Transform "SetTR"

◆ソフト紹介◆

VRML を手書きで制作する場合,Transformノードの設定は少々時間がかかる作業です。 "SetTR" はその設定を楽に行うためのツールです。制作したオブジェクトを自由に回転,変形や移動した後,値を VRML ブラウザの Console に出力します。その際,ほとんど意味のない小数点第5位以下の値は四捨五入します。Viewpoint の値を取得する機能もあります。

◆使用例◆

「花を植木鉢に移動してる図」
SetTR sample

VRML で使用例を見る(9KB)。

◆使い方◆

ダウンロードした "settr14.lzh" を LHA解凍して出てきた "readme.htm" に書かれています。

◆SetTR の操作パネル◆

 SetTR 操作パネル

 操作フィールド選択どのフィールドを設定するか選択する。
視点取得Console に Viewpoint 値を出力する。
リセット現在設定中のフィールドをリセットする。
Transform 取得Console に Transform 値を出力する。
アスペクト比固定"scale" 設定時に表示される。元のアスペクト比を保ったまま変形する。
操作座標面選択どの座標面に沿ってオブジェクトを操作するか選択する。コンパスとしても機能する。
ヘルプ"?" をクリックすると, "readme.htm" を開く。

◆ご注意◆

◆更新履歴◆

2004/7/29 SetTR Ver1.4
  • blaxxun Contact (5.1)/BS Contact VRML (6.1)/Octaga (1.5) に対応。
  • 視点取得時に fieldOfViewフィールドも出力するようにした。
  • 視点取得時に初期値のフィールドが出力されないようにした。
  • Console に出力されるコメントのファイル名と番号の間にスペースを入れた。
2001/2/2 SetTR Ver1.3
  • SFRotation オブジェクトの初期値 (0 1 0 0) を (0 0 1 0) と思い込んでいたことによる不具合(Cortona で,初期値の rotation と scaleOrientation が Console に出力されてしまう)を訂正。
  • ステータスバーに Viewpoint 値を表示するようにした。
  • Viewpoint 値も Console に出力できるようにした。
2001/2/1 SetTR Ver1.21
  • 予め設定した rotation フィールドの値が Console に出力されなかったのを訂正。
2001/2/1 SetTR Ver1.2
  • 外部ファイルだけでなく,同一ファイル内のオブジェクトも設定できるようにした。
  • IE + Cortona で,EXTERNPROTO で読み込んだ外部ファイル中の PROTO でない部分の Script を実行してしまうことがある不具合に対応。
  • SetTR から "readme.htm" を参照できるようにした。
  • "reset" の色が戻らなかったのを訂正。
2001/1/26 SetTR Ver1.1
  • "settr.wrl" を制作中の WRLファイルと同じディレクトリにコピーしなくても使えるようにした。
  • Viewpoint ノードに fieldOfView フィールドを設定しても使えるようにした。
2001/1/15 SetTR Ver1.0
  • translation に加え,center, rotation, scale, scaleOrientation 設定機能を追加。
  • 操作パネルのデザインを変更。
  • 操作パネルを移動可能にした。
  • コンパスに裏表を付けた。
  • "settr.wrl" を開くと最初に必要なソースを console に出力するようにした。
  • readme.txt を readme.htm に変更。
  • "SetTR" と改名。
2000/12/26 GetTL Ver1.0
  • 初公開

◆ダウンロード◆

ダウンロード後,LHA解凍して出てきた "readme.htm" をお読みください。

"SetTR Ver1.4" (settr14.lzh, 18KB)

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