戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



4月30日
 ここんとこヘコんでいたら、ある人に叱咤された。有り難いなぁ。


4月29日
 世間様ではゴールデンウィーク初日だそうだが、休みが暦通りの俺には普通の祝日。
 これといった予定も無く、昼過ぎまでグダグダしていたのだが、いい加減髪を切りに行かねばならぬので外出。
 夕べはパソやりながらそのままパソの前で寝てしまった、イコール風呂に入ってない当然髪も洗って無い。そんな状況で散髪に行くと云うのもどうかと思ったのだが、これ以上、文字通り伸ばし伸ばしにするのも何だし。

 散髪中、床屋のおばちゃんから
「にーさんの前髪はきっちり別れとるねぇ。手入れをしっかりしとっとやろう」
 と云われる。……あー、また身に覚えのないと云うか、謂われのない事を誉められてしまったよ。手入れも何も、普段は風呂上がりに前髪が鬱陶しくないように乾くまでバンダナ巻いているだけだし、夕べに至っては手入れどころか、洗ってもいないっちゅーねん。


4月28日
 今日は職場の飲み会でした。
 なかなか盛り上がったのだが、「私、飲ませ上手なんですよー」 と云う新人の一人がコンパ仕込みの一気の音頭を取りまくる。
 怖いっ! この娘は怖いっ!! それは飲ませ上手と云うより追い込み上手だ! 下戸にとっては天敵です。盛り上げ上手っちゃー盛り上げ上手なんだけどね。
 さて、もう一人準新人とも云える女の子も、人に酒を勧めるのだが、こっちは自分が酔って、ろれつの回らなくなった口調で 「おらー、飲め!」 と云う体育会系。でも、こっちの方が親しみが持てて可愛らしいです。酔ってるから適当にあしらえば誤魔化せるし。
 今日の飲み会で、俺以外の全員が彼氏彼女もしくは配偶者が居る事が判明。……あれ? そう云えば職場以外でも、俺の回りの連中の殆どが相方が居るぞ。おかしいなぁ……(何もおかしくはない)。


4月25日
 先日の組合の集会。その会場である建物の一室のコンソールの画像。



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 えらく画像が古くさい。解像度も荒いし、PC-8801みたいだ。と思って下の戸を開けてみた。


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 ん? 3.5インチフロッピーか。本体色もグレーっぽいし、FM7シリーズかな。とよく見ると。


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 MSX2かっ!?
 うーむ。まさか公共の機関にMSXが使われているとは。まぁ、そう大した処理をする訳でもないならMSXでも十分だし、安価であるから合理的とは云える。
 しかし、フロッピー2基で本体とキーボードが分離しているモデルって、かなりの高級機じゃなかったかなぁ。


4月24日
 3時間も寝てないのに、朝っぱらから組合の集会。終わったのは午後2時過ぎと云う半端な時間。さて、これからどうするか。
 チャリで来ているのなら途中で街に寄れるのだが、今回は車である。一度家に戻ってチャリで出直すにしても、スーツから普段着に着替えている間に街へ行く来も失せて、そのまま部屋で怠惰に過ごしそうだ。それはそれで魅力的だが、この晴天にそれはちょっと勿体ない。
 結局、長らく友人に貸していた車が戻ったばかりでもあるし、適当にドライブでもして帰る事にする。疲れている事だし、近場の熊本港にでも行って、そこの喫茶店でコーヒーでも飲んで帰る事にしよう。

 ……はい。予想通り、熊本港では済みませんでした。熊本港の先に長州港と云う港があるのだが、気まぐれでそっちに行ってみようとしたり、土手の上を車が通れると見ればそっちに行ったりと、気まぐれで知らん道知らん道に。
 窓を全開にして走る海沿いの道。どこまでも真っ直ぐに伸びる、畑に囲まれた一本道。一歩高い所を走る感覚が新鮮な土手の上。
 知らん道を走るのは苦手だが、こうやって無目的に田舎道を走るのは悪くない。

