カルパッチョ
carpaccio[カルパッチョ]

(英)carpaccio (伊)carpaccio


ごく薄く切った生の牛肉にマヨネーズなどのソースを帯状にかけた、イタリア発祥のオードヴル。 1950年頃イタリア、ヴェネツィアのレストラン、ハリーズバー Harry's Bar の顧客であったアマリア・ナニ・モチェニーゴ伯爵夫人が食餌療法で牛の生肉を食べるように医者に言われ、料理長ジュゼッペ・チプリアーニ Giuseppe Cipriani が考案したのが初めとされる。
当時ヴェネツィア派の画家カルパッチョの展覧会が催されており、その赤の色が牛の生肉の赤を想起させたところからこの料理をカルパッチョと命名した。
現在では牛肉だけでなく、まぐろや鮭などの赤身の生を同様に切り、ヴィネグレットソースなどをかけた料理もこう呼ぶ。⇒タヒチ風、ベリーニ風。

[ルセット]
● 省略

※事典の記述とは多少異なります。








日仏料理協会レストラン リパイユ