戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



7月28日
 ついに携帯電話を買ってしまった。
 俺が携帯を買う時には、その時の最新技術が入っていて、サイズも小さいハイエンド機(値段にして2〜3万くらい)のになるだろうなと思っていたのだが、カシオのG’zOneの魅力の前にそんな物は吹き飛んでしまった。
 雑誌記事などで見て気にはなっていたのだが、店頭でモックアップ(模型)を手にとって見て、制作者のこだわりに感服してしまったのだ。これは良い物です。もちろん、電子コンパスやナビウォークがなどの機能面に惹かれたのもある。

 さて、初めて買う携帯であるので、大した違いは無いだろうが、電気店などよりもauショップで買っておこうとauショップに入る。
 すると、この端末は売り切れで要予約との事。値段を聞いてみると、事前に電気店で見たものよりも若干高かったし、なんかauショップの店員にやる気が無さそうだったので、結局電気店で購入する事に。
 購入する際に
「WIN機で無いですけどよろしいですか? 着うたフルなどはご利用になれませんが」
 などと聞かれるが、別段WIN機にこだわる訳では無し、携帯をミュージックプレイヤーとして使う気も無い(例えば、ミュージックプレイヤー単体として見た場合、俺が求める条件を、携帯では何一つ満たしていない)ので着うたフルも要らん。
 と思っていたのだが、
「パケット定額もご利用になれませんが……」
 と云うのにはちょっと考えた。そうか、WIN機でないとパケット定額は使えないのか……。とは云っても使えない物はしょうがない。多少の不便は覚悟でこの端末を選んだのだ。
 と、話を進めていくと
「電話番号の下四桁を決められますが、何かご希望の番号はありますか?」
 なにぃ、これは不意打ち。いきなりそんなもん求められても、なんも浮かばんわ。ぞろ目などは芸がないし、多分他の誰かが使っているだろうからなぁ。
 しかし他に思いつく四桁の番号は、何かの暗証番号に使っているのばかりである。なんぼなんでもそれは使えない。
 結局、思い浮かんだ番号は、中学の頃使っていたチャリのチェーン錠の番号である。何故かこれは十年以上経った今でも覚えている。俺だけが覚えやすい番号だが、どうせ他の人に取っては電話番号など一度登録してしまえば覚えやすいもくそもねぇしな。
 繰り返すが、携帯を持つのは初めてなので、基本的な使い方くらい教えて貰おうと思っていたのだが、残念ながら地元商店街の夏祭りの会議の時間が迫っていたので、なにも聞かないまま帰る。あとは説明書とにらめっこだ。

 それにしても解らないのは携帯端末の値段。発売前の雑誌などには 「予想実勢価格約18000円」 と書かれていたのだが、店頭では14000円くらい。恐らくは新規契約だから予想よりも安いのだろうと思っていたのだが、最後の会計時に
「それと、3000円の値引きになりますね」
 って、それ何の値引きだ?! まぁ、安くなる分には構わんが、投げ売りの品じゃなくてもこれくらい平気で値引き出来る物なのか……。

 余談だが、電話関係のパーツを見ていたら、前々からその内買おうと思っていた黒電話専用の録音マイクがあったので、一緒に購入。店に置いてある段階で既に台紙が焼けており、かなり古い品だと解る。今の内に買っておかないと、いつ店頭から撤去されるか解ったもんでは無い。
 すると、携帯の契約時や、会計の時などに、
「え? これもですか?」
「本当にこれで良いんですよね?」
 などと3回くらい聞かれてしまって苦笑する。まぁ、携帯の最新機種と黒電話のパーツを一緒に買う奴などそうそう居ないだろうが。

 会議やその後の上司と一緒に食事などやっている間に充電を済ませ、いよいよ起動。しかし何をどうすれば良いかさっぱり。
 とりあえず説明書を見ながら決定ボタンを押していると、突然カメラモード起動。キャンセルはどれだ? とボタンを押すと、
「カシャ!」
 とシャッター音。キャンセルボタンは解らないのでそのまま保存。携帯買って最初に撮った画像は、もの凄くどうでも良い物でした……。


05-07-1.jpg
間抜け画像

 その後色々いじりながら、着信音や待ち受け画像などを決めていく。解る所だけ一通りやっていくが……なんか、思ったよりもやる事が無いなぁ。
 よし、EZアプリのゲームでも落としてやってみるか。と、DS版が面白かった 『癸生川凌介事件譚』 を落とそうとするが 「この端末には対応しておりません」 って、なにぃーっ!?
 どうやらEZアプリ(JAVA)と、この端末のEZアプリ(BREW)と云うのは微妙に違うようで。その内対応するらしいが。くそう、ゲームが出来ないとは、何のための携帯電話だっ!!(電話をかけるためです)

