2000年1月30日
東京・高田馬場 ESPホ−ル


MOOREさん Wrote:


ちょっと出るのが遅くって、会場に着いたときには スタッフの人が整理番号を読み上げ始めていて ちょうど私の番号の辺りでした。

それからしばらく待って開場です。

ESPホールは地下にあるライブスポットみたいな所です。
入り口ではONST1・2や他のCDの販売をしていました。
売っている人はONST販売用のエプロンをしていました。
(頂戴と言っても貰えませんでしたが・・・。)
1・2セットで買うと特性オリジナルボックスなる物をつけてくれたので 私は帰りがけに買ってしまいました。

いざ地下へ。

既にお客さんは半分以上入っています。(303番でしたので) 私はPAの卓のすぐ左の場所で見ました。
始まるまでのしばらくはオールディーズの曲が流れていました。 ギターのチューニングの音とかはたまにしてましたけれど。
証明が落ちて「Angel」にのせて達郎さん入場。
ONSTのジャケットと同じ黒のジャケットに黒のタートル 黒のパンツでした。 腕にはいつもの時計がはめられてました。
拍手でノリノリの感じでした。達郎さんも気持ちよさそうに 結構笑顔で歌ってました。でも声の高くなるところは いつものように目をつぶって両手でマイクを持って歌ってました。
そしてすぐに「Stand By Me」へ。
歌い終わるとMCに入ります。 MCではホールの説明をしました。このESPホールというのは もとはギターの修理屋さんだったところが音楽学校を造り、 その学校の地下がライブを出来るように作った場所だそうです。
ここはそこら辺のライブスポットより、設備が良いのだとか。
次に「Don't Ask Me To Be Lonely」です。
この曲はエヘン虫発生で、キーの高いところがかすれてちょっと辛そうでした。 歌い終わった後も、「今日はエヘン虫がでるなぁ。でもまあ ずっと家にこもって曲を書いているから当たり前か・・・・。 やっていくうちに直るでしょう」と言うようなことも言ってました。
そして何度か飲み物(減肥茶だと思うけど、透明のプラスチックの コップに麦茶のような色の物が入ってました。)を飲みました。 でも歌う直前も、のどを「んっ、んっ」っとやって「変だなぁ」 みたいことを言ってました。
で「Chapel Of Dreams」です。
これもちょっと辛そうだったかな?あんまり覚えてないや・・・。 でもいつもより朗々と楽しそうに歌っていたことは確かです。 笑顔が多かったし、なんかゆったりしてました。
リクエストコーナーです。
いつものように「えぇOn The Street Cornerは1980年に出まして・・・・。 全部というわけには行きませんが、何かリクエストありましたら・・・・。」 と言ったとたん一斉にみんなからリクエストが飛びました。
山野のように、みんなでMLのひとが声を合わせて言うことは なかったですが、相変わらず「いちじく完腸」とか「船頭小唄」を リクエストしたりして、達郎さんは「何でも言やぁやると思ってるだろ!」と どなりながらも苦笑いしてました。
「Alone」とか結構多かったんですけど、カラオケが無いそうで ダメになりました。私も「GEE」と「サイダー」って ずっと叫んでたんですけどダメでした。
濃い〜ファンの方でタワレコにも来ていたんですれど、 達郎さんにくってかかるようにリクエストしていたんです。 そしたら「うるせ〜なぁ〜。^^」って。 女の人が「達郎さ〜ん、Aloneお願いしま〜すぅ。」って言ったら 「ごめんね。Aloneはカラオケ無いんだよ。俺は女性には優しいから・・・。」 と言ったようなやりとりもありました。
「Spanish Harlem」をやって「So Much In Love」をリクエストで やりました。Spanishの方は歌詞を見ながらでしたが So Muchの方は「これは見なくても大丈夫だな、まぁ間違えてもご愛敬!^^」 って。
次に「えぇこれはONST3のプロモーションなんで、アカペラの ライブなんですがそれだけだと何ですので、後ろに置いてあります ギターでもちょっと・・・・。」てな事を言って弾き語りです。
「えぇ、今回は前回2回と違ってエレアコではなく、生ギターです。
何故かと言いますとPAの人がギルドのエレアコは低音が 出過ぎてしまうので止めて欲しいそうで。でも、いつか晴れた日には このマーチンでレコーディングしていますから、同じ音がしますよ。」って。 ちょっと小さな音でしたが、マーチンの音は確かにCDと同じでした。
歌詞も少し間違えたりとありましたが、全然問題なし!! う〜ん、弾き語りも良いなぁ。
でその後にお客さんからまたリクエストが飛び交って (リクエストのコーナーでは無いのに・・・。) ビーチボーイズの「Your Summer Dream」をやってくれました。
これは昔、達郎さんと難波さんが大阪だかどこかのイベント (いまわのきよしろう さんとかが出ていたそうです。場所は覚えてません。) のトリをだったらしいのですが、難波が他のライブの関係で時間が過ぎても しばらく来なかったらしいのです。
