年末緊急チャリティーライブ

 

 2001年も押し迫ったある週末、私はある友人からメールを受け取りました。

・・・突然メールをよこしてすいません。
「Sing for Afghan」というライブが有ります・・・・・・収益金はNGOの「ぺシャワール会」(アフガンで17年間、医療活動を続けているそうです)を通じて寄付するらしく、チケット代1000円(ワンドリンク付)で参加を募っています。・・・

********************チラシの文面より**********************
どれだけたくさんの人の命が奪われれば、世界から戦争や暴力が無くなるのだろう・・・9月11日アメリカで起きたテロ事件、その報復にアメリカが今も止めないアフガニスタンへの空爆。
そして、日本が今すすめている空爆への協力。
21世紀のはじまりが、ほんとうにこんなのでいいのだろうか?

今、私達ができることをはじめよう、
テロ組織や国と国との争いに巻き込まれ、寒さと飢えと爆弾の雨にふるえる人が1日も早くいなくなるように、祈りと力を集めよう。
ジョン・レノンが思い描いたように。
2001年の終わりを迎える夜、戦闘機の爆音ではなく、平和の歌声をひびかせよう。

私たち「Sing for Afghan」実行委員会は、こんな思いでライブの取り組みを進めています。
チケットなどの収益は全てアフガン難民の救援基金に送ります。
このライブのとりくみにたくさんの方がご参加くださる事を願っています。
*********************以上******************************

場所 コープ健康センター(医誠会診療所)の2F(向日市寺戸町南垣内)
とき 2001年12月28日(金)18:00open、18:30start
チケット代 1000円(高校生以下500円)ワンドリンク付
・・・

 ちょうど仕事納めの日、職場を早々に引き払えるので、行ってみました。


案内ビラ・・・を2枚つないだ看板

当日の展示

一番手、POCAPOCA TEKUTEKU。

メンバーは京都市内の福祉・医療関係の労働者。

ほのぼの系メインかと思いきや、できたてのオリジナル曲『小さな炎』はかなりピリッとしてました。

二番手は、京都のうたごえフェスタでおなじみのカントリーバンド、弟国ランブラーズ。正真正銘の地元グループ。

『Cotton Fields』の日本語カバー、笠木透『Human Rights』、オリジナル曲『花をください』などなど。
※『地雷ではなく花をください』をテーマにした曲の創作を日本のうたごえで取りくんだ際に、このグループの中でうまれた曲。許可がもらえたら歌詞を載せます。

個人的には、『San Francisco Bay Blues』が聞きたかったなぁ。

三番手、Makosuns Bro.。
私の知人が絡んでいない唯一のバンドだったりします(^^;

曲名をメモり忘れましたが、最後に沖縄の基地問題をテーマにしたかなり直球な曲を歌ってました。

女性コーラスの片方はベビーカー押しての参加。写真には写ってませんが、赤ちゃんがママのステージをかぶりつきで聞いてたわけです(^^)


フィナーレのシングアウト。『Imagine』と『Happy Christmas』を会場全体で唱和。

 演奏の間などに、今回の収益金を寄付するペシャワール会の活動報告ビデオや、米国同時テロ・アフガン軍事攻撃に関する青年への街頭インタビューの記録ビデオなどが流されました。

 入り込みは40〜50人ってところでしょうか。高校生ぐらいと思しきあどけない顔から上は・・・(^^;・・・まで、平和への思いをわかちあいながら、会場が一体になった、よいイベントでした。

 

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