戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



11月22〜25日
 上記の期間、大阪に行って来た。例によって例の如く例の面子と馬鹿騒ぎである。最近ちと忙しいので今回は印象的だった事をつらつらと。

 22日夜、夜行バスにて出発。前日は悪巧み大詰めで徹夜にも関わらず、やはりバスの中では熟睡出来ず。
 23日早朝、大阪に到着。待ち合わせ場所など全然決めてなかったので、同じく早朝組の火炎瓶君に天王寺駅から電話。長時間の運転の上に、どうやら道に迷っていたらしく火炎瓶君大変。もう20分程で天王寺駅に到着するとの事なので、20分後にもう一度掛ける事にして適当に散策。15分程してそろそろ戻って電話しようかと移動していると、いきなり八卦屋君登場。待機していた火炎瓶君の車に乗せられる。連絡する手間は省けたが、そんなに俺見つけやすいか?

 時間潰しに寄ったファミレスのフリードリンクで、当たり前の様にブレンドして遊ぶ。普通、適当に数種類混ぜると変な色のメローイエロー味(何味?)が出来上がる。今回はシンプルにコーラにメロンソーダの二つをブレンドしてみた。……コーラなのに炭酸の泡だけ緑色だ!? しかも光に透かすと微妙に緑がかった、まるで藻の浮いている様なコーラに。味は比較的まともだが、これは意外な発見だった。炭酸入りコーヒーの商品名を懸命に思い出そうとして火炎瓶君大変。

 車を宿に置きに行く途中、事故渋滞に巻き込まれたり覆面の追跡者に追われたりと火炎瓶君大変。

 何処ぞの駅で徐々に他の面子と合流。なんで氷の姉御は俺の顔を見るなり、挨拶する前に俺の頬をひっぱりますか?
 犬井のけんたろさん凶暴化。何故か俺の腹を殴りまくる。何故か訊いてみると 「そこ(殴りやすそうな位置)に腹があったから」 と云う山男もびっくりの男っぷり。ピンポイントに顎を殴ってくる氷の姉御よりはマシだが。まぁ、こういう行為も女性だから許されるのであって、野郎からの過度なスキンシップは勘弁して貰いたいのだよ、なでなでして来た桐生君。

 晩飯はタコのしゃぶしゃぶ、たこしゃぶ。でもタコは少しだったので普通の鍋っぽい。電磁調理器の上の鍋はくるくる回る。局地的に鍋を回すのが大流行。 八卦屋君が良い感じにほろ酔い加減。彼の 「ふーふーしてぇ☆」 は、俺が今までに聞いた彼の言葉の中で一番の名ゼリフである(二番目はPSOやってる時の 「あん、待ってぇ」)。 その後、氷の姉御に背中からのし掛かられた上に耳をふーふーされて悲鳴を上げていたが。6個の中に1個だけわさびが入っているロシアンたこ焼きで、わさび入りに当たって火炎瓶君大変。

 宿にて。皆が集まる騒ぎ部屋は別に設定していたのに、同室ののーとん(立ち上がった途端に率先してフリーズする様な役立たずユーティリティとはちょっとだけ違う。ちょっとしか違わない)が 「ちょっと試しにムキャやってみましょう」 等とムキャをやりだしたお陰で俺等の部屋が騒ぎ部屋に(向こうは向こうで集まってたのかも知れないが)。無論、俺も気にせずにムキャやってたのだが。


 翌朝、火炎瓶君とモーニング(パチンコ)を打ちに行くと云っていたのーとん、起きて暫くするとふらっと部屋を出て行く。火炎瓶君の所に行ったのかと思ったら、その後火炎瓶君がのーとん探して俺の部屋へ。のーとんが居ないと知るとまた探しに行く。
 一人でぼーっとテレビを見ていたら、突然メロディーと共にブブブブブブブブと怪音が。見ると、横でのーとんの携帯が鳴っている。どうやら火炎瓶君が掛けたらしい。
 随分経ってからひょっこりのーとん帰室。開口一番 「酷いんですよ此処の自販機」  良く解らんが自販機に不満があるらしい。そんな気紛れのーとんを探し回って火炎瓶君大変。

