【夜伽話〜呪われた婚姻〜(天化×蝉玉)】
−遥か遠い昔‥‥これまた遥か遠い国の姫が隣の国の王子と婚姻を結ばんとする前夜‥‥−
結婚式の執り行われるチャペルの椅子に蝉玉姫が力無げに座り、物思いに耽っていた。
それもそのはず、姫にとっては半ば強引な結婚_政略結婚なのである。無理もない。表情のない顔に一筋の雫が流れた。
ぎぃっ
いくらか時間が経ったところでチャペルの重い扉が開き誰かが入ってきた。
目線をあげ振り向く姫。姫の視線の先に移ったのは執事の黄天化(爆笑)。
「姫様!?どうしてこんなところに居るさ!?って‥‥」
姫の瞳から止めどなく流れ落ちる涙をみて執事は唇を噛みしめる。
姫が胸に躯を寄せて泣きついてくる。その躯を離して姫の涙を舐めとる。姫の驚いたような顔をみて執事はくすりと笑みを漏らす。
「驚いて涙止まったさ?」
「‥うん‥‥」
執事の顔に安心して姫は執事の隣に座って躯を凭れさせる。眼を閉じ、安堵の中で涙を流した。
と、急に後ろから抱きすくめられた。姫はびくりと振り向いた。
執事の膝の上に乗せられて首筋に唇が当たる感覚に動けなくなる。首筋に顔を埋められたまま話しかけられた。
「許して欲しいさ‥姫様‥‥ずっと‥‥今まで姫様だけを見てきたさ!」
「‥‥天化‥‥?」
「明日で‥他の男のものになっちまうなんて‥そんなのっ‥‥悲しすぎるさ‥‥‥」
また首筋に舌が触れ夜着にも近いドレスから肩を剥き出しにされた。
するり、とだんだんシルクのドレスは勝手に躯の上を滑っていく。
ゆで卵のからが向けるようにつるりとした雪のように白い二つの丘が露わになる。
「姫様‥綺麗さ‥‥」
チャペルの椅子に躯を横たえさせられ、上から切なげに見つめられた。
羞恥で躯がピクンと動く。胸をがっしりした指で優しくまさぐられるともう眼を合わすこともできなくなっていた。
けれど抵抗できないのは何故なのか‥‥?手も自由に動かせるのに‥‥?
だんだんと硬くなっていた二つの丘にある果実を溶かすように優しく舐められる。
軽く噛まれたり、吸い付かれるように弄ばれる。
姫の口から甘いため息が漏れると執事は姫のドレスを全部剥ぎ取った。
姫の秘所に指と舌を這わせる。既にそこに溜まっていた甘い蜜が姫が躯を動かしたことによって流れる。
腰を軽く抱き上げてその部分に舌を入れた。内壁を強く擦ると姫は躯を小さく振るわせて簡単に達してしまった。
舌を抜いて割れ目を舐めあげる。
自分の秘所と姫の秘所を密着させ姫の躯の中に押し入り、軽く何度か突き上げて執事は果てた。
蝋燭の炎の揺れる薄暗い深夜のチャペルでの異国のお姫様のお話−
<いいわけ>
隣の国の王子ってのはもちろん(?)楊ぜんさんです!ってゆーかめちゃくちゃ
強引な展開だなι執事姫様にタメ口だし(笑)題名はおとぎ話とかけてます。
(くだんねー)以上。あほないいわけでした。