨の影響を受けたイベントであった。まぁ、バスの中では半分寝ていたので構わないのだが。


8月20日
 やたらネット上で評判の良いアニメ版 『時をかける少女』 が熊本でも公開されたので、せっかくだからレイトショーで観てきた。公開二日目だが日曜のレイトだからか客は少なめ。
 んー、名作! 傑作! と云うよりは、佳作、良作と云った感じ。
 端から 「時空を越えた壮大なドラマ!」 と云う大作志向で創られている訳では無いので、あまり期待し過ぎて観ると肩透かしを喰らうかも知れない。
 しかし爽やかな青春物で、観ていて実に清々しい。この夏に劇場でこの作品を観られた事に感謝したい。いや、一体何に感謝して良いのかは解らんが。


8月16日
 13日に友人と遊んで深夜に帰宅、14日の昼過ぎまで惰眠を貪る。
 昼過ぎに布団の中でモゾモゾしながら今後の予定を立てる。んー、こんな時間から帰省するのも中途半端だし、帰省する理由も無いしなぁ。このままグダグダと二日間、溜まってるゲームや本を消化するのも手か。
 とも思ったけど、正月に入院中のばーさんに「またお盆に来るね」と云った気もする。云ったからには行かないといかんよなぁ。じーさんトコも顔出しゃ喜ぶだろうし。都合が合えば地元の友人とも会って、その日の内に戻る予定。
 片道約二時間の日帰りはちと大変そうだが、最近CDを何枚か買ったので、それを聴きながらのドライブならばそう苦にならないだろう。CD買ったおかげで所持金が千円くらいになってしまったが。

 そうして午後2時過ぎに出発。病院の面会時間は知らんけど、仮に5時までとするとあまり余裕は無い。まぁ、こんな中途半端な時期なら帰省ラッシュにもずれているだろうし、この時間から海水浴に行く者も居ないだろう(帰省先に海水浴場があるので夏場の午前中は渋滞する)。
 ……と、思っていたのだが、結局途中渋滞に巻き込まれる。アンタ等こんな時期にどこ行くねん。
 結局、4時40分頃なんとかばーさんの入院している病院に到着。まぁ、病室を訊いたときに面会時間を尋ねると、面会時間9時までだったので十分余裕はあったのだが。
 病室に行くと、どうやらばーさんは寝ている模様。起こして良い物か解らなかったので、取りあえずベランダに出て景色でも眺めてみる。ベランダは病室ごとに分かれては無く、建物を半周するようになっているので、テクテクと端っこまで歩いてみる。
 それから病室に戻ろうと歩いていると、ある病室から看護師さんがガバッと出てきた。
「……(いぶかしげに)面会の方ですか?」
「あ、はい。7号室の○○の見舞いに」
「あー、びっくりした。ここ(ベランダ)歩かれる方ってあまり居ないもんで……」
 ……どうやら不審者と間違われたようですよ? もしくは入院患者が徘徊していると思われたか。でもここって海と山に囲まれてなかなか景色が良いのに、あまり眺める人は居らんのか。
 それから病室に戻ると、先ほどの看護師さんが来て、ばーさんを起こしてくれた。起こして良いのか訊くと、昼間はなるべく起こしておいた方が良いとの事。
 しかし、起こしたところであまり反応は無く。んー、以前来た時は顔見ると反応があったのだが。日に日に悪化しているなぁ。

 ばーさんの病院を後にしたら、次はじーさん&叔母さん家。じーさんの方は相変わらず元気そうでなにより。従姉夫婦が帰ってきていると云うので2階(今風に云うと二世帯住宅)に。
 居間に行って叔母に挨拶していると、従姉のガキが二人入ってきた。で、居間の入り口で弟の方が俺の顔見て泣き出した。失礼なガキだ。そして姉の方が小声で 「じーちゃんじゃ無い……」
 どうやら足音がしたのでじーちゃん(俺にとっての叔父)が帰ってきたと思って来たら、知らん人が居てビックリ、と云う事らしい。弟の方は前に会ったのは物心つく前だったからなぁ。
 姉の方は、近寄ってきて何か云いたげにしては 「どうした?」と尋ねると、何が楽しいのか喜んで逃げると云った案配。なかなか近寄らなかった半年前よりは慣れてきたのだろう。
 当然のように 「喰っていけ」 と出された晩飯をありがたく頂き(なんせ所持金が千円切っているのだ)、地元に住む友人に連絡を取ってみる。今から都合が合えば遊んで、合わなけりゃそのまま熊本へ帰る算段だ。