 昼前に皆で集まって外出。先にパチンコに出ていた二人と合流。パチンコで負けて火炎瓶君大変。

 どこぞの駅で女性を中心としたUSJに行く組と、野郎しか居ない通天閣その他を見に行く組に分かれる。分かれた後に駅の食堂街のガーリック専門店で昼飯。夜にUSJ組と合流する時までニンニクの匂いが残らないかちょっとだけ心配していると、分かれた筈のUSJ組も同じ店に入店。飯前に分かれた意味ないやん。まぁ、匂いを気にする必要はなくなったが。

 さて通天閣。果たして連休だからかそれとも 『プロジェクトX』 効果か、エレベーターの前には長蛇の列。暫く時間を潰して来ても列は無くなりそうにないので観念して並ぶ。並んでいる間に共同でたこ焼きを買い、口に放り込む。…………がはっ! あ、熱い! 外側はそうでもないのに内側は火傷をしそうな程熱い。罠だ。これは罠に違いない!  で、同じくその罠にはまったのーとんと火炎瓶君は口直しにソフトクリームを買いに行き大変。
 通天閣にあった 『トライガン』 のガチャガチャ。黒猫欲しくて引いたら、出てきたのはありがたくないレア物のクリアー仕様。一体どのキャラかと良く見るとネブラスカファミリー。悔しいので後でまた引いてみると、またネブラスカファミリー。こんちくしょうと最後の小銭を投入すると、またネブラスカ。ビグザムの悪夢再び!
 通天閣からの眺めはまぁそれなり。大阪の空は、目の高さを境にグレーと青空にくっきり別れているのが印象的。

↓ここいらにビリケン像
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通天閣に来てまでゲームに
興じる二人組(火炎瓶君にのーとん)

 通天閣に登る前後に彷徨い歩いた新世界。大抵都会と云うのは、規模こそ違うが雰囲気的には何処も似た様な物である。しかしこの新世界は、下町と云う事もあるのだろうが明らかに異質。行列が出来る串カツ屋。おっさん達が覗いている将棋及び碁会所。昼間っからおっさん達が飲んでいる立ち飲みの酒屋。2001年モデルと称しながら全く流行のデザインが置いていないサングラス。しかもそこで買い物をしたら当たり前の様に消費税を取らない雑貨屋。未だあったのかスマートボール場。更にそこで熟練の動きを見せる従業員のおばちゃん。1プレイ50円のゲーセン群。極めつけは 「スーパーストリートファイター2Xの強者が集まる店(夕方)」 と張り紙がしてあるゲーセン。時間の都合で入れなかったのが実に残念。俺のザンギをタイガーショットの打ち分けだけで完封するサガットとかに遭ってみたかったのに。うおお! 大好きだぜ大阪!  火炎瓶君が防火用のバケツに蹴つまずいて大変。

 晩飯は安くて美味いと評判らしい寿司屋へ。確かに美味い。特にアンキモと太刀魚は絶品であった。美味い物喰って感動したのは久しぶりではなかろうか。ただ、おしぼりを置いて無いと云うのは寿司屋としてどうかと思うが。寿司屋から出た後、火炎瓶君が鼻血吹いて大変。

 謎のマスクマン誕生。
 謎のマスクマン消滅。

 USJ組と合流(しかしUSJは人が多くて入れなかったらしいので、正確には 「USJ行き損なった組」 だ)。そのUSJ行き損なった組と合流してカラオケへ。人数が多くて2部屋に分けたのは良いが、俺の居る部屋、7人中歌わない奴が4人とはどういう事だ?

