戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



1月28日
 それは最初、取るに足らぬ存在であった。我が軍の勢力の弱い区域に現れた一介の反乱分子。それも、せいぜい我が軍の、戦士と云うのも憚られる程の最下級戦士と同程度の能力。間違っても我が軍の脅威になるとは云えぬ、全くもって取るに足らぬ存在であった。
 しかし奴は、恐るべき能力を持っていた。我が軍の戦士を倒し、喰らい、己が能力を向上させる能力。我が軍の戦士達は、次々と討ち取られ、金品ばかりかその存在全てを略奪され、奴の糧とされていった。
 奴は我が軍の勢力の弱い所から、少しずつ強い所へと巧妙にルートを辿りながら、徐々に力と行動範囲を伸ばしていった。
 そして更に恐るべき事に、奴は不死身の化け物でもあった。増長した奴を、我が軍の名のある将が討ち取った事も幾度と無くあった。しかしその死体は忽然と消え失せ、いつの間にかまた復活しているのである。そして、また我が軍の戦士を吸収し、更なる脅威となって我が軍の将の前に立ちはだかるのだ。
 この様な化け物を相手に、一体どのような対策が立てられよう。我はただ、真綿を絞める様にじわじわと迫り来る歯牙に怯え、我が城の最深部に閉じこもって震えるばかりである。
 そして奴は遂に、この城まで辿り着いた。我が軍の精鋭の近衛兵をも物ともせず、隠し通路を難なく発見してこの部屋にやってくる。
 扉の向こうで側近の断末魔が聞こえる。
 そして奴は、死神よりも濃厚な死の匂いをその身に纏い、我が前に現れた。
 我とて、我が種族の王。これまでに朽ち果てて行った同胞の為にも、大人しく滅びてやる訳にもいかん。我が持てる力の全てを以て、返り討ちにしてくれようぞ。
 尤も、返り討ちにした所で、また奴は更に力をつけ、我が元に辿り着くのだろうがな。逃れようの無い、滅びの道よ。思わず失笑を漏らしながら、我は奴を迎え入れる。
「くっくっくっ……、よくぞここまで辿り着いた物よ……勇者よ」




 とまぁ、ドラクエに代表されるRPGのラスボスの心境ってこんなんじゃないかなと思った訳だ。


1月25日
 なんかここんとこ調子悪いなぁと思っていたCD−RとDVD−ROMのコンボドライブがとうとうお釈迦になった模様。
 とりあえずCD−ROMドライブは付いているので普段の仕様にはあまり支障がないのだが、それでもたまにはCDを焼く事もあるし、買ったはいいがまだ手を付けていない 『イース6』 はDVD−ROM版でもあるし、パソでDVD鑑賞する事もあるしで、やっぱり無いと困るものである。
 幸いにして、最近は規格が乱立していた書き込み型DVDドライブにも、全ての規格に対応したスーパーマルチだとかマルチプラスだとか、緑髪の 「はわわー」 とか云っていそうな奴に要らん付加機能 (おでこにDVDの差込口があるとか) の付けた様な名称の万能ドライブが、他のDVDドライブとあまり変わらぬ価格 (2万円程度) で出た事によって、どの規格に合わせるか悩む必要も無くなったし、これを機に書き込み型DVDドライブにするか、とパソコンショップに赴く。
 店頭にて、どのドライブにするか選択。現時点で出ているスーパーマルチドライブは、どうせ機械自体はみんな一緒なので (これは機能的に似通っていると云う事では無く、作っているメーカーからして同じと云う事。一部の者に解りやすく云えば、セガサターンとVサターンの様な物)、選択の基準は付属のソフトと云う事になるのだが、困った事に俺は 「書き込み型DVDを使ってこれがしたい」 と云う事が無いため、どれも決め手に欠ける。まぁ云い換えれば、どれを選んでも対して変わらないので、値段が1円でも安い物にすれば良いわけだが。
 参考までにCD−RとDVD−ROMのコンボドライブ、つまりは今まで使っていたのと機能的には同じ物の値段を見ると約1万円。むむむ…。
 で、書き込み型DVDドライブで出来る事と、実際俺がやる事を考えた結果、結局今まで使っていた物と同じCD−RとDVD−ROMのコンボドライブで済ませたりする。まぁ、読み書きの速度は随分上がっているが。52倍速書き込みってなんやねん。


1月24日
 PBMから遠ざかって、キャラの名前なぞ考える事も無くなったが、久しぶりにアホな名前を思いついた。
「千々笠 清香 (ちちがさ さやか)」
 …PBMやっていても使わないな、こんな名前。
 まぁなんだ、全国の清香さんは、結婚する時は相手が千々笠と云う名字の人ならば良く考えましょう。宗笠 (むねがさ) さんにも注意。
(こんな事云うからスケベとか云われるんだろうな…)


 さて、いよいよ発売された 『逆転裁判3』 が面白いです。以前、3指に入るお気に入りの探偵ゲームに 『ミッシングパーツシリーズ』 『ファミコン探偵倶楽部』 『クロス探偵物語』 を挙げましたが、3指に入る法廷ゲームは 『逆転裁判』 『逆転裁判2』 『逆転裁判3』 となる事は確実です。
 元々三部作の予定で、この 『逆転裁判3』 で一応の完結となるらしいのだが、是非とも新しいストーリーで続編を出していって欲しいものである。今までのクオリティを維持出来るのなら、何作でもやっていたい作品だ。


1月14日
 久しぶりに絵でも描くかぁ、と机兼下敷き時々トレス台のクリアケースと紙を膝の上に置き、いつもの使い慣れたシャーペンを取ろうとするが、シャーペンが無い。以前使った後に適当な所に置いて、そのまま混沌の渦に巻き込まれた様だ。
 一応紛れ込んでいそうな所を探すが見つからず、仕方なしに普段使ってないシャーペンを引っぱり出す。人間工学に沿って設計された、長時間使っても疲れないと云う触れ込みの、グリップの太くて変な形の奴だ。人間工学に基づいていても、そんなに使いやすくも無かったので放置しておいた品である。
 その変なシャーペンをクリアケースの上に置き、そのまま資料探しがてらにその辺の本を漁る。
 暫く漁った後、再びシャーペンを手に取る。「…?」 と、触り慣れた感触に違和感を憶え見やると、手の中にはどっか行った筈の使いなれたシャーペンが。
 どっから湧いた、お前。

 そんでもって結局、何も描かずに終わったりする。


1月6日
 ゲームボーイアドバンスの 『鉄腕アトム』 をクリア。
 ううーむ、トレジャーの作品と云う事で、アクション性のみを目当てに買ったのだが、どうしてなかなか、ストーリーもしっかりしているではないか。
 完全子供向けみたいなパッケージをしておきながら、手塚キャラ大勢出演で、実は子供よりもいい年こいた大人の方が楽しめたりする。
 クリアはしたけど、まだ見ていないイベントもある様なので、まだまだ楽しめそうだ。
 もうすぐ 『逆転裁判3』 も発売されるし、素敵なGBAライフですよ?


1月3日
 明けました。めでたいみたいです。
 今年は珍しく初夢をちゃんと憶えてました。見知らぬ人との二人で、ビルの中でロッカーなどに潜んでいる敵と銃で撃ち合いをしていました。最後は敵に囲まれて風穴開けられまくって死にました。めでたいですか?


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