 あとは携帯する為に腰に引っかける金具でも作らなきゃな。こんな感じに。ポケットに入れるにはやはり邪魔なのだ。

 まぁ、パソに保存しておいた、クロノアの 「わっふー」 も着音に設定出来た事だし、取りあえずは満足しておこう。

 未だアドレス帳の開き方すら知らんがな。


7月20日
 ウチの親父が近くまで来るので、俺のアパートに食料などの差し入れなどを置いていった。その中に、今晩食べる為の弁当が入っていた。
 開けると、おかんの手作りで、メインは大きめのハンバーグであった。
 久しぶりに食べるお袋の味とやらは……中が生焼けでした……。

 ウチのおかんは昔から、料理が下手と云う訳では無いが、いい加減なのである。
 ガキの頃、インスタントラーメンを作っていたら
「アンタはラーメン作るのが上手いねぇ」
 と云われ
「普通に水測ってやれば誰がやっても一緒だろう」
と答えると
「ああ、私測ってないもん」
 こういう塩梅だ。適量を把握していないのに適当である。未だに炊飯器の許容範囲を超えた米を突っ込んで、硬いご飯炊いたりするし。
 お袋の味なんてこんなもんさ。


7月19日
 行ってきましたよUSJへ。高校の頃の同級生の野郎三人で。
 元々終末は福岡の友人の所に遊びに行く予定だったのだが、その友人が金曜まで大阪に出張になったので、「せっかくだからUSJに行こう。お前も来い」 となった訳である。ついでに名古屋に居る友人も呼んで。
 ……いや、お前は出張ついでで良いだろうが、俺は交通費自腹やん。「帰りの交通費は一万出してやる」 とは云うが、それ、この前描いた絵の報酬やん。なんか釈然としないぞ。

 ともあれ、土曜の夜に仕事を片づけ夜行バスで出立し、日曜朝に友人と合流してUSJに行き、日曜夜に福岡まで戻り友人の寮に泊まり、月曜に福岡の街を回り、夜に熊本へ帰宅の強行軍。疲れたー。

 で、USJ。流石と云うか、アトラクションは予想以上に凄い。一番新しく出来たスパイダーマンなど、視覚の錯覚でここまで浮遊感や落下感を出せるのかと感動。よくぞまぁこんなのを作ったもんだ。

 ジュラシックパークでは、「ほお、凄ぇなぁ」 などと呑気に見ていたら、急に目の前の道が無い。落下するまでそれに気付かせない演出の為だ。
 落下運動に弱い俺は思わず顔を引きつらせてしまう。うわー、間抜けだー。と思っていた所へ 「チカッ!」 と前方が光る。不味い、写真撮られた!
 と云うのを、降りた後に友人に云うと、友人二人は写真撮られた事にすら気付いてなかった模様。
 そして、その写っている写真を見て友人が大笑い。そんなに間抜けな面してたか? と思うと、
「お前、ヅラが取れそうだぞ」
 との事。なるほど確かに髪の毛が逆立って、今にも飛んでいきそうだ。ここに来て俺様のヅラ疑惑が発覚。

 ジョーズのアトラクションでは、俺の隣に座っていたガキが大泣き。そりゃ、ガキの頃にあんなでかいサメが襲ってきたら泣くわな。どかんどかん銃声や爆発音も響くし。親は笑っていたが、あれは確実にトラウマになるぞ。

 さて、USJにはブックレット7やブックレット4と云う特殊なチケットがある。これは入場料とは別料金で、それぞれ7つまたは4つの主要アトラクションで待ち時間を減らせると云う物だ。
 最初にスパイダーマンで70分ほど並び、それで並ぶのに嫌気が差してブックレット4を買ったのだが(7は売り切れ)、その威力たるや凄まじいもので。一時間以上並ばなければならない所が、ほんの5分ほどで入れるのだ。
 それも、普通に並んでいる人達を横目に見ながら。これは凄い優越感である。金の力って凄ぇー! と思わせるに十分な物であった。
 この先、USJに行く人は、是非このチケットを買う事をお奨めする。数量限定なのでお早めに。