 宿に戻り、一休みした所でのーとんが外出。しかし暫く待っても戻って来ない。のーとんが戻って来ないと俺が外に出られないではないかと思うが、待てど暮らせど便りはあらず。便りが無いのは元気な証拠。元気に先に騒ぎ部屋にでも行ってるのか知らん。と、騒ぎ部屋に行ってみるものーとんの姿はあらず。
 まぁ、その内来るだろうと待つ。暫くしてやって来た室井君にのーとんを見なかったか訊くと、部屋の前で 「閉め出されたー!」 と騒いでいたらしい。一応、見かけたらこの部屋に来る様に皆に頼んでおいたり、のーとんの携帯に電話を掛けて貰ったりするが捕まらず。集まる部屋はあらかじめ決めていた筈なのに困ったもんだ。結局、俺がシャワー浴びに部屋に戻った際にドアに張り紙をしておいたので、なんとか騒ぎ部屋に召還出来たのだが。
 しかし、「酷いや火炎瓶君! 一緒に屋台食べに行こうって云っていたのに!」 と責められて火炎瓶君大変。
 氷の姉御の振る舞ったお茶とお菓子が美味。
 夜も更けて良い時間になった所で八卦屋君の怖い話開始。触りの部分を聞いた時点で 「どかーん! どかーん!」 と 『あずまんが大王』 のちよちゃんばりの恐がり方を見せていた風見さんが自室に避難。しかし自室に戻ってからも、逞しい己の想像力により一人怯えていたそうな。
 却って八卦屋君の話はと云うと、どちらかと云うと不思議な話でそんなに怖くは無かったりする。最も怖い思いをした風見さん御愁傷様。

 さて最終日。この日は何をする訳でもなく順次帰るだけである。まずは宿から火炎瓶君達関東組が出立。しかし皆が火炎瓶君の車でいらん事しまくって火炎瓶君大変。運転席に座った風見さん、ハンドルを握ったりと運転の真似事をして御満悦の御様子。しかし、「このおっきいペダルは何ですか?」 と云う質問は、例え風見さんが運転免許を取ったとしても、その運転には決して乗るまいと決意させるに十分な物であった。

 関東組を見送ってから大阪駅へ。駅構内を移動中、てのりさんが遅れていたので、皆とてのりさんの中間を歩いていたのだが、改札を出る前に後ろを振り返っててのりさんがちゃんと付いて来ている事を確認して前を見ると、皆が消失ミステリー。
 うわ見失った! と後ろを振り返ると、今度はてのりさん消失ミステリー。おやおや困ったね、と改札周辺を探すが皆の姿はあらず。新幹線の切符でも買ってるのかも知れんなぁ、とみどりの窓口の覗いたりした後、そろそろ頃合いかとのーとんの携帯に電話。
 連絡を受けて来た氷の姉御と弓の旦那により速やかに回収成功。そういや弓の旦那に此処で迎えに来て貰うのってこれで二回目だなぁ。
 後にけんたろさんに 「迷子になってもすぐに合流できたのは偉い」 と誉められたが、俺がやった事は頃合い(そろそろ皆の移動が終わって固まっている頃)を見て電話して迎えに来てもらっただけである。

 とまぁこんな感じだったろうか。てのりさんややませさんのお触りは当たり前の様にあったが今更特筆すべき事でもないしな。いや今回もまた色々な人に世話になった。

 更に十数時間も運転して火炎瓶君大変。


11月28日
 昼休みが終わり、午後からの仕事の準備をしながら同僚と一言二言言葉を交わす。
「田中(偽名)さん、今日寝癖酷いの、気づいてます?」
「え? 寝癖? 」
 いくら格好に頓着しない俺でも、朝から寝癖が付いてないか、チラと鏡を覗くくらいの習慣はある(ホントに一瞬だが)。そして今朝鏡を覗いた時には寝癖は確認されなかった筈だ。
 ペタペタと頭をを触って確認していると
「後ろの方です」
 と云われ、後頭部を触ると、確かにありました。まるでヒヨコの尻尾の様にぴょこんと。ああ、こりゃ気づかないわ。
「ひょっとして、その頭で(昼休みに)家に帰ったんですか?」
「家どころか、ばっちりコンビニまで行っていたさ」
「うわ、怖ぁ」
 ここで昼休みの俺の行動がフィードバックされる。コンビニで立ち読みしていた時もヒヨコの尻尾頭。レジで金を払ったら10円足りない事を指摘され、慌てて10円追加した時もヒヨコの尻尾頭。レジのスクラッチカードでヨーグルトが当たって、内心 「にぇーい」 と思いながらヨーグルトを受け取った時もヒヨコの尻尾頭。昼休み前に自分でフレームを調節した色眼鏡を試しに掛けて意気揚々と歩いていた時もヒヨコの尻尾頭。
 うわあ、恥ずかしっ! まぁ、可愛いあの子(どの子?)に告白する時(俺に人生において、現在の所その様なイベントフラグは立っておりません)にヒヨコの尻尾頭じゃ無かったから良しとしよう。
「出来ればそういう事は昼休み前に云って欲しかったな」
「午前中から気にはなっていたんですけど、とっくに気づいているだろうと思って…」
 気づいているならとっくに直しとるわい。
 まぁ、ちょっと水を付けて撫で付けたくらいじゃ収まりそうにもなかったので、「今日はこんな頭」 として一日通す事にした。


