戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。
日付の横に(ミクシィ)と書いてあるものはミクシィからの転載なので
ミクシィの方も見ている方は読み飛ばして良し。




5月29日
 27日にラーメンズの小林賢太郎さんプロデュース(KKP)公演 『TAKE OFF』 を観てきた。
 チケットを取るタイミングが遅かった(日曜分が売り切れた後)にも関わらず、前後的にも左右的にもど真ん中の、なかなか良い席。
 今回の公演では片桐さんは出ないし、コントではなく喜劇であり(そのような作品は他にもDVDで観てきたにも関わらず)、さらに出演者の一人が体調不良で降板のため代役が立てられるなど、果たしてどの程度面白いのか少し不安ではあったが、実際観てみるともうこれ以上無いと云うほど大満足。代役の方も立派にその役を果たしておりました。
 今回はこれまでになくセットも大掛かりで、セットの早変わりなど演出面にも力が入っていた。裏方さん大変そう。
 最後は出演者の誘導で観客全員で曲に合わせて手を叩き、さながら音楽ライブの様な一体感。いや良い公演でした。エンドトークが無かったのが唯一残念なところかな。

 物販コーナーでは小林さんプロデュースのトランプを購入。なんでも小林さんの趣味は手品で、トランプに対しては相当な思い入れがあるそうだ。その小林さんが徹底的にこだわって作った逸品との事。


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パッケージ
非常に真面目に作られており
ここに 「Kentaro Kobayashi」 の文字が無ければ
小林さんが関わった物だとは解らない


 封を切って中身を見ると、キャンバス地の様な表面処理が施してあり、カード同士の滑りも良く、トランプの善し悪しなどは解らない俺にも、上質な感じが伺える。これで1500円なら高く無いなぁ。
 と思っていたら、一般的な手品用のトランプは630円くらいなので、やはりそれに比べるとかなり高いか。つか、手品用のトランプって意外に安いのね。これならキャラクター物のトランプの方が高いよ。
 閑話休題。
 物販コーナーの側にはガチャガチャが設置してあり、皆並んでいる。一体何のガチャガチャやろう? と、人が減った後に引いてみると、今回の公演に合わせて作られたピンバッジでした。


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数種類あったみたいだけど、俺はこの一個で満足


 入場時に渡されたフライヤーの中に、小林さんの挨拶文が入っていたのだが、これもまたなかなか読んでいて面白い。小林さんの人柄が出ているなぁ。全部書く訳にはいかないが、ちょっと良いなと思った部分を抜粋。

「物事の価値は人によって違います。どうぞあなたにとっての価値を大切にして下さい。そうすることが、残念だったり嬉しかったり、日常に隠れた素晴らしいドラマを捕まえるコツなんだと、僕は信じています。 〜中略〜 この作品をご覧頂くひと時が、あなたにとって価値ある時間になることを心から願うばかりです」

 いや全くその通り。己の価値観を大切に。
 そして、これを観る為に仕事切り詰めたり多少の無理はしたけど、それに十分見合う価値ある時間でした。


 見終わった後に友人と飯喰って風呂入って友人宅へ。先日頼まれて描いたオオタカが載るパンフレットのゲラ版を見せてもらう。うわー、俺の絵締まりがねぇー。
 それを見て、もう少し締まりが出るようにと帰ってから輪郭を濃くしたりとちょいちょい修正。まぁ、締まりが無かったのは印刷する時に妙に明度が高かったのが原因かも知れんが。本刷りではその辺修正される事を願う。
 そんで、内容についても素人の意見を求められた(素人向けのパンフであるため)ので、「これ、この図だけだと何の事か解りにくいんじゃないか?」 とか 「このパンフ、どこにも完成図が載ってないけど、住民からしたら途中経過だけじゃなくて結果的にどうなるのかの方が重要ちゃうん?」 などと偉そうな事を2・3垂れておいた。
 しかし、印刷所側で実際に作業をする者(デザイナー)と打ち合わせに来る者(営業の人)が違うせいか、クライアントの意志が正確に伝わらず苦労している模様。
 ゲラ版を見ながら話を聞いていると、素人目にもデザイナーの我が出過ぎていると解る。なんか新人が粋がっているような感じ。これでベテランなら目も当てられんな。友人も苦労しそうだ。まぁ、その辺が難航しているお陰でこっちはオオタカの絵を直す余裕が出来た訳だが。


