やはりトップバッターは、この「SPARKLE」。あのいつものカッティングサウンドが会場を埋め尽くす。相変わらずのハイトーンの声に 観客も更に盛り上がる。
演奏が終わると続いて始まった曲が

この曲も８８年のツアー以来のステージでの演奏ではなかろうか。久しぶりのこの曲に観客も喜びの笑みを浮かべている。曲も終盤にさし かかりSAXソロも終わるキメのところで「こんばんは、厚木」。この言葉に歓声が飛び交う。「三年ぶりのツアーです。今日は初日だよ。 今夜もどうぞ、よろしく！」の言葉に更に盛り上がる。バックでは難波さんのピアノのソロが鳴り響き、観客もそれに合わせての手拍子で リズムをとる。まだドラムの青山さんはヘッドホンを付けている。次に始まった曲が

この曲も久々である。ステージでは、SINGS SUGAR BABEライブ以来であろうか。土岐さんのすばらしいSAXソロが会場を埋め尽くす。

ここで達郎さんのMCが始まる。バックでは

のイントロが流れている。このツアーのためのリハーサルでちょっと痩せたそうで誂えた衣装が緩いとか・・。ちょっとした話をしながらMCが進んでいく。
このまま「RAINY WALK」を歌い始めるかと思いきや、リズムに合わせて「ひなまつり」を歌い始める。ちょっと歌詞を変えて・・。
続いて「RAINY WALK」を歌い始めると思っていたところで、リズムをキメて始まったのが

ちょっと以外な展開。観客も意外な展開と共に久しぶりのこの曲に歓声が高まる。終わると

バックではこの曲が流れはじめ、このバックに合わせてMCが始まり選曲についてや初日でのアクシデントが無いように・・などのMCが始ま る。演奏側としてはアクシデントが無いように祈っているはず。アクシデントもひとつの醍醐味であるのが濃い〜ファンの心の中。なんて いたずらな気持ちをもっているのだろうか。^^
しっとりとしたSAXソロと共に演奏が終わる。

ここでMCが始まる。達郎さんは、この厚木市文化会館でやったことはないが、まりやさんはやった事があるそうだ。今回のツアーについて の企画、チケット争奪等についてのMCが続く。

昔はよくIMPROVISATION（即興）をやっていたという話になり、佐橋さんと重実さんのフューチャーを始めにソロのバトルの曲が始まる。

前回のツアーでのアレンジとは違い、原曲に忠実なリズムで始まり佐橋さんのギターソロと重実さんのオルガンソロのプレイが冴え渡る。

そのまま続いてこの「CANDY」が始まる。ほんとにこの曲も久しぶり。

MCが始まり、SAXの土岐さんが紹介される。続いて難波さんも紹介され始まったのが

２０数年ぶりにステージでやる曲と達郎さんも語る。土岐さんのSAXソロと難波さんのエレクトリック・ピアノソロの壮絶なバトルが見物で あった。JAZZながらのラインで奏でる土岐さんのSAXソロ、難波さんのいつもながらの素晴らしいE.Pソロに会場中の観客が演奏に引き込ま れる。コーラスも素晴らしく、まさにアルバム「SPACY」でのテイクをそのままライブに持ってきた雰囲気。往年のファンにはヨダレモノ。

MCが始まり、次の曲に続く。

達郎さんがステージでやる好きな曲だそうで、久しぶりに聴く。先日のラジオの放送でも、当時のライブ音源でこの曲がオンエアされていた が、やはり生演奏の方が良い。観客も手拍子をリズムに合わせてグルーヴを盛り上げる。

ここで演奏陣が退場する。達郎さんのいつものアカペラコーナーが始まると思いきや、MCと共にステージ上のキーボードを弾く準備に移る。 ジャケットで子供が泣くとか・・・(笑)・・・・。
やりたい曲がたくさんあって選曲に困ったが、弾き語りで何とかやるとの事で、始まったのが

ツアーでは久しぶりの演奏ではあるが、2000年１月３０日のON THE STREET CORNER ３発売記念スペシャル・ライブでも観客の要望に 答え、この曲を演奏した。今回同様、このときも観客には至福の瞬間(とき）だった。そのまま演奏が続いて

この曲の弾き語りは私は初めて聴く。非常にいい。以前はステージではカラオケで歌ったことがあるそうだ。

MCになり、アカペラコーナーに入る。久しぶりのステージで選曲は

ツアーでは久しぶりの演奏ではあるが、ON THE STREET CORNER ３発売記念 山野楽器内でのインストア・ライブでも観客の要望に 答え、この曲を歌った。今回同様、このときも観客には至福の瞬間(とき）。
本当は「ALONE」を歌うそうだったが、焼いたCD-Rが会場に来たらなかったそうだ。

MCが続き、先日のラジオの放送での最後のミスのことを語る。
今度はいつライブが出来るかわからない・・ということで「ON THE STREET CORNER 3」から一曲。この曲も「ON THE STREET COR NER 2」に入れたかったそうだ。