 そんなこんなで遠回りと云うか、どこを通ったか解らないけど、一応長州港にも行きました。しかし残念ながらここには喫茶店はありませんでした。
 フェリー乗り場をうろうろして外に出たら、ちょうどフェリーがこっちに来る所だった。



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たたずんでフェリーを見るおっさん


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迫るフェリー


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さらにたたずむおっさん


 色んな人生があるものです。
 フェリー乗り場の向こうには、やたらだだっ広い積載場がある。時間は5時半頃。もう今から熊本港の喫茶店に行くのは無理なんで、ここの自販機の紙コップのコーヒーで我慢するとする。紙コップの自販機のコーヒーは一応ドリップしてあるので缶コーヒーやインスタントより旨い。
 コーヒーを車に乗せ、積載場の海べりへと車を寄せる。夕日と云うにはまだ少し早い時間だが、ムードのあるジャズをかけ、潮風を浴びながらコーヒー(ブラック)の苦みを味わう。コーヒーを飲み干し、ネクタイを緩めシートを倒し、ただ、風と音を感じる。
 おお、何か良い感じやん? ムードのあるジャズと云うのが、 『神宮寺三郎』 の曲と云うのが俺らしいが。
 もう少し居たかったが、6時になるとゲートが閉められるらしいので帰るとする。帰りもまた、なかなか快適なドライブであった。少し眠かったけど。


4月23日
 なんかもー、なんもやる気が起きなくなる。まぁ、こういう時は何もしなくて、ただボーッと過ごすのも悪くない。問題は、そんな時に限って、不安になるほど仕事がてんこ盛りになっている事だ。
 仕事の方が抜け殻になりながら無心にこなして行けば良いとして(あまり良くありません)、帰ったらもう何もしないでふさぎ込んでおこう。

 ……と思っていたら、夜になれば何か色々やる気が出てくる不思議。


4月15日
 朝、いつも起きる時間より1時間ほど早い時間に電話が鳴った。んもー、一体誰だよ? と思いながら電話に出る。

「はい、田中(偽名)です」
「……」
「もしもし?」
「…………」

 なんだよ。朝っぱらから無言電話かよ。しょうがないので、こっちも黙ってパソコンでもいじっていたら、数分で切れた。
 なんだ、もう終わりか。根性無ぇなぁ。と思ってたら、また電話が鳴る。

「もしもし」
「…………」

 あー、やっぱまたか。と思いつつ、また黙ってパソをいじる。今度は、さっきよりもかなり短い時間で切れる。むう、これはまた来るな。こっちの反応が無いもんだから、何度も掛ける嫌がらせで来たか。
 などと思っていたら、案の定また掛かってきたので、1コールしない内に受話器を上げ、すぐ落とす。暫くするとまた掛かるので、また取ってすぐ切る。
 そんな事を5〜6回繰り返したら、掛かってこなくなった。ちっ、根性無しめ。
 まぁ、面白いリアクション取れなかった俺も反省。俺に羞恥心が無くて演技力があるのなら、無言電話に対して架空の相手に妄想会話でも聞かせてやるものを。


4月10日
「誰にでも優しいのは、場合によっては罪だよ」 と云う人が居た。
「誰にでも優しすぎると、自分が傷ついてしまうよ」 と云う人が居た。

 誰にでも優しい奴が傷付くのなら、それはその罪に対する罰なのだろう。ま、そんなお人好しが居ればお目に掛かりたいものだがな。そして俺にも優しくしてくれ(女性限定)。
 と思ったけど、万人に与えられる優しさなら要らねーや。つまりはそういう事なんだろう。


 たまに、俺に対して 「優しい」 と云ってくる人が居るが、俺の場合は優しいのでは無く、甘いだけである。自分にも他人にも甘い。時に必要な、突き放す優しさなど持ち合わせてはおらぬ。
 そしてその甘さは、相手を駄目にする。自分への甘さが、相手を傷つける。まるで何かの汚染源の様に、じわりと、甘く腐らせていく。周りの者に罪悪感植え付けていく。