 翌日。ちょうど福岡で、自分の仕事関係の大規模な見本市をやっていたので、マリンメッセ福岡と云うホールに行く。
 そこのあるブースにて材料に関するアンケートに答えると、粗品を渡された。……渡されたのだが……。俺の職種は、女性も居ない事は無いのだが、おっさん率の方が遙かに高い。のにも関わらず、それに渡す粗品がキティーちゃんの小さなバッグとはどういう事よ? しかも、全然関係ない友人と一緒に行ったら 「そちらの方の分も」 と、ご丁寧に二つも貰いましたよ。野郎二人でキティーちゃんのバッグ持って途方に暮れる……。


 その後、街に戻りぶらぶらと。『無限の住人』 の 『武器屋24時』 を探すがなかなか見つからず。結局、最後の一軒でやっと発見。ちょい大人買いで4つ購入。目的は偽一の得物。
 帰ってから箱を開けた結果、4つ目で出ましたよ偽一の 「錦連・三途ノ守」 ちゃんと可動部が動くギミックは嬉しいのだが、カチカチっと鳴らないのは残念。そこまで求めるのは無理か。
 しかしこのシリーズ、結構大きさがでかい。ミクロマンの素体では流石にサイズが合わなすぎる。1/144のガンプラでもちょっとでかいだろう。

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 なにか合うサイズの物が無いかと見渡してみると、サイズ的にちょうど良い物を発見。


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ぎにゃー


 ううーむ、まさにこの為に存在していたかのようなフィギュアだ。今まで捨てないで取っておいて良かった。
 で、今回取った得物は以下の通り。ダブりが無かったのが幸い。


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左から
凶載斗「グラントルコ」
万次「烏・小天狗」
万次「妹守辰政」
偽一「錦連・三途ノ守」



5月26日
 仕事中、明日後日休取る為に努力した甲斐あって、この作業が終わったら後30分くらいで帰れるぞ、というところまできた。
 この分だと探偵ナイトスクープにも間に合いそうだ。
 と、やはり神様はそういう努力を見ているね。見ている上で邪魔してきやがる。
もはや事故とも云える事が起きて、ここ数時間の作業がパァ。やり直す羽目に。
 こんな時に聴くのは今流行っている洋楽の 『bad day〜ついてない日の応援歌』  などでは無く(持ってないし。あんまし好きじゃ無いし)、やはりイナヅマ戦隊。
 凹んだ時に癒される物では無いが 「おっしゃー、やったるわーい!」 と、気持ちが上向きの時は上昇気流になってくれる。

 で、なんとか終わらせてきました。最初に作った時から比べると驚異的なスピードで。まぁ、二度目なんで迷いが無い分早いのは当たり前なんだけど。
 これでなんとか明日のKKP公演には間に合いそうだ。


5月24日(ミクシィ)
 人生時折、唐突に試される時がある。
 自転車を停めて一通り買い物などをして戻ってくると、カゴの中に空き缶などのゴミが入れられていた事な無いだろうか? そういう場合は憤慨しつつも、ゴミ箱を探して捨てるしかないのであるが。
 しかし唐突に、自転車のカゴの中に未開封のチーズかまぼこと飴ちゃん(5個)が入れられていた場合は、どう反応すれば良いのであろうか?
 飴の袋にはパチンコ屋の名前が印刷されていた事から、パチンコの景品のはした物なのだろう。

