― 国営備北丘陵公園内 ―
コンサート会場へ
高速を下りて、だんだんと田舎道になり、 『庄原分かれ』 などといふ風情のある地名の三叉路を過ぎるとますます山が近くなった。
途中の田舎道には 『カープソース』 などという商品の看板があったりして、ますます広島を感じてしまう。
そして、いよいよ会場のある丘陵公園に着いた。
バスを降りるとなんとも言えず、広々としたところで、遠くに観客席であろう斜面が見えた。
豆粒ほどに見える人の多さが、この場所で知り合いと落合うのはムリだなと思わせた。
(最悪一人でも、同じ空間と時間を過ごすのだから、後にメールで語り合えばいいし、なにより、この場に居れることに感謝し、
「一人の方が知り合いを作る確立は高い」と腹をくくる。)
ステージまでの道のりを歩きながら
山に囲まれた丘陵公園を見渡し (本当に 山懐に抱かれた という表現がぴったりの場所だ)、
もう一度、今度は車で来たいと思った。 (カーステのBGMは『GearUp409』かな。。。)
ピクニックゾーン
今回はファンクラブでも夢番地でもダンシングゾーンのチケットは取れずに、辛うじて夢番地のピクニックゾーンにひっかかった。
ダンシングゾーンでなければ参加しないつもりだったが、
丘陵公園へ足を運んでみて、心から
来てよかったぁと思った。。。
会場までの道の脇に照明が用意してある、暗くなってからの帰り道を考慮してのものだ。
外灯が少ないのでありがたかった。
ポケモンBoyを連れた松本さんはファミリーゾーンなので、会場の入り口で別れた。
さて、どうしよう?とりあえずお腹すいてるし、MIKAさんにも連絡とれるかな、などと考えながら『食料テント』へ向かって歩いているところへ『A Long Good-bye』が・・・
himawariさんからだった(^^; 機転を利かせてくれたおかげで合流することが出来た(^-^)
早くに車で入ったhimawari家は、すでに場所も確保していて、そこへ案内してもらった。
『ピクニックゾーン』という名前から、もっとパラパラとしか人が居ないのではないかと想像して、『ノリノリになられへんかったらどうしよう』などと心配していたが、殊のほかヒシメキ合っていた。
場所を確認したので、るんるん省吾グッズ を買いに出る。
気になっていたMIKAさんにも連絡がとれ、ようやく合流する。
グッズコーナーは長蛇の列で中のスタッフは大忙しだった。
それに対して横のファンクラブコーナーはひっそりとしていて、お姉ちゃんが
『ファンクラブコーナーはこちらで〜す』 としきりにアピールしていた。
会場の雰囲気に酔いしれていた私は、ファンクラブコーナーへ寄るのを忘れていたので、グッズを買ったあと、
一生懸命声を限り に叫んでいるお姉ちゃんの元へと向かった。
必死で叫んでいたお姉ちゃんは、カードを提示する私に
満面の笑みで元気一杯に『こんにちは!!!』と挨拶してくれて、省吾シールを手渡してくれた。
ほんとうに省吾は様々なスタッフに支えられている。。。(感涙)
朝から何も食べてなく、広島駅でもお弁当を買おうか迷ったが、寝起きの悪い私はまだ食欲も湧かず、結局ここまで来てしまった。
頼みの『食料テント』もこれまた長蛇の列で、並ぶのには耐えられないので、BEERとジュースで凌ぐことにした。
再びhimawari家と合流するためにピクニックゾーンへ戻ると
さっきまで芝生だった場所にはびっしりと人がつまっていた。
そして程なく 開演時間 を迎えた。。。
[お腹がすいたのでお家に帰る]
当時を振り返って…(笑)
また飲んでるよ…
ダッシュでBeer抜きしたのは何だったんだい(笑)
読み返してるといまでも会場の丘陵の景色が甦ります。
いい会場だったよ、ドライブがてら遊びに行くつもりがまだ行けてません。
ぶーにゃんが亡くなったり、クマぞうがやって来たり
いろいろあるうちにいつの間にか23年の時が経ってしまいました。
2022年・夏