会場も手拍子をあわせグルーヴが増す。
終了後、会場が暗くなりバックに「朝のような夕暮れ」のアカペラ部分が会場中に響きわたり演奏陣が出てくる。達郎さんもギター持ち 始まった曲が

前のツアーの千秋楽でも演奏された。しかし、いつ聴いてもいい曲はいい。そのまま続いて

前のツアーのアレンジと同様で演奏された。そのまま続いて難波さんのピアノソロが始まり

この曲もひさしぶりである。ライブソースとして達郎さんの番組でもたまにオンエアされる。いつ聴いても素晴らしい。そのまま続いて

この曲もひさしぶりである。達郎さんもまさか２１世紀にこの曲をやろうとは・・と。このアレンジも素晴らしい。オルガン、E.P、ギター 、SAXの順に引き継がれていくソロの応酬に感動してしまう。

MCに入る。NELSON SUPER PROJECTについてや、そのNELSON SUPER PROJECTの初CDの紹介、不況の煽り等のMCが始まる。
ここで昔やったネタが紹介される。名曲の「マイガール」が日本で作曲されたらというネタ。８６年あたりのツアーでやったもの だったか(?)。（昔はメジャーでやった場合とマイナーでやった場合ということで紹介されたネタだったはず。)
いよいよマクリということで、昔の激しい曲メドレーの応酬へ。「まだ何もやっていない人がいる」と達郎さんの言葉に始まり、歳をとった ので触りだけということで始まった曲が

ステージで演奏されるこの曲はファンにはたまらない。先日の放送でもオンエアされたがやはり生演奏がいい。この演奏が続く中で 達郎さんが一人違う曲のカッティングを弾き始め、それと共にバックの演奏音が小さくなっていく。

このカッティングであった。前のツアーではお馴染み。なんと今回はBASSソロが付く。そう、あの青山純＆伊藤広規コンビが復活する。 BASSソロのおかしなメロディーラインに他の演奏メンバー、このソロの間はステージ横にいる達郎さんも笑ってしまう。そのまま続いて

この曲も素晴らしい。しかし、あっという間に終わってしまうと共にメドレーが終わる。残念。そのまま

ファンならお馴染みの曲。ファンも忘れずにクラッカーを用意する。＜ ぱ〜ん　
これには達郎さんも驚いていたようで笑顔であった。途中、「ジュブナイルのテーマ」の一節を盛り込む。 最後には「ハイティーン・ブギ」の一節を盛り込みながらしつこくしつこく続く。(笑)

つづいてこの曲。観客も立って手拍子をする。しばらくはラジオでのライブソースのオンエア、あるいはアルバム「IT'S A POPPIN' TIME」だけの 世界でしかなかった曲で あったものが目の前で演奏されていた。巣晴らしい。演奏中でメンバー紹介もされて本編が終わる。観客は拍手でアンコールを求め 、そのリズムは会場を埋め尽くす。

会場が明るくなると同時に赤のスニーカーに黒のジーンズ＋赤のシャツの達郎さんと演奏メンバーが再登場。花束や贈り物を渡すファンがステージ前に詰めかけ達郎さんも終始一苦労。 会場からは演奏メンバーへの呼びかけが飛び交う。一人濃い〜ファンが土岐さんにもプレゼントを渡す。MCに続き

１階席はほぼ総立ち。ファンにはお馴染みの曲。TVのドラマで使われている曲でもあり、より一層のヒートアップへつながる。達郎さん のカッティングも冴え渡る。今回は拡声器がなかった。残念。つづいて

ファンならお馴染み。今回は前ツアーと違いメンバー紹介の時に各メンバーのちょっとしたソロ演奏が付く。続いてあのいつもの パフォーマンスが始まる。今回はあの不安定な脚立ではなく、ちゃんとした安定した階段付きキャスター付きの移動可能な台で、セット の裏からツアースタッフが出してきた。その台の出てきたセットというのが「RIDE ON TIME」と書いてあるセット。スタッフも良く考え ているものだ。狙っていた？(笑）
演奏が終わるとステージ前方で演奏陣も合わせて手をつないで一礼。これで終わるかと思いきや

観客ももう終わりかと思うところでこの曲の演奏。更にヒートアップする観客。窒息寸前。まさか最後にこの曲をやるとは。ライブの 途中でもMCで「LET's KISS THE SUN」の事を言っていたが、あれはここでの演奏のヒントだったのであろうか？！。MCに続き

お馴染みのこの曲。アカペラのカラオケに乗せて達郎さんの声が会場に響きわたる。間奏のSAXソロもより一層のムードを盛り上げる。 終わると、なぜかすぐキーボードのところに行き

この曲を弾き語りする。ライブを終えるには最高のエンディングである。最後に「みなさん、おやすみ」と達郎さん。 「THAT'S　MY DESIRE」をバックに、終わりを惜しみ鳴り止まぬ観客の拍手と共に達郎さんがステージから去っていった。

当日、会場にまりやさんもいらっしゃっていたのだろう。