真北測量
建物の建築に必要な「真北」を求める測量です。
普段の測量とは異なり、地球を相手にするというか、宇宙を相手にするというか、星の好きな私には、何ともうれしい測量です。
何をするかといえば、求めたい土地のそばで、ある時間の天体の位置を測るのです。そして、その天体の位置から地球の真北の方向を計算するというような測量です。
原理的には、どんな天体でも可能なはずです。普通は、太陽や北極星を用いますが。
そんなわけで、この測量の敵は、天気です。季節によっては、雲や雨で測量になりません。また、夏の昼間は太陽が高すぎて測れませんし、夕方には夕立ちがあります。どうしても時間に(天気)に縛られてしまいます。
この太陽を使った真北測量のプログラムを作ったことがあるのですが、作り方によっては、あの太陽を相手に、結構な値がでてくるので驚いたことがあります。
誤差が少ないといえば、夜に行う「北極星」を使った方法でしょう。星さえ間違えなければ、ほとんど動きませんから、データ自体はまとまります。もともと、北を向いていますしね・・・・
<費用について>
この測量を単独で受けることは少ないでしょう。単独ならば8万位〜。敷地調査と併せて、少し値引きができるかといったところでしょうか。