 うわ、おもしれぇ。ネガティブ思想って、こんなに自己否定出来るのか。あんまりネガな事書くと心配する人が居るかも知れんが、俺は 「例え世界中が否定しようと、俺は俺を否定しない」 って奴なんで心配無用。
 ……いや、流石に世界中に否定されたら凹むかもな。


4月3日
 住んでるアパートの近くに、サイクリングロードのスタート地点がある。山鹿市と云う所まで通っていて、片道34Kmある。しかも、サイクリングロードとしてはアップダウンが多いらしい。
 今日は休みであるが予定は無い。街に買い物に行くような事も無い。いわゆる、暇である。なので、その内やろうと思っていたサイクリングロードの走破を試みる。
 昼1時過ぎにふらりと出発。ぐ……こ、これは、風がきつい。強風の上に完全に向かい風である。ゆるやかではあるが上り坂と向かい風のせいで、時速10Kmくらいしか出せない。く、いきなり逆境か。
 しかし、それでも、バンプオブチキンの 『車輪の唄(これの入っているアルバムは、概ね不評だが、この曲はお気に入り)』 を聞きながら漕ぎ進む。

 途中、線路と併走しているところで、フェンスの上に座って休憩。風が強く、木々のざわめきが地鳴りの様に聞こえる。



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 時々、同じようにチャリを走らせている人と会うが、大体がロードレーサータイプなどの本気チャリで、人によってはヘルメットまで被る本気仕様なので、前にカゴを付けた街乗りチャリで完全普段着の俺はなんか肩身が狭い。つか、最初から最後まで走破するつもりだとは見られてないだろう。
 途中で、なんか良い感じの脇道を見つけ、よせば良いのに、この先は何があるんだろう? と入っていく。


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この先は?

 まぁ、大抵行っても何かある訳じゃないのだが、今回は寺っぽい建物を発見。桜は二分咲きだったが、満開になればさぞ良い雰囲気になるだろう。


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 その後も、相変わらず強風に煽られながらも、斜面に咲いた菜の花などを眺めながらゆっくりゆっくり先へ進む。残り10Kmにもなると、既に足の疲労はピークに達しており、いつも走っている程度の距離でこの有様とは、風の影響の強さを改めて思い知る。
 帰りの分の体力も考えると、ここらで引き返した方が賢明かも知れんが、そんな腑抜けた報告は出来ぬしな。
 ゴールの少し手前。芝生に寝っ転がって休めそうな場所があったので、大の字に寝転がる。あれだけ俺を苦しめた風が優しく体を撫で、心地よい……なんて事は無く、さ、寒い! どこまで俺を苦しめるつもりか、風!

 そんなこんなでやっとゴール。しかし、スタート地点がそうであったように、ゴール地点もこれと云って何も無い所。こんな所に放り出されて一体どうしろと。とも云ってられないので、どうにかする。と云うか、何故ゴールの喜びに水を差すように雨が降りますか?

 ここは温泉地なので、まずは温泉だ。とりあえず一番最初に目に付いた看板の温泉に行く。入浴料は150円……安っ! タオル代やコインロッカー代の方が高く付いたよ。
 温泉施設と云うよりは銭湯のようなつくりで、中に入ると、午後4時ごろと云う時間帯にも関わらず、人で一杯。正確に云うと、ジジィで一杯。半円状の浴槽の周囲にみっちり20人ほど埋まっており、ジジィ率約95%。
 温泉に浸かって多少疲労も回復。と思ったが、入浴って、特に温度が高かったりすると結構体力消費するみたいな感じもするし、どうなんだ?

