「帝王切開」の帝王ってなんじゃい!?

赤ちゃんを出産の際、逆子だったりすると「帝王切開」という手段をとる場合があります。
今ではさほど難しい手術ではなくなったそうですが、昔はお産中に母親が死んだ場合に、やむなく
開腹して胎児を救うという決死的な手術だったそうです。
古くはローマ帝国で行われたという記録があります。
ところで「帝王切開」の帝王とは、どういう意味なんでしょう?
帝王切開はラテン語で「sectio caesarea」と言います。「caesarea」とは、切る、切り刻むという意味。
し、しかあ〜〜し!ドイツ語に訳す時にうっかり、「caesar」、つまりローマ帝王「ジュリアス・シーザー」と
間違って誤訳してしまったのです。あ、あほや・・・・
この誤訳が今でも使われ続けているのです。
しかし、シーザー自身が子宮切開によって生まれたから「帝王切開」って呼ぶって説もあります。
う〜んどっちやねん!!ま、いっか(笑)




「100円ライター」の真ん中の仕切りってなんじゃい!?

今や何でも使い捨ての時代だねえ〜地球に優しくないねえ〜〜
そんな事はさておき、中の構造がよくわかる使い捨てライターですが、真ん中の仕切りって何のために
あるのか?あの真ん中の仕切りは温度が上がって中のガスが膨張してケースが爆発しないように、
ケースの強度を補強するためのものなのです。あの仕切りがないと、例えば車の中とかにライターを
起きっぱなしにしておいて、車内の温度が上がってきたりすると、プラスティックが耐えきれずに爆発
してしまいます。あんな仕切り一つで!すごいねえ〜〜

あと、使い捨てライターの裏などに「対人保証責任保険付」って書いてあるシール。かっこ悪いからって
取っちゃだめですよ。これは火傷などの事故が起きた場合に、ライターの故障が原因だと認定されると、
な、なんと!!一人最高二千万円までの保険がおりるんですねえ〜〜
もちろん、事故の際にシールが取られていると、保険はおりません。
ま、使い捨てライターの故障が原因で火傷したヤツなんて見たことないですけどね(笑)




「ステンレス」が錆びないのは何でじゃい!?

キッチンなどによく使われているステンレス。高温に強く、錆びないのがステンレスの特徴です。
ステンレスの主原料は鉄。しかし、鉄だけでは空気中や水の中の酸素と反応して酸化鉄、つまり
錆びを生じてしまいます。そこで常温で酸化されることのないクロムを混ぜる事にしたんです。
鉄にクロムを混ぜた合金、つまりステンレスはすぐに表面が酸化されますが、内部まで酸化しようと
する働きをクロムが止めるので合金の表面を酸化膜が覆う形になります。
この錆びの膜によって内部の鉄が保護されるため、独特の光沢が保たれ、鉄みたいに真っ赤に
なって腐食してしまう事がないんですねえ〜〜〜

つまり、ステンレスは錆びないんじゃなくって、もともと錆びてるんですねえ〜〜
表面の光沢は、錆びによってつくり出されてるとは!考えた人ってマジですごいですな!!




「店先の盛り塩」って清めじゃないんかい!?

夕刻、料理屋などで客が来る少し前から、玄関先にちょこんと盛り上げている塩。
この「盛り塩」って清めのためだと思ってません?
違うんですねえ〜実はこれお客がたくさん来てくれるようにっていうおまじないなんですねえ〜〜

昔、中国の皇帝は後宮の美妃三千人と言われるほど多くのめかけを囲い、牛車に乗って夜ごと
それらの美妃の屋敷を訪ねていたわけです。美妃のほうからすればなんとか皇帝に来て欲しい!
しかし、三千人はオーバーかもしんないけどめかけの人数が多いので競争率が高すぎる!
そこで、ある頭のいい美妃が玄関先にピラミット型に塩を盛り上げておいたのです。すると、屋敷の前で
牛車はピタリと止まり、その夜は皇帝の愛を受ける事が出来ました(18禁)
なんで、牛車はその家の前でピタリと止まったんだろうねえ〜〜
草食動物は常に塩分を摂らなくては生きていけません。つまり、牛は塩が大好物なんです。
だから牛車は盛り塩の前でピタリと止まって動かなくなってしまったんですねえ〜〜
んで、この故事から、来て欲しい人(お客)を招き寄せるおまじないとして、玄関に塩を盛るように
なったわけです。客の足を止めるというのが本来の意味なんですねえ〜〜

意外と盛り塩をしてるお店の人もこのこと知らなかったりします。教えてあげましょう!(笑)




「神戸牛」がうまいってほんまなんかい!?

うまい牛肉といえば神戸牛。そういうイメージありますよね。実際にうまいし。
いつ頃からそういうイメージが定着したんでしょうか?
日本人が西洋文化を取り入れ、牛肉を食べるようになったのは、明治時代から。
実は肉は、鶏でも豚でも牛でも裁いてすぐより、腐る寸前ぐらいのほうがずっとおいしいのです。
動物は死ぬとすぐ死後硬直のため、肉が固くなります。そのまま放っておくと硬直が解け、やがて
熟成が進んできます。それとともに肉が柔らかくなり旨味も増してくるわけですが、熟成とは言い方を
換えると腐敗が進んでいることですから、そのままにしておくと完全に腐ってしまいます。
つまり、その直前に食べると一番うまい!というわけです。
明治頃、外国から日本に来た船はまず神戸に寄港し、そこで肉類をはじめとする食料を買い込んだ後、
横浜に向かうのが航海ルートでした。神戸で買った肉は、横浜に着く頃には熟成(腐敗)がほどよく
進み、旨味が頂点に達していました。このため、外国船を中心に「神戸で買った肉はうまい!」という
評判が横浜から情報の中心地東京に広まったのです。
「神戸牛はうまい!」という評判は元をたどればこんな事だったんですねえ〜〜〜
その当時の神戸牛は、けっして品質が特別よかったから評判よかったわけじゃないんです。その頃の
神戸牛には悪いが神戸牛を神戸で食っても別にたいしたことないんじゃ!!コンチクショ〜(爆)

あ、でも最近は「神戸牛はうまい!」という評判を汚さないためにも、畜産農家さんの壮絶なる努力の
品種改良のおかげで、マジで、神戸牛はうまいっす!ああ〜食いてえ〜〜〜〜〜