 上手い具合に都合がついたので、友人夫婦宅にお邪魔。部屋に入ると、テレビが二台ならんでおり、それぞれにPS2が繋がっている。オンラインゲームの 『モンスターハンター2』 の為に揃えたらしい。素敵な馬鹿夫婦。
 友人は中学高校の頃の同級生で、友人の嫁さんは小中学校の頃の同級生だ。なので昔話に花が咲く咲く。

 俺が中学の卒業アルバムを無くしたと云うと、「うちに2冊あるから1冊あげようか?」 と云ってくれた。そうか、同級生同士で結婚すると確かに同じのが2冊になるよなぁ。
 結局、探してみたら1冊しか見つからなかったが、もう1冊が見つかったらくれるとの事。で、卒業アルバムを見ながら 「こいつは今帰ってきてるよ」 「こいつとこいつが結婚した」 など、地元ならではの情報も教えて貰う。

 高校受験の頃の話をしている時、地元が田舎で私立高校など無かった事もあって
「俺等の時って、滑り止めとか云う概念があまり無かったよな。(都会の)私立に行く奴はある程度レベルの高い奴って感じだった」
 と云うと
「いや、結構(滑り止め)受けてる人居たよ」
 ……え? そうなの……? 俺、模試で99%落ちるって云われたところ一本だったよ(模試の結果が願書出した後来たので変更も出来ず)。
 なんか、当時から自分が思っていた以上に人生舐めていたようです。落ちたら定時制の二次募集でも受ければ良っかー、って感じだったし。

 夫婦揃って眼鏡のレンズを特注しなきゃならないほど目が悪いと云うので、どれくらいの物なのかそれぞれ眼鏡を貸して貰った。嫁さんの方の眼鏡を掛けようとした時に違和感を感じ、
「あれ? これ、これ(眼鏡のつる)が短い?」
 と訊くと
「それを指摘したのはアンタが初めてだよ」
 なんでも、他の人は皆レンズと目が近いと云うそうだ。ううむ、さすが目の付け所の違う(自称)俺様。ちなみに、極度の近視の人と極度の乱視の人の眼鏡とでは、近視の方がきつかったです。まぁ、どっちも殆ど見えない事に変わりはないのだけど。

 身長の話になり、嫁さんの従兄弟の彼女さんだかの身長が150cmと云う話を聞いて。
「良いねぇ。俺、女の子の頭撫でるの好きだけど、それくらいが撫でやすくてちょうど良いよ」
「うん。私はぎゅ〜って抱きついてきたよ」
「良いなぁ。ぎゅ〜っとすると、ちょうど頭がこの辺に来るんだよな」
「良いねぇ」
「良いねぇ」
 人の嫁さんと、背の低い女の子の良さで盛り上がる。

 そんな感じで延々と話す。夜に弱い旦那が寝た後も 「アンタはまだ居って良いよ」 と云うお言葉に甘えて、気が付いたら朝6時。お邪魔したのが夜9時くらいだったから、延々と9時間も喋っていた事になる。1〜2時間で帰るつもりだったのだがなぁ。
 友人の方はともかく、嫁さんの方とこんなに語ったのは初めてで、世間を斜に構えてみる嫌いはあるが、サバサバしていて良い奴であると再確認。友人も割と淡泊な方だし、良い組み合わせの夫婦だ。決して(少なくとも人前では)いちゃついたりはしないが、良きパートナーと云った感じ。
 最近、周りの結婚している連中は、旦那への愛情が無くなっただの仮面夫婦だの浮気しているだの、そういう話しばかり聞いていたので、こういう夫婦を見るとなんか嬉しい。