11月16日
今日の一言
 もりもりスキルアップ!


11月11日

01-11-01.jpg
どないやねん



11月3日
心の独り言
 おかしいなぁ。単なる一発ネタの筈だったのに…。


11月1日
 深夜。風呂に入る前に、ベランダに干してある着替えを取ろうと窓を開ける。「うわ、凄ぇ霧」  見慣れた風景が霧に包まれ幻想的だ。「さささ、散歩に出るぅ〜!」
 と云う訳で深夜の散歩開始。表通りをふらっと歩いてみるが、これで帰っても面白くないので、未だ行ったことの無い道へ。ガキの頃から住んでいるならともかく、大人になって引っ越して来た土地だから、例えすぐ側でも生活に関係の無い場所には行っていない物なのだ。
 坂を登って行くとそこは閑静な住宅街で、なんだか金持ちそうな家が並んでいる。濃い霧に包まれた街灯に照らされた道は実に非現実的だ。空を見上げると、うすぼんやりと月が見える。折しも今日は満月。良い、夜だ。
 MDからは 『月姫』 の幻舞がエンドレスが流れている事もあって、今にもナニか起こりそうな雰囲気である。俺が横を通った途端にふっ、と消えてくれた街灯など最高の一言に尽きる。

 T路地の突き当たりに奇妙な物が見えてくる。手前の民家に隠れて良く解らなかったのだが、どうやらそれは鳥居らしい。境内にあるオレンジ色の街灯に照らされ、逆光で映える鳥居と何故か仁王像らしき物。うわあ、良いなぁ、と中に入って行く。
 さて、手水舎(てみずや)は何処かいな、と見ていると、社務所(と云うか自宅)の方でジャラっと物音が。何かと思うと犬だ。あぁあぁそんなに吠えると家の人が出てきてしまうではないか。その辺に座って暫く雰囲気に浸っていたかったのに。
 と思った矢先に家からおばさん登場。遠目なので良く解らないが、このタイミングの早さを見ると、別に犬が吠えたから出てきた訳では無いらしい。
 とは云え、こんな深夜(午前2時半)に来て社殿を眺めているのも不振人物爆発(しかもいつもの様に上下黒づくめ)なんで、怪しまれない為の第一歩。参拝者の振りをする。賽銭箱に10円放り込んでそっと手を合わせる(深夜なんでなんとなく柏手は自粛)。と云っても何か頼み事がある訳でもなく、「振りだけですよー」 と心で思う。ああ、一つだけ頼みがあったわ。「どうか怪しまれません様に」  まぁ深夜の参拝客もそう珍しい者でもないがな。お百度参りとか丑の刻参りとか…(でも人に見つかっているので失敗)。

 更に知らない道知らない道へと足を進めて行くと、今度は社務所も無い様な小さな神社発見。せっかくだから(何故?)ちょっと寄ってみようと境内の前に行くと、突然 「ピーポー    ジーーーー」 と場違いな電子音、後何かの機械音が。?! 何事? と思ったが焦ってもしょうがないので、それはそれとして手水舎で手に付いた血を洗い流す(いや、途中でジュース飲んで空き缶を潰そうとした際に切ったのだ)。
 改めて社殿の前に立つと、また例の電子音+機械音が。どうやら奥の壁に貼り付けてある機械が発信源らしいが、一体何の為にあるのか謎。防犯、と云う訳でもないだろうに。参拝者を驚かせてどういうつもりだ。

 その後も適当に散策して帰宅。1時間程の、日常の中の非日常を堪能した。しかし、この夜近所で何か事件が起こっていたら真っ先に疑われただろうなぁ。


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