99年No.4

99-16
はやりのこわい童話

1999年6月3日

6月1日通信傍受法案が衆院を通過しました。いわゆる盗聴法案です。

ところで、前の年から、グリムなどの童話の原形がかなりこわいものだ、という本が売れています。その類の話を利用して、盗聴法がどんなにこわいものかを表してみました。

99-17
だ‥だれが?!

1999年6月16日(99/6/21号掲載)

オウム真理教がなにやらまたうごめいています。
街角では「私まだオウムやってます」というプラカードを首にかけてビラを配ったり、入館チェックの厳しいマンションの郵便受けに人知れずオウムのビラが入っていたり、隣はなにをする人ぞ、と思ったらオウムのアジトだったり。
で、住民からの退去要求とか、自治体が転入届の受理を拒否するとか、オウムと地域住民とのトラブルが多発しています。

そういう状況の描写です。

99-18
日銀短観

1999年7月8日(99/7/11号掲載)

日銀の企業短期経済観測調査(日銀短観)の6月分の景況判断が大幅に改善しました。
とはいっても、マイナスの値が減ったということで、値そのものはまだ大きなマイナスです。景気が良くなったのではなく、悪くなる度合いが減ったという程度の話で、あまり大騒ぎするほどのことではありません。

99-19
凶器の探知

1999年7月26日(99/8/1号掲載)

7月22日、国旗国歌法案衆院通過。
7月23日、全日空機乗っ取り事件発生。

この二つを掛け合わせたものです。全日空機の機長を刺殺した包丁は羽田空港の警備上の欠陥を利用してX線検査装置を通らずに機内に持ち込まれていましたが、とにかく凶器の探知がきちんと行われなかったわけです。
そして、国会でも同様に…

99-20
使用済の舌

1999年7月26日

7月24日、公明党大会で自自連立政権との閣内協力が決定されました。
これには野中官房長官の働きが大きかったようですが、野中氏は政教分離に反すると、かつて公明党を声高に批判していました。自自連立も野中氏がまとめた形ですが、それまでは自由党首小沢氏を、「絶対許せない」「政治をやる資格がない」とさんざんこき下ろしていました。

野党からは二枚舌だと批判されていますが、野中氏としては二枚舌でもなんでもなく、一度使った舌はどんどん捨てていつも新しい舌を一枚だけ使っていたのでした。

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