(達郎さんの出番をとばして最後にやる参加者全員のセッションが 終わってそれでもまだなお来なかった) お客さんが騒ぎ出したから達郎さんが出ていって、1人でギター1本で 弾き語りをしたそうです。お客さんは15000人だったとか。 「あぁた、15000人ですよ!」って。
弾き語りをする度にその時のことや、シュガーベイブ時代に レパートリー少なかった為にやった弾き語りの事を思い出すそうです。
  次にエレピに移動してまたまた弾き語りです。
この時もまたリクエストが飛び交って私も小さな声で「シャンプー」 とか言ってました。^^
そして「Dreaming Girl」と言うリクエストには「あれは難しいから・・・。 (笑)」 と言っていました。であるお客さんが「〜〜」と言ったのですが私には聞き取れず。 そしたら達郎さんが「俺はすぐやれって言われても矢野顕子じゃ無いんだから できないんだ。(笑)でもその曲なら、一番だけならやってあげるよ!」って 優しい声で言って、すぐに弾き初めてくれました。
途中わからない部分もあったようですが、なんとか最後まで歌って くれたようです。(実はこの曲聞いたことが無くて、はっきりわかりません。)
続いて「群青の炎」「Your Eyes」をメドレーっぽく弾いてくれました。 チョー良かったです。エレピの群青の炎は本邦初公開だと思います。
で「皆さんと過ごして参りました楽しい時間もそろそろ・・・。」 と言うと、お客さんが「まだまだ」って言って 「あんたねぇ、まだまだって・・・。」(笑)
「じゃあ、もう1曲やってあげよう!」って。 リクエストから「Amapola」をやることに。 「俺って本当にいい人だよな。うちの母親に「あんたは人が良いから 騙されやすい。気をつけなさい。」って言われたもの。」って。^^
この頃は既にエヘン虫は完全に飛んでいて、凄く良かったです。
達郎さんは「AmapolaもSpanish HarlemもSo Much In Loveも みんな10年以上歌ってないやっ。大風呂敷広げて言っちゃったけど 結構ビビッったりしてね。(笑)」って言ってましたよ。
で「これが言いたくて・・・。皆さんと過ごして参りました・・・・。」と言って 「アカペラのライブですから最後にみなさんにこれを聞いていただきましょう。」 みたいなことを言って、「Love Can Go The Distance」のONST3バージョンを。 これはちょっと低音が聞きすぎていたようで、音が割れそうだった気がします。
舞台の上にある装置見たいのが、ベース音で揺れていました。
歌い終わると、「短い時間だったけれど、本当にありがとう。今日のお客さんは なんかやりやすかった。ここのところずっと曲書きで家にこもってばかりだったから いい気分転換になりました。また今日家に帰って曲書きます。^^」って。
「北は青森から、西は福岡?まで。青森から来た人〜?いますか? はい、ピックあげる。確かもう1人青森の人いなかったっけ? 2枚用意したんだけど・・・。福岡の人は? 恥ずかしくて手をあげられないかな?」と言う様な会話もありました。
ともかく達郎さんは凄い笑顔でした。嬉しそうに、優しい顔をしてました。 う〜ん、女心をくすぐるなぁ。と私は思ってしまった。^^;
で、達郎さん一度ステージの袖に入りますが会場のアンコールに応えて再び登場です。
「今日はカラオケショーなので、最後までカラオケショーです。お願いします。」 って言って始まったのがなんと「硝子の少年」ではないですか・・・。
みんな超盛り上がりました。「これはKinkiと同じテレビサイズです。」って。
次にメドレー形式で「ヘロン」です。
「自分の歌はさすがにテレビサイズにはしません。(笑)」 と間奏のところで言いました。 そしたら歌い出しを早まってしまって「あちゃぁ」って言う顔してました。^^
最後は「When You Wish Upon A Star」でした。
凄い朗々と、伸び伸びした声でした。達郎さん本人が何より 気持ちよかったんでしょう。私達も最高の気分でした。
これで本当に終わりです。今年も皆さんが良い年を過ごせますように。何度も言うようでしつこいですけど 2月4日で47になります。赤穂浪士じゃないって。(笑)
本当にこの歳までこんな所に立てるとは27の時には思いもしませんでした。^^ 2000年もどうぞ山下達郎をよろしく!」と 言うようなことをいって袖に入っていきました。
最後はしばらくステージでお客さんを見つめていました。 凄くかわいらしい笑顔で・・・・。
もしかしたら、アンコールの前にプレゼントをくれた人がいたから 他にくれる人が後ろの方にいるかも知れないと思って 待っていてくれたのかも知れません。
やっぱり達郎さんは「いい人」です。優しい人です。凄い人です。
若干MCは違う場面で言ってるものもあるかも知れません。
どの時にどんなMCを言ったのかははっきり覚えていないので。 ともかくこれが現在私の思い出せる限りのレポートです。

達郎さん楽しい一時をどうもありがとう。またこういうライブやってください。

 