 それから睡魔と戦いながら帰り着いたのが朝8時過ぎ。突発的に思いつきで帰省したのだが、なかなか充実した里帰りであった。
 実家に顔出してないけど。


8月13日(ミクシィ)
「蛍光灯の破片に気をつけなきゃー」と云いながら、昨日の朝サクッと早速左足で踏んづけてしまいました。
 いやー、正直、ガラス云うても薄いから、刺さる前に砕けるやろう。足の裏の皮厚いし。と思って舐めてました。踏んですぐ足を引っ込めたんで2ミリくらいしか刺さらずに済んだけど、そのまま踏み込んでいたら割と大変な事になりそう。
 一昨日照明器具を受け止めた左膝もあざになっていて、なかなか侮れません照明器具。

 数日前に左手の人差し指、爪の付け根当たりを糸鋸でガリッとやってしまい、傷自体は全然大した事は無かったんだけど、やはり鋸の傷口はガタガタになるなぁ。と、ようやく傷口が塞がってきたところ、今度は仕事で使う小型のドリルの様な物で、肉と爪をゴリっと。

 それぞれの傷自体は大した事ないんだけど、なんか左の手足ばかりやられている気がするなぁ。


 今日から盆休みなんで帰省するつもりでいたけれど、帰省した際にいつも遊んでいる友人が今回なかなか都合が付かず、今日こっち(熊本市内)でなら遊べると云う事。
 そんな訳でこれから遊んでくる訳だが、そうなると帰省するにも中途半端な上に帰省する理由も無くなってしまうなぁ。どうしたもんだか。


8月12日(ミクシィ)
 今日は近くで花火大会があったので、途中で仕事を切り上げて帰宅。職場を出た頃はもう花火は始まっていたが、上手くいけばアパートのベランダからでも見える筈。
 急いで戻ってベランダに出る。鳩よけのネットが邪魔だが、それさえ我慢すれば特等席だ。
 しかし部屋の明かりが気になるので、部屋の蛍光灯を消したいところだが、スイッチが馬鹿になっているので根本から抜かねばならぬ。中間に咬ませるスイッチを買ってきているので、これを機に取り付ける事にしよう。
 暗い中、蛍光灯を丸ごと外して作業中、手が滑って蛍光灯が落ちた。
 ガシャンパリーン!
 立てた膝に当たり、いい音立てて割れる蛍光灯。ジーパン履いてて良かった。
「……花火見よ」
 割れたもんはしょうがない。ここでグダグダしているよりも、時間が限られている花火だ。
 ベランダに出たら、それからすぐに花火は終わってしまった。ううむ、思ったよりも短かったなぁ。最後の大輪が見られたから良しとしよう。

 花火の後は現実に戻って蛍光灯の整理。暗い中、テレビと懐中電灯だけの明かりで作業。幸い、割れた分の予備はあったので、蛍光灯はすぐ元に戻ったが、問題は割れた破片。この混沌の部屋で全ての破片を取り除くのは不可能に近い。
 取りあえず目に見える分と移動範囲内のは取ってしまったが、後どれだけ残っているやら。


8月10日(ミクシィ)
 いやー、少し遅れたけど七夕ですよ七夕。地方によっては旧暦に合わせているので、今頃七夕の話をしても不自然では無いですよ? 梅雨で大抵雨が降ってしまう新暦よりも合理的ですよ?
 まぁ、外見たら満月の月明かりで周りの星なんて全然見えやしなかったけど(ちゃんと太陰暦で計算すると上弦の月になるらしいが)。
 織姫と彦星は年に一回しか逢えない切なさを売りにしているけど、星の寿命考えると億単位の回数逢える訳で。そうそう同情するような事じゃないぜ? しかも、雨が降ると天の川の水かさが増して逢えなくなるとも云うが、それにもどこからともなく無数のカササギが飛んできて橋になってくれると云う救済策すら用意されているし。
 つうか、こちとら年に一度ですら逢えるような人は居ねぇよコンチクショウ。
 と云うひがみを毎年感じている訳ですよ。不毛な。