 まぁ、もし入れた奴が近くに居て反応を見ていたら癪なんで、何事も無かったかの様に上にバッグ置いて帰ってきたが。


5月23日(ミクシィ)
 先週、待ちに待ったラーメンズのDVDの新作『ALICE』が発売された。発売日にビデオ屋に足を運ぶ。貸し出し中だったらセル版を買う覚悟で。
 すると、今まではラーメンズのDVDは一部ずつしか無かったのが二部入荷してあり、一部は残っていたので無事借りる事が出来た。
 一応販売コーナーも覗いてみる。お笑い系の新作の棚は何処だろうと探していると、『ALICE』の発売に伴い、過去の作品も併せてラーメンズのコーナーが作ってあった。えらく力入れてるなぁ。

 借りて帰って早速鑑賞。相変わらず面白いのは当たり前として、今回はいつにも増して小林さんの活躍が目立つ。
 今までの「ギリジン」や「たかしと父さん」などから片桐さんと小林さんの立場が逆になった作品や、日本語学校の流れを汲む作品など、かつて『エレ片』で片桐さんから「お前ホントは出たがりだろう」と云われたのに応えたかのようなサービスっぷり。パントマイムに声帯模写に顔芸と、小林さんフリークには堪らない内容。動きと云い表情と云い発音と云い、何をやらせても巧いなぁ。
 そして一通り観た後でも、バックミュージック代わりに流しっぱなしにしていたり。

 今週末は福岡まで小林賢太郎プロデュースの公演を観に行く予定なので、こちらも楽しみ。その前に仕事終わらせないとなぁ。


5月20日

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 さて、絵を描けるくらいまでに復活したか確認する意味も込めて、一通りの絵描き作業を通してみた。絵は例によって過去の物を引っ張り出して再利用。
 うむ。タブレットやスキャナなどハード面も含め、線画抽出アクションもペインターの筆設定も上手く働いていた模様。
 色を塗るついでに、同じ絵で以前までの塗り方(左)と最近やりだした塗り方(右)と両方やってみた。

 先日、友人より頼まれてオオタカと云う鳥を描いた。引き受けたは良いのだが、今までの描き方では羽毛のモコモコ感は出せず、途方に暮れていた(今までのやり方で動物を描くとこうなる)。
 最初は従来の塗り方で塗って、あとはクローン機能でなんとか誤魔化せるだろうと考えていたのだが、塗る段階でブラシを変えてみるとなかなか良い感じに。
 
 で、その塗り方で少しずつ通常の絵も塗り始めた。最初は人物には適していないと思い、服などにとどめていたのだが、肌も塗ってみると今まで以上にアナログの不透明水彩っぽい感じに。少し癖があり慣れるまでは使いにくいブラシだが、自分には合っているようだ。

 あるミュージシャンがアイドルグループに楽曲を提供した時、普段なら絶対使わないような手法を使ったら、その後自分の楽曲にもその影響を与えたと聞いた事があったが、それを思い出した。
 ジャンルが違うとは云え、ああいう一流どころと比べるのもおこがましいかも知れんが。

 ちなみに、以前これで描いたアナログ絵はこれ。ついでに、初めてパソで塗った絵はこれ。この時はマウス描きだったとは云え、さすがにこの頃に比べると進歩したなぁ。


5月19日
 さて、ここんとこパソのHDDが駄目になってて、ようやく復帰。ちょいちょいソフトをインストールしているけど、これがまた面倒。なんかやろうと思うと 「あ、これもインストールしないと」 と云うソフトが出てくる。
 あと、ソフトのIDやらパスワードやら、メールの設定やら。毎度ながらこれが面倒。一応バックアップは取っているのだが、パスワードと思っていたら登録番号だったり、ややこしいのなんの。
 そんで、約一週間ぶりにメールチェックしたら、スパムで300通くらい溜まっているし。スパムの学習機能もリセットされているのでまた一通一通振り分け。結局通常のメールは4通。改めてスパムの多さを痛感。
 一応、サイトをアップできるくらいまでには復帰したけど、まだまだ完全復帰には遠く。失われてしまったデータも少なくないし、参ったねどうも。


