RAY…希望への光跡 Photographic Artist Shizuma,S PhotoGallery SINCE '98/09/20
Gallery RAY一時公開中止についてのお詫び

この度は御訪問頂いた皆様に大変御迷惑と御失望を与えたことをまずさきにこの場を借りてお詫び申し上げます。去る11月5日から当ギャラリーは一時公開を中止しておりましたが、この度11月22日を持ちまして公開を再開しました。その間の17日前後の期間公開を中止した理由を以下に説明いたしますが、面倒だと思う方は読み飛ばして頂いて結構です。

話は98年8月までさかのぼります。友人D氏の親戚がアメリカの某保険会社(H社)に当時勤務しておりその親戚からH社が写真展を企画しており、そのためのコンテストで新人写真家を募集しているとの情報を得て、友人D氏を通して作品を提出しました。その一週間後に担当者C氏から電話があり、あなたの作品を含め計5名の作品が審査のためにアメリカへ行く。あなたの作品が選ばれる可能性が非常に高いです。との事を聞きました。
この企画は、アメリカの某コンピューターメーカー(A社、B社)及びフィルムメーカー(E社)が絡み、B社の子会社が持つ新開発のプリンターを日本の個人向け市場にて、新たな写真文化の流行を作り出した上で販売するという謀略のもと日本の著名写真家までオブザーバーとして駆り出し、プロジェクトとして成立していたのですが、その直後、NY市場に端を発した世界的株価暴落の影響を受け予算と規模の縮小を余儀なくされたらしく、結果的には担当者C氏は担当をはずされ、代わりに所属も名前も名乗らない正体不明の人物から友人D氏に版権を含めた全ての作品を数万円単位で買い上げるとの連絡が入りました(実際私の目の前でD氏の携帯電話に連絡が入った)。
向こうの言い分としては、無名の写真家だからアマチュアに毛の生えたようなものだろうからそれで十分なのではないか。せっかく印刷物にして載せてやるのだからおとなしく原版(ネガ)をよこせというのです。もちろんその場で断りました。そして提出したキャビネプリント16点の行方はわからず現在も返却されていません(他4名の作品は選考からもれたため返却された)。つまりこれは著作権流出の危険が発生しております(イメージプロセッサー使えばプリントからでも印刷原稿を起こせる)、また、はずされた担当者C氏がプリントを処分したため、C氏からプリントを強奪できず、そのため改めて先方が原版をよこせと言ってきたものと思われるのです。現に先方もC氏の居場所をつかめていないらしく、現在作品流出の危険度は低いと思われるものの、外国での著作権侵害訴訟には数々の制限があるため、万が一、返却されていないプリントが先方の手に渡れば、向こうはそ知らぬ顔で無断掲載、あるいは、類似の作品を制作しての掲載などが考えられ、私たちはその場で各方面に連絡をとり、著作権の証明をしていただけるよう手配をしました。
ただ話はこれでは終わらず、その一週間後、担当をはずされたC氏から連絡があったというのですが、実はまた別の正体不明の人物たちがC氏の名前を騙る巧妙な策略で、警戒して待ち合わせ場所へ行ったはずの友人D氏はその場で5人の男たちに取り囲まれてしまい、地下にある喫茶店へと連れて行かれました。奴らの作戦は見事なもので、待ち合わせに渋谷ハチ公前を指定し地下に誘導する。つまり携帯電話による連絡を一切つぶした訳で(渋谷は携帯電話がつながりにくいことで有名な場所。また地下にある喫茶店は電波が入らない)、仲間の電話連絡による居場所の特定を阻害し、消息不明にした上での身柄の拘束さえも予見されました(友人の身柄を拘束し、私に友人の開放と引き換えに原版を要求する可能性もある)。
さいわい友人D氏は3時間後無事開放され、その間先方から今回の経緯とお詫び、また、これでこの話はおしまいとの事を説明されたのだが、同時に私のパーソナルデータをしつこく聞かれたとの事で、案の定、開放された後その5人の男たちが二手に分かれ、友人D氏の尾行を開始、気づいたD氏は振り切ろうとしたが振り切れず、50分ほど歩かせ先方を油断させたところで他の友人が差し向けた車で拾ってもらい、追っ手を振り切りました。
このような事が11月4日夜にあったため、すぐさま私は、パーソナルデータを調べられないようにギャラリーの一時公開中止の処置を行い(プロファイル及び一部画像ファイルにパーソナルデータがあったため)、提出作品を含む全ての画像データの公開準備にはいり、同時に原版の隠蔽処置を行いました。

以上のような経緯でありますが、あまりに荒唐無稽な話で信じられないでしょうが、何もホームページの一時公開停止の言い訳にこんな話をでっち上げる必要もないわけで(考えるのも書くのも疲れる)、事実でありますが、実名を挙げると非常に厄介なことになるので固有名詞は全て仮称とさせていただきました。
現在のところあれから接触を図るための連絡もなく、不審者の尾行も無く現在過ごしておりますが、原版(ネガ)を狙われた訳で、気の抜けない日々です。このようなことで、皆様に御迷惑をおかけしたことをお詫びすると同時に、お願いがあるのですが、もし、当ギャラリーに展示されている「The Blue World・・・都市の概念」の作品群と同一、または極度に類似しているものをパンフレット、ポスター、広告出版物などで、発見しましたら、至急お知らせ願いたいのです。
長々と長文となりまして失礼いたしました。これからも皆様方の御支援を願いまして、これにて手を置かせていただきます。


1998/11/22 Photographic Artist Shizuma.Sakakibara 写真家 榊原静磨



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