99年No.2

1999年3月18日

3月25日公示、4月11日投票の東京都知事選挙には、自民党関係から3人(党推薦の明石氏、勝手に立候補の石原氏、柿沢氏)など、有名な人、おかしな人、有名なおかしな人、いろいろ入り乱れて立候補の予定です(最終的に史上最多の19人が立候補しました)。

犬も歩けば、「棒に当たる」のですが、それは幸運に巡り会うの意味で使われることもあるけれども、本来「棒で打たれる」、ひどいめにあう、ということで、この「棒」は迷惑なもの、やっかいものなのです。

99-06
犬も歩けば‥‥

以下の1999年4月1日号から「自治労」の紙面が変わり、
「漫画レーダー」のレイアウトも変わりました。
これまでよりも横がつまっています。

そこで、このホームページでも少し表示が変わっています。

99-07
ねらいはカジではなく

1999年3月25日(99/4/1号掲載)

3月23日、日本の漁船に偽装した国籍不明船(北朝鮮の港に入ったからそれほど不明でもありませんが)2隻が日本領海内で発見され、海上保安庁の巡視船が、さらに24日には海上自衛隊に初の海上警備行動が発動されて護衛艦や航空機が出動し、威嚇の射撃や爆撃をしましたが、2隻は高速で北朝鮮領海内に逃げ込みました。

威嚇射撃で停まらないならカジなどを撃って航行不能にすればよかったのにという議論に対し、現行制度ではいろいろ問題が、とのことで、懸案のガイドラインの修正問題に追い風となるようです。
日の丸、君が代でもこれでも小渕首相はなんとマがいいんでしょう。

99-08
逆風の中

1999年3月25日

不況は続き、春闘は労働側に厳しい状況で、ベースアップ0もざらです。あっても500円とか100円単位の攻防になっています。
リストラの嵐の吹く中で、職さえ確保できれば御の字というところかもしれません。

とはいえ、やっぱり金は欲しいので…

99-09
コソボの流れ星

1999年4月6日(99/4/11号掲載)

ユーゴスラビアのコソボ自治州でセルビア政府の圧迫からアルバニア系住民がアルバニアやマケドニアなどに難民として流れました。セルビア軍による大量虐殺もあったようです。
これに対し、NATOはセルビアの軍事施設への空爆を3月24日(日本時間25日)に開始しました。

春とはいえ、国境の山岳地帯はまだ雪が残り、コソボを脱出する難民たちは寒さと飢えに苦しめられています。
その上を飛ぶNATOのミサイルの吹き出す炎は希望の光を放っているのでしょうか。

99-10
いつNOに‥‥

1999年4月14日(99/4/21号掲載)

11日の東京都知事選は石原氏の圧勝でした。
しかし、その選挙公約は、横田基地の返還とか教育問題とか都の行政の範囲を超えたものが多く、それらのたくさんの公約を「NOと言える日本」の著者である新都知事がどう実現していくのかがこれからの見物です。

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