 入浴後、復路につく。帰りは同じ道を通っても面白くないので一般道で。全然知らん土地だが、至熊本市の看板を頼りに進む。しかし、「熊本市まで26Km」って、サイクリングロードは8Kmも遠回りだったんかい。帰りの体力が保つか不安だったが、往路よりも距離が短い事に希望を見いだす。
 途中、温泉水の湧き出している公園があり、数人の人がポリタンクなどに汲んでいる。見ると、飲むと体に良いらしい。せっかくなので、俺も空のペットボトルを取り出して汲む。
 早速少し飲んでみるが、ちょっと硫黄の匂いがしてあまり旨い物ではない。生ぬるいし。

 朝からヴィダーエネルギーインとスポーツドリンクしか口にしてなかったので、流石に何か喰わんと。と、通りがかりのトンカツ屋に入る。あんまり腹一杯喰うと、この後きついので、なるべく腹八分、いや、六分くらいにしておこう。
 と、思っていたが、お代わり自由のご飯がおひつに入ってテーブルに置かれたので、それを空にするまで(と云っても二杯半分くらいだが)、さらにトンカツの下に薄い食パンが敷いてあったので、トンカツの最後の一切れと野菜を挟んでカツサンドにして喰っちっまってお腹一杯。
 腹も溜まった(と云うか溜まりすぎた)事だし、再出発。往路よりも復路の方が距離が短くて楽そう。と思ってたが……甘かった。距離は短いが、その分勾配が急だ。しんどい……。今日はメチャメチャ有酸素運動してるぜ? 体脂肪燃やしまくってるぜ?

 そんなこんなで、何とか帰り着きました。総走行距離は67.5Km、消費カロリーは約745キロカロリー(ただし、距離と速度から割り出しているだけなので、実際はもっと多いと思われる)。
 疲れた……。ふとももの筋肉がえらい事になっている。しかし、どんなに遅い歩みでも、進み続ければいつか必ず辿り着く、と云う当たり前の事を、改めて、身をもって体験できた。

 そして深夜。温泉水の影響か、他に要因があるのか。てきめんにお腹を下しました……。そりゃもう、「あー、体の中の悪いもんが全部出ていく感じやー」 って程に。ちなみにこの場合の悪い物とは、温泉水そのものの事であるが。100mlも飲んでいない筈だが。
 そういや、一度煮沸するように書いてあった様な無かった様な……。


 以下、途中で見つけたちょっと変な物。
 ビニールハウスの間に、「No.1 野口英世」 と書かれたタンク。一体なにが野口英世なのだろう? それに、No.2 3もあるのだろうか? 謎である。



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 誰も入れぬ家。下には 「敷地内に入った場合は不法侵入とみなし即警察に通報します」 と書いてある。


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一体何が彼をそこまでさせるのか


 PTAの看板。ありがちな、赤で書いたら赤だけ風化して見えなくなった物。
 一体何が要らないのだろう? そして何を覚えておかねばならないのだろう? 何かのお題みたいだ。


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 ちなみに、風化していない看板で見た正解は 「チカンはいらん!!」 「ナンバーを覚えとこう」 である。この辺に出没する痴漢は、みんな車かバイクなんだろうか? サイクリングロードなんで車は入れない場所だが。


4月2日
 はい、エイプリールフール終了。今年は何もネタを用意しておかなかったので、日付が変わってからの急造だったが、先月の流れから見てちょっと生々しすぎたかも知れない。
 色々あったけど、私はノンケです。

 つか、なんで4月1日になるとカウンターがグルグル回るかなぁ。ちょっと申し訳ない気分。


4月1日
 さっき、惚れた女の子に振られてきた。暫くその女の子と話していたんだが、いやー、これがまた泣いたり笑ったり、とても振った女と振られた男の会話じゃなかったな。相手もこんなんじゃ調子狂ったろうに。
 よく、「何でお前には彼女が出来んのか?」 と聞かれるが、一度は好きと云われた相手に(でも色々あって付き合ってはいないが)去って行かれるって事は、よっぽど俺に魅力が無いって事だろうな。
 色々あったけど、私は呑気です。


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