てららんの迷言 No.002


思考の転換。

 最近の若い者は

いつの時代も、「最近の若い者は。。。」と言いますが、僕も言いたくなるときがある(笑)

プログラマーだけでなく、どんな仕事でも同じだと思うのだけど、
やる気も根性もない人は僕は嫌いだ。

 強いプログラマー

納期があると言う仕事の性質上、残業・徹夜とは、切っても切れない関係がある。
2000年問題で泊まり込みの人や、自宅待機のプログラマーは多いでしょう。。。

残業や徹夜、出来ればしたくは無いのだけど、それが出来るのは強いプログラマーの証拠。
強いプログラマーになる為には、修羅場をくぐらなくてはいけないのだ。

言うことが矛盾するけど、プロは仕事の時間内にきっちり終わらせるべきだと僕は考える。

なのに、どうして徹夜をするのか?
それは、仕事が出来るようになれば、単純に仕事量が増えるから。
いつも火が噴いている様な所に放り込まれて、一人で鎮火させる。これが修羅場(笑)
なぜ一人でやらなくてはいけないかと言うと、それは僕にしか出来ない仕事だから。。。
それでも、上には上が居るもので、まだまだ修行中なのだが。

 要は考え方次第

つらい仕事をしていると、本当にイヤになる。
そこの場所から逃げ出したくなる。それはきっと、誰でも思うこと。
だけど、一度でも逃げ出したら、強いプログラマーになれるのだろうか?
逃げてしまったら、信用をなくしてどうでも良い仕事しか任されなくなる。。。

ここで少し考え方を変えてみよう。

例えば、「ボーナスが3万円引かれていた。」
まぁ、引かれるには理由があるだろうから、自業自得なのかも知れないが(笑)
やっぱりちょっと悲しいね。

だけど、「去年より、7万円上がっていた。」
ならどうだろう?同じ金額を貰って、考え方一つで気分がここまで変わる。

そこで、「本当は10万円上がっていたハズなのに。。。」
って考えると、やっぱり腹が立つ。

ここまでは気分の問題。
考え方をちょっと変えるだけで、自分の気分が全く異なる。
怒るのは自分でもイヤだしね。。。

例えば、仮病を使って本当に風邪を引いた。とか、
疲れているときに鏡の前で笑うと楽になる。とかって聞いたことない?

人の心は、身体にも影響を及ぼす。
ことわざにもあるでしょう?「笑う門には福来る」って。

 最悪な状態

働き過ぎで過労死してしまうのは、精神が身体の限界を超えて、無理をしすぎた極端な例だが、
普通に働いてものすごく疲れているだけだったら、体が限界を教える。
吐いたり、倒れたり(笑)
まぁ、そういうことはあまりない方が良いんだけど、
一度めいいっぱい働くのは、体が元気な若いうちに経験しておいた方が良い。

 自己暗示

結局何が言いたいかと言うと、「若いうちに苦労をしよう」ということ。
自分で思う、最悪な状態を一度経験しておくと、それ以上につらい状態は滅多にない。
すると、過去に出来た事なのだから、今つらい状況でも、まだまだやれるだろうと。

もし、今が今までになく最悪な事態であったなら、発想の転換でいくらか楽になれる。
毎日のつらい仕事の中で、何か一つでも良いから「ちいさな楽しみ」を見つけるのだ。
今現在置かれている状況の中で、自分がどれだけ出来るのか?を楽しむのも一つの手。
自分自身に、まだまだ出来るぞ。つらい事もあるけど小さな楽しみもあるじゃないか。
と、言い聞かせるだけでも、全然違うのだ。
だけど、倒れる位働いている人はおとなしく休みましょうね♪
人間、体が限界を訴えるまでは、頑張ることが出来ると思うんだよ。

仕事をする上で、「根性」だけで仕事が出来るとは思わない。
つまらないものはつまらないし、やりたくないことはやりたくない。
だけど、どうせやらなくてはいけないのなら、さっさと片づけてしまいましょう。
だらだらやっても疲れるだけ。
自分が本気になったら、どこまでの能力が発揮できるのかを試してみましょう。

毎日の楽しみ。
自分の能力の限界を目指すのも、日替わりランチを楽しみに会社に行くのも、
ちょっと考え方を変えるだけで、ものすごくつらい毎日が少しだけ楽になる。
小さい楽しみを見つける為に、少しつらい思いをする。

「若いときの苦労は買ってでもしろ。」

先人達は、実に良い言葉を残す。
人がつらいと思う仕事でも、それ以上につらい仕事を過去にこなしていれば、
自分の目にはつらいことの様には見えないハズ。

楽に、強いプログラマーになるための秘訣だな。

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