98年1月
ゴミ焼却場周辺のダイオキシン汚染が問題になっています。
たとえ無農薬で農作物を作ろうとしても、現代の日本では、ダイオキシンに限らず何らかの化学物質が混じり込んで、安全なものはできないのかもしれません。
98年2月
これはちょっと絵がはっきりしなかったのですが、この大きな山はゴミの山です。
北斎の富嶽は、「凱風快晴」や「山下白雨」等は例外で、多くは富士は遠くにちょこっと見えるだけです。そして、近景に奇抜な構図の風景を配しています。この絵は構図的にはそのような形で描きました。ただ、北斎のと違い、こんな近景は美しくもなんともありませんが。
98年3月
中高生の、ナイフによる殺傷事件の頻発が98年の前半にありました。
これはそのような荒んだ教室の風景を描いたものです。
98年4月
上のNo.21にもあるように、現代の日本は得体の知れない化学物質で充満しています。それが常態なので、気がつかないうちにいろんな影響を受けてしまっているに違いありません。そういう状況ではもはや「正常」というのがどんなものかわからなくなります。非常に異常な場合だけちょっと変だなと感じられる程度で・・・・
98年5月
フロンなどによるオゾン層の破壊で極地方の上空にはオゾンホールが成長しており、今直ちにオゾン破壊物質を全廃してもまだしばらくオゾンホールは拡大するそうです。
ただし、オゾンホールは目に見えるものではありません。
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