戯れ言
色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。 9月21日 そしていよいよ熊本で一番イカすゲーセン最終日。朝から組合の用事で疲れていたが、その最後を見届けるべく仮眠を取って赴く。 昨日の大会もそうであったが、今日はそれにも増して、閉店の報を聞きつけ駆け付けた客で溢れ返っていた。これだけでも、如何にこのゲーセンが愛されていたかが伺える。 一通り店内を見て回り、目に付いた 『すくすく犬福』 をプレイ。大丈夫、50円玉は沢山ある。(2プレイ50円) …危なかった。50円玉1個しか残らなかった…。しかも間の悪い事に、後半、恐らくは犬福待ちであろう客にずーっと見られていた。普通の人なら解って当たり前の問題を当たり前の様に間違えていたので、恥ずかしいったらないわ。 最後の犬福は龍福でした。 途切れる事の無い対戦台。それはさながら、往年の格ゲーブームのよう。 3画面筐体の 『ダライアス』 に興じる者。その耳に掛けているヘッドホンのジャックは、ちゃんと筐体に挿さっているのだろうか。 全国に数台しか無いと云われている韓国産の音ゲー 『Ez2dj』 をカメラに収める者。以前、プレイ中の絵が好きで挑戦するも、3秒で撃沈したさ。 最近はあまりやっている人が居なかった 『ダンスダンスレボリューション』 が稼働している。決して上手くはなかったが、その二人は本当に楽しそうにステップを踏んでいた。 客も店員も、ここに居る連中は皆、本当にゲームが、そしてこのゲーセンが好きだのだ。最後を前に、この空間は最高に幸せな刻を過ごしていた。 そうして迫る閉店時間。このゲーセンは、0時と0時25分に閉店を知らせるアナウンスが入り、0時30分に全てのゲームの電源が切られる。風営法にはちょっぴり違反しているかも知れないが気にするな。 0時を過ぎても誰も帰ろうとしない。皆、最後まで此処に居たいのだ。
9月20日 とはぁ〜。と喪失感。 熊本で一番イカすゲーセン(俺指定)が、なんと明日で閉店してしまうのだ。 そして今日は最後の大会で、一日に3タイトルあり、その中にはスト3もある。 大会は最早俺の腕では到底太刀打ち出来るレベルでは無いのだが、それでも最後なのだからと、恥を承知で参加決定。 大会が始まる前の野試合で、遠征者と思われる人のヒューゴーの動きを見て、「こんな動きがあったのか」 と今更ながら感心。エントリー時に参加者のリストを見ると、県外、九州各地からの参加者も多く、なんでも遠くは大阪から来た人もいるそうで。かなりレベルの高い闘いになりそうである。 そして最後の大会を前に、なんと今まで無為にプレイしていたのかと後悔。俺はユンヤンの変なジャンプ攻撃のブロッキングすら、未だにマスターしていないではないか。 いよいよ大会開催。当然の事ではあるが、やはりレベルが高い。俺など猛獣の群に迷い込んだ小動物の如し、である。 そして俺の出番。抽選の都合によりシードの様な扱いになった為、一回戦を勝ち抜いた相手との対戦だ。 以下、線で囲まれた所は、更に内容がマニアックになっていくのでスト3知らない人は以下略。 相手はダッドリー。そして俺は勿論ヒューゴー。 開幕から相手に押され、あっと云う間に画面端に追い込まれる。そこでダッドリーのEXマシンガンブロー。その最後の一撃(EX版だから正確には最後から二番目だが)に赤ブロッキングを決めそのままムーンサルトプレスに移行。「おお! あれに赤ブロだと?!」 と沸くギャラリー。 …って、何やってんだ俺?! 確かにCPU相手にマシンガンブローを赤ブロで取る練習はしていたが、成功率はメチャメチャ低く、とても実践レベルではない。ましてや今は大会、そして更にEX版のマシンガンブローである。失敗したらそこからの追撃で大ダメージは必至。普通ならリスクがでか過ぎて、とても狙える物ではない。 しかし、考えるより先に手が勝手に動いてしまっていた。ブロッキング後のムーンサルトプレスもセットに(恐らく、ゲージが溜まっていたらギガスになっていただろう)。 それから先も、あまり思考する間もない直感攻防では優勢に(ダッシュギガスも綺麗に決まる)、離れてじっくり考えた行動は劣性にと云う、変な一進一退を続け、最終ラウンドでお互い後一撃で死ぬ、と云う所まで持ち込む。 さてここはどうするか…? と思案しながら適当に振り回した中パンチに相手が勝手に当たり、あっさり決着。沸くギャラリー。思わず小さくガッツポーズの俺。 予想外に一回戦に勝ってしまった。蓋を開けてみると、4人居たヒューゴー使いの内、一回戦で勝ったのは俺だけであった。その後二回戦ではあっさりさっぱり負けてしまったが。 しかし最後の大会で、魅せた、沸かせた、そして勝った。これ以上の何を望もう。恥を覚悟してではあったが、参加して良かった。 9月16日 と云う訳で東京で 『ラグナロクオンライン』 のオフ会。 最早旅行慣れした俺にとっては、飛行機の搭乗手続きなどお手の物である。 キーホルダーに使っているツールナイフもボストンバッグに入れて手荷物預かりに預け、後はスムーズに搭乗口への入場審査を受けるだけだ。 …………なにぃ? スプレー缶も持ち込み禁止なの? 手持ちのスプレーを見せてみると、虫除けスプレーはOKだったが、自転車の空気入れのスプレーは駄目との事。何で自転車の空気入れスプレーがあるかなんて訊くな。俺の常備品だ。 しかもスプレー缶は預けても持っては行けないと云う事なので、空港側で処分して貰えるか訊いてみると、帰ってくるまで航空会社で預かっておく事は出来るとの事。多少面倒ではあるがそのようにして貰う。 しかし、行きと帰りの航空会社が違う為に、どっちに預ければ良いのかで空港職員が揉める。ああもう、そんな揉めるくらいなら処分しちゃって良いよ、と思うが今更そういう訳にも行かず、ただ待たされる。 そんなこんなで漸く搭乗、離陸。しかし、困った事に俺は飛行機に乗ると耳の中の空気圧の調節が上手く出来ずに耳が痛くなる体質だったりする。 今回もまたそれに悩まされ、飛行機が下降を始めた辺りから耳血がでそうなくらいに耳が痛くなるが、「んあー、痛ぇ…」 と耳の周りを抑えていたら 「ブシッ」 と空気の抜ける音がする。なんかヤバそうな感じもするが、途端に耳の痛みも消えたので良し。 実際、この耳の痛みに悩まされている人は飛行機に乗る数日前に、耳鼻科で耳の空気抜きをしてもらう事もあるそうだが、それと同じ効果があったのかも知れぬ。しかし、一体何処から何が抜けたのであろう。余談であるが、これが起こった右耳は、帰りの飛行機でも痛みが出なかった。 そんなこんなで東京到着。 いちいち何をやったかを子細書いても詮無いので書かぬが、やはりネット上でのイメージと実際会った感じでは若干の違いがあるもので。意外に軽かったり、意外にお子様だったり、意外に男だったり(?)。 そういう自分もPBMやネットでやりとりしている相手に実際に会うと 「えー、こんな人やったんですかぁ」 と云われたり、まず普通に会って、付き合いを続けていると 「こんな人だとは思わなかった」 といわれるくらい、外見と中身にギャップがあるらしい(自覚無し)のだが、今回の参加者に、後に 「イメージ通りだった」 と云う人が居てちとビックリ。 とは云え、そのイメージが 「なんと云うか、やっぱりモテそう」 だったので、矢張り間違った認識ではあるのだが…。確かにそう云われて悪い気はしない(ましてや女性から云われるのは光栄でもある)のだが、現実とのギャップの為に複雑な心境である。 色々あった様であっと云う間に終わったオフ会。名残を惜しみながら帰路に着く。 と思ったら帰りの飛行機に乗る時に手荷物預かりに預けるバッグの中にナイフを入れ忘れ、搭乗口への入場審査の際に虫除けスプレーと共に提示するハメに…。あの場で刃物など持ち込み禁止品を持っていると、空港職員から睨まれそうなイメージがあるが、普通に提示するとそれなりに親切に対応してくれるので堂々としているが吉。 機内にて、座席のモニターに現在の位置や速度がリアルタイムで表示されていたのだが、飛行機って時速800Kmくらい出るんだな。今まで時速500Kmくらいだと思っていたよ…。侮っていてスマヌ。 そうして熊本到着。手荷物受取所にてなかなか流れてこないバッグを待ち、その後に空港職員からナイフを受け取る。 して、帰ってきたら航空会社のカウンターで受け取る様にと云われたチャリの空気入れスプレーであるが、最終便で帰って来たためにカウンターが閉まってやがる…。 もうこのまま帰っちまおうかとも思ったが、あんな物を預けられた航空会社も処理に困るだろうから、総合カウンターにて処遇を訊く。何か良く解らんが手荷物受取所の職員に訊け、と云われ、そこのおにーさんに尋ねる。 そうしたらもう、空港内のあっちのカウンターやらこっちのカウンターやらをおにーさんと共に奔走し、結局は離れの航空会社事務所まで足を運ぶハメに。お疲れさまだおにーさん&俺。 なんと云うか、この辺の管理がいい加減と云うかしっかり成されていないなぁ。行きと帰りの航空会社が違っただけでイレギュラー扱いかよ。ま、お陰で面白い経験は出来たが。 9月7日 なんと、来週末の連休は 『ラグナロクオンライン』 のギルドメンバーのオフ会である。PBM関係以外での遠出は初めてだ。とは云え、集まる6人中、俺を含めた3人は、八卦屋氏などお馴染みの面子ではあるのだが。 そして、その八卦屋氏に嫌がらせの為に送るべく以前買ってはいたが、怖くてまだやっていなかったゲーム 『おまかせ! 退魔業(セイバーズ)』 と云うサターンのアレなゲームがある。送る前に一度はやっておかねばと思い、昨日久しぶりにサターンを起動させてみたが、起動しやがらねぇ…。 このままプレイせずに渡してしまおうかとも思ったが、嫌がらせの品とは云え(嫌がらせの品であればこそ)一度は自分でやってから渡すのが礼儀。 そんな事で、仕事の組合の会議などでへばった体にむち打ってサターン本体を買いに走る。3軒目にして漸く見つかる。箱説明書、ACアダプター無しで1980円也。 それで、件のゲームをやってみたのだが、オープニングだけで 「御免なさい」 と云える、嫌がらせには最適なゲームであった。 トップへ 03年10月の戯れ言へ 03年8月の戯れ言へ その他の戯れ言へ |