MZ−1500



特 色
・PSGステレオ6重和音
3重和音が多かったこの当時にしては結構豪華な音源だったと記憶しています。
楽譜からBASICで使える音楽データを生成するソフトが同梱されていた様な気がします。

・クイックディスク搭載

左がクイックディスクです。少し見づらいですが、クイックディスクの下にクイックディスクドライブが見えます。ボタンを押すとパカッと上に蓋が開き、中はカセットテープのような磁気ヘッドが、レールに乗って直線状に動作するのが見え、案外結構単純な構造に見えます。
クイックディスクのメディアの磁性面は常に剥き出しで昔の5インチや8インチのFDのようです。


まだフロッピードライブが高価で、テープによる記録方式が主流だった頃、これに変わる新しい記録方式ということで作られた記録媒体でした。見た目は今の3.5インチFDと似ていますがなんとシーケンシャルで、カセットの様に両面が使え、片面64KBを8秒(?)だかで読み書きできるというのが売りでした。
当時ファミコンでも少し大き目のケースで、中身にはそっくり同じ物が使われていたようです。

・グラフィック機能が付いた
PCGが搭載され、700シリーズで不満だったグラフィック機能が強化されました。
キャラクタジェネレーターなので、40桁×8ドットと25×8ドットで320×200の画面構成で、キャラクターを1000個並べて描いていく方式です。
もちろん、BASICでは意識することなく、通常の座標指定で描画可能でした。

・漢字が使えるようになった。
オプションの漢字ROMを装着すると、漢字が使えました。ただし、漢字ROMのデータを、キャラジェネに転送して表示する方法なので、プログラム上で漢字を使用するには、漢字コードを列記しなければなりませんでした。

・ボイスボードで話ができた。
オプションのボイスボードを装着すると、男性の声で50音や登録してあるメッセージを話すことができました。ただし、音声データはROMに書いてあるので、ピッチやトーンを変更したりすることは出来ませんでした。
私はこれを、病気で声の出なくなってしまった叔母の為に、キーボードからの50音と日常会話で使う固定メッセージを選択して発声できるようにプログラムしてプレゼントしましたが、男性の声しか出ないのと、携帯性の悪さであまり使っては貰えなかったようでした。今の環境がうらやましいです。


ゲーム等

・サラダの国のトマト姫
このころは、同程度の機能を持ったマシンが多く、MSXはじめPC6601等、多くの機械に、同じゲームが移植されていて、これもご多分にもれず、さまざまなマシンに移植された有名なアドベンチャーゲームで、野菜の主人公がヒロインを助けに行く話です。

・デゼニランド
上と同様のアドベンチャーで、発売は確かこっちが先だったかも知れません。
当時オープンしたばかりの東京ディズニーランドをもじったアドベンチャーゲームで、たしか三月マウスという黄金の臼を探すというものでした。
私はなぜかその黄金の臼を持たないままゴールにたどり着き、結局そのままになっていたような気がします。
QD3枚ぐみだったと思うのですが残念ながらディスク2だかが無くなってしまい、ゲームクリアの夢は果たせないままとなっています。

・サンダーフォース
8方向スクロールと、MZ−1500の6重和音をフルに使ったシューティングゲームで、ゲームのはじめに「さんだ〜ふぉ〜す」と叫んでいました。
形態はゼビウスに似ていて方向が8方向へ操作できるというものでした。
音や叫び声にもびっくりしましたが、スクロールの滑らかさには頭が下がる思いでした。

・ユーカラjj
ゲームではありませんが、漢字が使えるということでワープロソフトもありました。
これは東海クリエートさんというところで出していたユーカラというワープロのシリーズで、「jj」というのはどういう位置付けか分かりませんが、機能的には非力で、タイニー版といったところだったのでしょうか。
また、漢字も第一水準(う〜ん懐かしいな)しか使えなかったものの、まだワープロ自体の普及率が低かったため、近所等への回覧文書など作るときは非常に鼻高々だったとうちのオカンが言っておりました。
(孝行息子だったんだよね。)

こないだ実家に帰ったときにユーカラjjのパッケージ取ってきました。
マニュアルのページ数えてくるの忘れたけど、大きな文字の割りにページ数も少なめでした。つまり、出来る事はある程度限られているということだと思います。
あと、4文字で1つの漢字を表すので、画面が狭くて結構ストレスが溜まったことを覚えています。
でも、当時普及していた一行しか表示できない、液晶窓のワープロよりははるかに使いやすかったです。
そのうち画面も録ってきたいと思ってます(いつのことやら)。