Kawasaki CS250

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KAWASAKI CS250 の専門ページ
「ぶるうほおる」CSむら http://www3.ocn.ne.jp/~bluehole/
CS250を所有している方、是非行ってみてください。
楽しい仲間が大勢待っています。
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所 感
外観について
外観は見ての通りです。といってしまうと始まらないのですが、私個人の意見を言わせてもらえば中途半端でカッコ悪いです。タンクからサイドカバーへと続く斜めにカットされたラインは、なにかカウルを外されたレーサーのような居心地の悪さがあり、今一つ落ち着かない感じがします。

シートもリアのタンデムシートなどオマケ以下の様なものなのですからいっそ無くても良いような感じです。じゃあなんで買ったの?と言うことになりますが、街の中で走っているのを見たからです。カッコ良かったんです。走っている姿が。
矛盾しているようですが、そういう経験ありませんか?。

置いてある時にはそれほどでもないのに、いざ動き出すとちょっと違うぞと言う感じです。それに小回りが利きそうで、すばやそうなイメージがあったのです。

それまでアメリカンやクルージングバイク系ばかりだったので、こんなのも良いかなと思ったんです。
実際メーターも3眼のホワイトメーターですし、ポジションもステップが後退していて高めだし、エンジンの前部に下げられたラジエーターもなにかその気にさせてくれます。(どの気だろう)そのうえ小柄で軽そうでとくれば、これはもうやるっきゃありません。(だからなにを(笑))


乗り心地について
速そうだと書きましたが、実際にはそれほど速くはありません。
もちろんVoltyやレブルに比べれば数段速いのですが、残念ながらシングル、トルクはあっても出力は....
加速は良いです。シングルだから。
ダッシュも利きます、シングルですから。
しかし、高速での頭打ちが早く、80km/hを越えての再加速は結構きついですし、高速でも車の流れに乗って走ろうとすると、かなりのストレスを感じます。
メーターは140km/hまで刻んでありますが、ライダーの体重によ
ってはそこまで伸びないのではないでしょうか。

ただ、タイトなコーナーの続く峠道などに場が移るとがぜん元気がよくなってトルクのあるシングルエンジンと、軽量な車体で気持ちよく抜けることが出来ます。コーナーを抜けた後の加速はそれこそ気持ちよいものがあります。

そういった意味でバランスの良い車かなと思います。
エンジンは水冷だし、もともと高回転型のなので熱弛れを気にせず、思い切りまわしても平気のようです。
だから、かなりタイトなコーナーでも、ギアを落として回転を保ったまま、力技で抜けることも平気です。

ただし、直接性能とは関係ないのですが、さすがカワサキ車らしく造りが男らしいので(どういう造りなのでしょう)、各所に錆が出やすく、ちょっと気を抜くとタンクの中まで真っ赤かになることがあり、ストレーナーまで詰まってしまって、走行中思いも掛けず停まってしまったことがありました。
これがコーナリング中に起こるとちょっと怖いですね。
後でタンクの内部を洗浄し、錆も取ったのですが、今現在はずっと放置したままなのでどうなっていることやら。

その他の思い出など
エンジンはオフロードのKL250Rからの流用で、形も中途半端ならエンジンも中途半端、出た当初から「隠れ迷車」などと陰口を叩かれ不運なバイクだったようです。
でも、実際に乗ってみると、形はともかくいかにもシングルらしい、良いバイクだったと思います。
エンジンそのものも当時のクォーターシングルの中では高出力を誇り、軽量な車体と相俟ってなかなかの動力性能を発揮していたのですから。
特に女性や初心者にも扱いやすく、取っ付きやすいバイクだったと思います。
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仕様について

サ イ ズ 全長:1,970mm 全幅:700mm 全高:1,025mmシート高:750mm
乾燥重量118kg
エンジン水冷4サイクルDOHC単気筒
排 気 量249cc
出 力 34ps/10,000rpm
最大トルク2.5kgm/9,000rpm
燃料タンク容量 12L
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