VIA C3M266-L

Socket370/FC-PGA2
VIA ApolloCLE266/VT8235
FSB133MHz/Mem133MHz
UniChromeIGP(CastleRock)
AC'97Audio/USB2.0

C3向けチップセットと言うことで
販促気味に販売された最後期の370マザーです。
VIA純正、A-Open(限定販売)、BioStar辺りが製品化しました。

USB2.0をチップセット対応しつつも
外部AGPが無く、故障多発期の815の置き換えには
微妙に使いにくい印象です。
PLE133なら悩まず交換でしょうが
そもそもこのチップセットを搭載した
CPUソケット付マザーが入手しにくいというわけで、
やはり、EPIA/EDEN用としか用途が無い感じです。

さ、えーと、どこから突っ込みましょうか?

真中あたりにある十字の切れ目が入った奴は噴いていません
この2本は1500μFで、他の噴いている奴は1000μFです。

CPU周辺。6.3V1000μFですね。
GSCのLEシリーズでした。

ノースブリッジ周辺

TualatinCeleronを搭載して、OCかませばそれなりの能力になると
期待されたのですが、Celeron挿すと、FSB132MHzまでしかあがらず
PCIも同期して上がってしまうので、ちょっと残念だったのを覚えています。

メモリー周辺

サウスブリッジ周辺。
サウスブリッジはそこそこ熱くなったので
まずはる一番を貼っています。
おっと、コンデンサのかさぶたが剥げてしまっていますね。

合計25本ですが、どうせ他のも噴くでしょうから
直すとなると全部で27本必要になります。


えー、もう直す気にもなりません。
CellComputing用にC3-1Ghzを挿し、
光学ドライブ、FDD無し状態で放置していたんですが
結局、この状態にして3ヶ月程度で根を上げてしまいました。

そういえば、このマザー、
同じチップセットのEden系はだいぶアップデートが有ったようですが、
ろくにBIOS更新かからずに放置されています。
おかげでVideoBIOSも古い状態で、
UniChromeのリファレンスドライバが導入できなくなってしまいました。
BIOS古いとまともに動かないドライバもどうかとは思いますが
これだからVIAは信頼されんのです。

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