◆いすゞTX641改Sr.4 ロングシャーシーノーズボンネット型18m梯子付消防自動車




昭和48年1月6日
稲毛公園での出初式での中央署本署梯子分隊 L17
いすゞTX641改(TXシリーズ Sr.4)
後ろに映っているのは日野レンジャー TC311改32メートル梯子車




この18m梯子付消防自動車は昭和35年12月に千葉市消防署本署 (後の中央消防署本署)に千葉県で最初の第1号梯子車としてお目見えしました。
昭和55年12月まで20年間県都中心部守護の要として活躍し続けました。




通常、中央梯子分隊は3名乗車で放水員さん1名が梯子ターンテーブル左に車外乗車しました。
写真でおわかりのように梯子の後下部に糸巻き式のホース巻き取りリールが備えられていました。




シートは運転席と指揮官席のみのシングルシートで、 屋根は本来露天のオープントップに幌布を張ってある、 側方窓もドアもない飛び乗り型のシートでした。
ターンテーブル横の2本縦積み棒状吸管がいかにもベテランオールドタイマーを感じさせます。




放水員さんは梯子のターンテーブルの左横にパイプ組みの 掴まりバーがあって立ったままで雨や風にダイレクトに 曝されながら出場していました。
車外乗車走行は消防の華でいかにも勇壮なシーンなのですが 安全乗車の見地から見ると本当にハラハラさせられました。




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