7月11日
 急遽、今週末に大阪のUSJに行くことになりました。野郎3人で……。
 夜行バスは眠れないから苦手なんだけどなぁ。一時間に一回は目が覚める……。


7月10日
 吉本新喜劇を見に行って来ました。パッと見た感じ会場は満員。若者もちらほら居たけど、やはり年齢層は若干高め。あと家族連れも。
 内容は、新喜劇があって、その後10$(テンダラー。若手芸人)と今いくよくるよの漫才。そして大喜利。
 いやー、コテコテですな。良いですな。解ってんのに笑ってしまいますな。
 新喜劇には10$の他にも、ビッキーズや、あと名前忘れたけど他の若手芸人も出ていたのが意外で嬉しい。ビッキーズの飴ちゃん欲しかったなぁ。
 10$も面白かったけど、今いくよくるよは流石の安定感。貫禄あるなぁ色んな意味で。
 ただ、おばちゃんはビニール袋をガサガサさせたりする事に何の遠慮も無いんだなぁ、とか思ったり。あと、おばちゃんは下ネタ好きです
 全体的にサービス精神が感じられて良かったです。個人的にはシベリヤ文太が見られたのが良かったかな。面白い事云わなかったけど。

 これからも、気になる物は、機会があればジャンル問わず舞台など見に行きたいなぁ。


7月7日
 妊娠中の同僚が、産休に入ったと云うのに職場に出てくる。
 と云うのも、院長の息子の副院長の奥さんなので、職場の二階が両親の実家となるのだが。それで 「じっとしていられない」 とわざわざ制服に着替えて出てくるのだ。
 もう予定日も過ぎているので、少し動いて出てくるのを促さないといけないらしいのだが、やはり大きなおなかで動かれると気になる。なんか荷物を押しているのを見かけると
「あーもう、俺がやるから」
 と出て行ってしまう。
 他人事でこうなんだから、もし自分が結婚して子供が出来たりすると、気が気ではないんだろうな。目の前に居る間は嫁さんには何もさせないかも知れん。

 そんなこんなで予定日過ぎてもなかなか出てこなくてやきもきさせたけど、今日無事に産まれたそうです。待たせて待たせて七夕に産まれてくるなんて、なかなかやるな。


7月3日
 デパートに行き、いつも買っているTシャツを買い、ついでに別館のコムサストア(服屋)を覗く。適当に一着手にとって戻す。店員が声を掛けてくる。
 早い! 声掛けるのが早いよアンタ! もうちょっと自由み見させろよ!
 そして二言目には、
「今日はお仕事はお休みなんですか?」
 なんか、毎回同じ事を訊かれている気がするのだが、店員にとって日曜が休みかどうかがそんなに重要な事か? まずはその話題からとマニュアルにあるのか?

 そんな店員の言葉を流しつつ、ちょっと良い感じの半袖シャツがあったので
「これのLはありますか?」
 と尋ねると
「Lですか?」
 と、「Lは大きいんじゃないですか?」 と云う口調で云ってくる。うるせぇ確かに身長ではギリギリMサイズだが、Mだと袖が余るんだよ。ああでも、半袖だとそれも関係ないかな? と思っていると
「ちょっと羽織ってみられますか」
 と云われ羽織ってみる。
「あー、肩幅があるのでLで良いですね」
 ……な、ほら、云った通りLで良いだろ。理由はちょっと予想外だったけど。

 さて、あとちょっと他のを見て、さっきの半袖シャツ買って帰るか。と思っていたら、
「ちょっとインナーも合わせてみましょうか」
 と、店員が勝手にインナーを選び始める。いらんいらん。さっきTシャツ買ってきたばっかりや。と思うも、
「ほら、これなんか襟をこう重ねる感じで着ると良いですよ」
「はぁ……」
「これはちょっと重ね着っぽくなってまして……」
「はぁ、そうですね」
「この組み合わせなんか間違い無いですよ!」
「へー……」
「もう無地は卒業ですよ」
 あー、もう鬱陶しい! こんだけ乗り気じゃない雰囲気醸しだしてんだから察せ! 大体何か? 「無地は卒業」 って、客の着ている服に難癖つけようってのか? 例え間違いでも、テメェの持ってきた服が間違い無くても、俺の服は俺が選ぶ。
 とは思う物の、気が弱いので口に出して云う事も無く。

 例えば訪問販売なり電話勧誘なり、話の途中で断る事が出来ず、ずるずると聞いてしまう。しかし、最後の最後では断る為に、相手は話し損である。最初から断ってくれたらその時間を次に回せると云うのに。
 彼らとの邂逅は、お互いにとって不幸な出来事なのだ。

 と云う訳で今回も、最初に自分の選んだ半袖シャツだけ買って帰ったのでした。
 今度からはちゃんと最初に 「お構いなく」 と云えるようにしよう……。


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