管理人 Wrote:


新星堂が主催するスペシャル・イベントライブに行ってきました。


SET LIST

Angel
Stand By Me
Don`t Ask Me To Be Lonely
Chapel Of Dreams
Spanish Harlem
So Much In Love
いつか晴れた日に
Your Summer Dream
言えなかった言葉を
群青の炎
Your eyes
Amapola
Love Can Go The Distance

(アンコ−ル)

硝子の少年
ヘロン
When You Wish Upon A Star


PM4:30頃(?)に開場後、整理番号順に入場し地下1階の会場へ。
今回は全員がスタンディングではなく、80名分の座席が用意されていて、早いモノ勝ちで座れたようです。
会場が暗くなり、チャイムが鳴り始めました。
その音と共に「Angel」が聞こえてきて、その曲に乗って達郎さんが登場!。
会場は、あいもかわらず濃い〜メンツが集まったようで、手拍子付きの盛り上がり!。
そのまま、2曲目の「STAND BY ME」へ。
その後にMCが入り、今回のライブの経緯を話していました。
今回は、北は青森から南は熊本までのト−タル350名程の方々が全国から集まったようです。

MC後に「Don't Ask Me To Be Lonely」を歌いました。今日は、ちょっと「エヘン虫」が出ていました。
というのも、ずっとスタジオ生活や曲書きで声を出していなかったのが原因のようです。
その後に「ストリ−ト・ミュ−ジック」について語りはじめ、ラジカセ(11/25、27日同様のモノ)から流れるオケをバックに、 マイク無しで「Chapel Of Dream」を歌いました。

せっかく遠路はるばる来ていただいたと言う事で、お客さんからのオンストがらみのリクエストを募りました。
いつも通りに濃い〜お客さんが集まっていたので、飛び交う曲名もいろいろで・・・。
あまりにも濃い〜お客のリクエストに、達郎さんも呆れ返っていました。^^
結局、決まったのが「Spanish Harlem」。(ぶっつけ本番だそうです!)
その後、「もう1曲やろう」とリクエストを募り「So Much In Love」を歌いました。
このリクエストの2曲は、10数年ぶりにやったようで「大風呂敷広げたわりには、結構ビビってたり・・」なんておっしゃって いました。^^

次に、エレアコではなく今日はマーチンを持って(エレアコは、弾きにくいということで・・)、観客の無理難題のリクエストを潜り 抜けながらも「いつか晴れた日に」を演奏。
次に、ビ-チボ-イズの「Your Summer Dream」を弾き語り。
歌い始めてすぐに、「チュ−ニングが違うっ」と他のギタ−に代えて演奏。
演奏後は、DX-7の方へ・・・。
今日の達郎さんは結構砕けた感じで、「たまには、普段やらない曲をやってみたい・・」とおっしゃっていて お客さんから出た一言のリクエストに、達郎さんも「1番だけなら・・」とノって「言えなかった言葉を」を弾き語りしてくれました。
曲が古くて忘れていたのか、違うキ−で歌い始めていました。でも、すぐ気付いてオリジナルキ−で再演奏しておられました。 もし、「スペイシ-」発売記念ライブの時以来なら23年ぶりの演奏? ^^
そのまま、いきなり「群青の炎」を演奏!。これには観客もビックリで、会場中が歌に酔いしれていました。
終わりかと思いきや、メドレ-のように続いて「Your Eyes」を演奏。
「みなさんと楽しく過ごして参りまし・・」と終わらせようとする達郎さんの言葉に、観客の方からの「まだまだ」コ−ル!。 このコ−ルに負けた(実は、まだやりたかった?^^)達郎さん、リクエストで「Amapola」(リマスタ−後のオケで)を歌ってくれました。
MC後「LOVE CAN GO THE DISTANCE」を歌って、一旦ステ−ジを去りました。

再登場後、遠方から来られた方(2名)に達郎さんがピックをプレゼントされてました。
その後、カラオケで「硝子の少年」を歌ってくれました。キンキと同様でTVサイズで。
そのままのノリで、カラオケで「へロン」を歌ってくれました。間奏で「自分の歌はTVサイズにはしません!」なんて言ってました。^^
が、そんな事を言っているためか、途中の歌い出しを間違えてしまいました。^^
そのままメドレ-みたいな感じで、「When You Wish Upon A Star」を最後にステ−ジを去っていきました。


今回の3回のイベント・ライブの中で、一番リラックスした達郎さんでした。
達郎さんも、プロモ-ション中だった11月のライブは「浮き足状態」だったとおっしゃっています。
今回は、前2回以上に全国からファンが集った為か、会場も和やかだった感じです。
それ以上に曲数も、前2回より多かったです。
PAの卓のそばで見ておりましたが、卓の上にあったSET LISTをチラッと見ますと、予定以上に実際は曲をやっています。
達郎さんが、ホントに気持ち良く出来た証拠ではないのでしょうか。

*乱文ですいません。更なる濃い〜レポを御待ちしております。





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