5月10日(ミクシィ)
 残業中。今日は比較的早く終わりそう(とは云っても既に8時半)なので、レイトショーでも見ようかと思う。あれやってたっけー? と、携帯サイトで映画情報を確認。おお、バッチリ。9時20分からやっているようだ。この期を逃す訳にはいかない。
 急いで後かたづけをして、帰ったのが9時。それから車で移動して、シネコンに着いたのが9時20分。やば、ギリギリでは無いか。
 出る前に財布の確認はしてなかったが、昼飯買った段階で、少なくとも千円札は残っていた筈だ。あと小銭がそこそこあっただろうから、1200円はある筈。そう思いながら車から降りて歩きながら財布を確認すると、所持金1197円。うわ、なんだこの漫画みたいな状況。
 しかし慌てず騒がず、ズボンの懐中時計用ポケットをまさぐると……50円玉2枚発見。前回ゲーセンに行った時の残りである。ふう、危なかった。
 ともあれ、これで所持金1297円。余裕で観られるぜ?(わりとギリギリ)


 そんな感じで、時間も金もギリギリな状況で観てきました、『かもめ食堂』
 あー、なんか良いなぁ。表現するのが難しいけど、リラクゼーションムービーと云えば良いのだろうか。ストーリー性を求める人には向かないかも知れない。
 大した事件が起こるでも無く、困難が待ち受けているでも無く。ただ、フィンランドにある「かもめ食堂」の日常が描かれている。何も変わらないようで、何かが少しずつ変わっていく日常。
 それ故に作中の
「ずっと同じではいられない」
「いい方に行くといいですね」
 と云う言葉が生きてくる。

 でも、たぶん、俺なんかよりも女性の方がこの映画の色んな物を感じ取れると思う。それは、主人公の生き方であったり、小物や服などのセンスであったり。
 あと、これ観てると無性にコーヒーが飲みたくなります。そして何か喰いたくなります。空腹時に観ると大変な目に遭います(遭いました)。
 そして、主人公の膝行(しっこう。座った状態で前後する、合気道の基本の移動式。らしい)は、『スピリット』の中村獅童のインチキ武道よりも余程しっかりしてると思いました。


5月5日
 3連休は岩国の航空ショーに友人に誘われていたのだけど、風邪を引いてしまったので、薬や食料の買いだし以外は殆どを布団で横になって過ごしました。まぁ、布団の中でゲームやってたんだけど。
『おさわり探偵』はフルコンプしたので『マザー3』へ。
 あったかくてエスプリが効いていて、ああ、やはりこの世界観は独特だなぁ。相変わらずプレイヤーとの距離感が絶妙。
 今回のは、ドット絵アニメが凝っていて、センスが良い。そして展開が全然読めない。まさかこうくるとは!?
 ところで、今回好物を「うまいぼう」にしたら「お母さんの手作りうまいぼう」など、うまい棒が家庭料理扱いでなんか変です。


5月2日(ミクシィ)
 29日、30日と大分のぴんぼすざすけ君が熊本に来襲してきたので、それをダシに味のれんに集まる事になった。急な話とはいえ、ちょうさん一家はじめ7人集まってくれた。みんな暇人である(失礼)。
 みんなに会うのはちょうさん夫妻が結婚した時以来だから、約3年ぶり。その間に産まれたちょうさんの息子さんは、びっくりするくらい奥さんにそっくりでした。そして俺とざすけ君はその子から霊を見るような目で凝視されました。まぁ、俺はいつもの事だけど。
 そしてあっという間に4時間以上が過ぎ、お開きに。まだまだ話し足りないので、また一緒に遊びたいものです。今度はざすけ君抜きで!(来られるもんなら来てみろや)

 他にも色々あったけど、後はざすけ君が彼の日記に書いてくれるだろう。

 珍しく風邪なぞひいてしまったので、大人しくクスリ飲んで寝るとする。本気で治さないと、GW後半戦の広島山口行きをフイにしてしまう。

PS
 某氏が散々「ガンパレのOPムービーを、本気で良いと云っている人が居たら見てみたい」と云われていたので、家に帰って再確認してみた。
 あー、こりゃねぇわなー。どんなのかすっかり忘れていたけど、なんでわざわざ3Dにしたんだろうと、当時思っていた事を思い出しました。


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