戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



2月29日
 深夜、明日の朝食になるものが無い事に気づき、ちょろっと近所のコンビニにでも行こうかとドアを開ける。しかし、アパートの通路にて財布の中身を確認すると、次に銀行に行く予定の日まで、殆ど余裕が無い事に気づく。
 明日の朝食の為のパン一個買うくらいの余裕はあるが、いざコンビニに行ってしまうと、何やかんやで色々使ってしまいそうである。
 さあって、どうしたもんかな、と、階段の手すりに寄っかかって、目の前の、住むのも危なっかしかったあばら屋が解体されて、すっかり見通しが良くなった風景を眺める。
 と、手の甲に冷たい物を感じ、手を伸ばしてみると、僅かながら雨が振っていた。
 ……全く、我ながらどうかしてると思う。何故雨が振っていると、それだけで外に出る気になるのか。昼に雨が振ると外出する気は失せると云うのに。
 で、せっかく歩き始めたんだから目的が必要となり、当初の目的であったコンビニへと足を運ぶ。これもまた本末転倒と云うのだろうか。

 コンビニに行くと、何やらいつもと雰囲気が違う。ドアには何やら張り紙がしてあり、店内も閑散としている。張り紙には 「都合により、酒類と煙草の販売を中止させて頂きます」 などと書いてある。店内が閑散としていたのは、酒類と煙草がそっくり撤去されていた為だ。
 はて? このコンビニは元々酒屋が転身した物ではなかったか? それが酒の販売を辞めるなど、奇妙な話だ。考えられる仮説は一つ。
 買い物を済ませ(自制が効いて、パンと飲み物だけで収まった)、レシートを見て確信する。今までは 「SPAR ○○酒店」 だったのが 「SPAR ●●(町名)二丁目店」 と変わっていた。つまり、経営者が変わったのだ。そこら辺の制度は良く解らんが、新しい経営者は酒類の販売の権利を持ってないのだろう。見ると、真新しいアルバイト募集の張り紙もある。
 元々、以前の経営者は親族ぐるみで携わってる感があり、それ独特の垢抜けなさが漂っていた。BGMは指定の有線では無く、好き勝手なCDを流している様であったし(尤も、軽快なロック調のそれは、個人的には割と気に入ってはいたのだが)、経営者の親族であろう、あまり品のあるとは云えない私服の婆さんが店内を跋扈(ばっこ)して、これまた親族と思われる店員に向かって何やら喚いている様は、田舎商店では無いコンビニの経営者としては失格であろう。
 まぁそんなこんなでチェーン店としては問題ありとしての経営者交代なのかと勝手に思ってみたり。単に以前の経営者が都合で辞めただけかも知れんが。

 このコンビニは表通りにあるのだが、路地裏を辿って裏通りに出ると、前身であった酒屋の建物が今も残っている。店自体はずっと昔から閉まっていて、コンビニの倉庫代わりに使われていたのだろう。店は閉まっているが、軒先には自販機が並んでいたので、何となく様子を見に行く。
 見ると、その殆どに売り切れランプが灯っており、もう商品補充はしていないのかと思わせる。それが何を意味するのかは不明だが。
 ま、実際そんな事はどうでも良く、単にこの路地裏の雰囲気が好きだったので適当な口実を付けて通りたかっただけなのである。なんせこの路地裏、一応街灯はありながらも、暗いわ狭いわ坂道だわ曲がって先が見えないわ入り口に地蔵があるわ出口に小さな社があるわで、いかにもナニか起こりそうな雰囲気なのである。ああもう素敵。昼に来ても、薄暗いながらも木漏れ日を感じたりして、それはそれで良い物である。抜けた先が単なる住宅街なんで、通る必然性が無いのが難点ではあるが。
 そして部屋に戻ってから、雨に濡れた体を風呂に入って癒すのがまた気持ち良かったりするのだ。
 しかしまぁ、何でいつも深夜に外に出るのが、意識せずとも計った様に丑三つ時なのだろうなぁ……。


2月27日
 『Fate』日記
 ……いや参った。先日このゲームに出てくるアサシンは目隠し二刀流だと書いたが、ゲームを進めていくと、目隠し二刀流はライダー(騎乗手)と呼ばれるクラスで、アサシンはアサシンでまた別に居るんでやんの。
 いやまぁだって、ゲーム中のアサシンを象徴するカードの絵柄が二刀流で、それでパッケージ写真に二刀流のキャラが居れば、結びつけて考えるのは必然。それに目隠しだっていかにもキャラクターとしての暗殺者のイメージに合うアイテムであるし。『ギルティギア』 のアサシンギルドの長、ザトー・ワンのイメージもあったのだろう。
 うん、これは勘違いしたとしても恥ずかしい事ではないぞ。


2月25日
 『月姫』 を作ったTYPE-MOONの新作であり、初の商業作品でもある 『Fate/stay night』 をちょろっとやってみる。
 ……いや参った。アサシンのサーヴァント(使い魔)として召喚される奴が二刀流とは。しかもパッケージの画面写真を見ると目隠し装備。どの様な活躍を魅せてくれるのか、今から楽しみだ。

 なんでまた目隠し二刀流のアサシンが参ったのかと云うと、 『ラグナロクオンライン』 の自分のキャラが正に目隠し二刀流のアサシンであるからに他ならない。
 今でこそ装備品の目隠しは実用品となっているが、俺が買った頃は見た目だけの完全趣味の品であった。他の実用的な得物は全然揃ってないのに、それに大金(安サラリーマンの月給二ヶ月分くらい)を突っ込んだくらいだ。そりゃ他のゲームなどで似た様な出で立ちの奴が出たら心躍ろうと云う物だろう?


2月21日
 何気なく、ある瞬間接着剤の説明書を読んでいたら、「接着できないもの」 の欄に気になる記述を発見。


04-02-1.jpg
そういや、皮はくっつかないのか
人間の皮膚は嫌と云う程つくのに


 ペット?! そりゃ動物を瞬間接着剤でくっつけちゃ駄目だろう。何故わざわざこの様な記述があるのか? 濡れた猫を乾かそうとして電子レンジに入れたら死んだからと云って訴訟を起こしたと云う様な事が、瞬間接着剤でもあったのか?
 と思ったが、すぐにそれはペットボトルなどの原料であるペットであると思い当たる。しかしまぁ、この欄には 「出来ない物(ポリエチレンなど)」 と 「してはいけない物(高額商品など)」 が一緒に書かれている為、一瞬混乱してしまうのも仕方ない。
 一応ペットボトルを試しにくっつけてみたら、やっぱりくっつきませんでした。一見くっついた様に見えるが、少し力を加えるとペリっと剥げる。

 ついでに念のため云っておくと、「猫を電子レンジでチン」 の話はアメリカの方でも比較的広がっている都市伝説。向こうでは猫以外でも鳥などのバリエーションがあり、電子レンジに入れて死んだと云うのが話の焦点であるのに対し、日本では訴訟大国を揶揄してか、その後の訴訟云々が焦点になっているのが面白い。
 しかし、飼っていた亀の甲羅が割れたからと云って、それを瞬間接着剤でつけようとする人は実際に居るそうで。何となく気持ちは解るが、そういう場合は獣医に診せて固定してもらうと、ちゃんと組織がくっつくそうだ(骨折みたいな物?)。


2月14日
 出産祝い、香典、御祝儀がこの一週間に出ていった。人生の悲喜こもごもがいっぺんに来た感じ。
 財布の中身は寂しくなる一方だったが…。



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