8月9日(ミクシィ)
 日曜日に吉本のお笑いイベントに行ってきました。
 僻地の会場であったので車で移動。1時間もあれば余裕で着くだろうと思っていたら、途中から大渋滞。会場のすぐ側が高速のインターだったので、そないに高速でどっか行く奴が居んのか、と思っていたら、インターを過ぎても渋滞は解消せず。
 結局渋滞の原因は、みんな吉本のイベントに向かう車でした。まったく、どいつもこいつも(当然己は棚上げ)。
 なんとか開演の5分くらい前に着いたのだが、まだ会場に入らず、まったりしている人の多い事。おいおいコイツ等間に合うのかよ。と思っていたら、やはり開演後にぞろぞろと。他にも公演中に席を立つ者とか(それも相当数)、騒ぐガキをほったらかしの親とか、そういうマナーの悪さが目立ったなぁ。
 あとカメラのフラッシュ焚く奴。どうやら写真撮るのはOKらしいのだが(荷物チェックがあると思って車にカメラ置いてきた俺が馬鹿みたいだ)、フラッシュは気になるからヤメロ。どうせ被写体まで届きゃせんのだから。

 まぁ、それはさておき、今回の出演者。流石にこれだけ揃うと贅沢な感じがする。

コンバット満・ケン坊田中
西川のりお・上方よしお
西川きよし・太平サブロー(横山やすし)
麒麟
タカアンドトシ
まちゃまちゃ
インパルス
出雲阿国
三瓶
キングコング
シンクタンク
中川家
横木ジョージ&ルミ
島田洋七
ざ・ぼんち
ポパイアンドパイポ
今いくよ・くるよ

 知らん芸人さんも二組ほど居たが、どれも概ね面白かった。個人的に今回一番面白かったのは麒麟だろうか。あと、意外にも三瓶が予想していたよりも良かった。
 この後何故か歌が入り、最後は新喜劇で締めだったのだが、意外だったのが新喜劇の出演者の名前が読まれる度に「わー」とか喜んでいる高校生くらいの女の子の集団が居た事。コイツ等! 新喜劇の主要メンバーの名前まで知っているのか!?(俺は石田やすしとか池野めだかとか、ホントに有名どころしか知りません。顔は少しは知ってるんだけど)
 そうかと思えば俺の横に座っていた年輩の夫婦が新喜劇の途中で帰っちゃったりと、意外な年代のギャップを感じた。
 新喜劇自体は今回ちょっと物足りなかったかな。いつもならもう一ひねりある所を、あっさり終わっちゃって少し肩透かしを食らった感じ。出演者も少なかったし。

 公演終了後。当然帰りも大混雑するので、暫く座席でボーッとして、ロビー当たりをウロウロして、車に戻ってゴロゴロして、結局1時間くらい時間を潰してようやく帰還。その1時間は長かったけど、公演中の5時間はあっと云う間だったなぁ。


8月3日(ミクシィ)
 今日くらいはヤケになっても良いよね。とも思ったが、はて? 一体ヤケになって何をしよう?
 ヤケ酒。下戸だから無理。
 ヤケ食い。晩飯喰った時点で既に胸ヤケ気味。

 他にヤケになってやる事ってあったっけ? ヤケゲーム。それはいつもやってる事だ。

 うーん、いかんな。こういう時でも冷静と云うのも考え物だ。もう少し情熱的に生きねば。
 下戸は何か合ったときに酒に逃げられないのが辛いな。逃げるつもりも無いが。


8月1日(ミクシィ)
 誰かの役に立つのが好き?
 誰にも必要とされなくなるのが怖いだけじゃねぇか。

 はい、ネガティブフレーズ大好きな俺様です。ま、誰しも自分を必要としてくれる者を必要とし、未来世界の半熟卵と電子少女よろしく、己が有用性を示そうとしているのですよ。いや、あそこまで直接的に命懸けじゃ無いけど(解る人だけ解れネタ)。
 そんな訳で俺も自分の有用性をアピール。

 ……
 ………(良いトコ検索中)
 …………
 ……えーと。やな事云わせたらなかなかのもんですよ? 粒入りグレープジュース飲んでいる人の横でタン壺の話したり。
 ……駄目だ。誰もこんなの必要としねぇ。しかもこれ掴みネタのつもりで、この後本編書こうと思っていたけど、時間が無くてこれがメインになっちまった。ま、本編これとは何ら関係ないので黙っときゃ解らないんだが。


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