EP-8KHA+

EP-8KHA+
SocketA(462)
VIA ApolloKT266A/VT8233
FSB266MHz/Mem266MHz
AC'97Audio(ALC201)

EP-8KHA+はVIA ApolloKT266Aを搭載し、当時最強の性能を誇った
Athlon使いにおなじみのEPoX製マザーの名作ですが
残念ながらコンデンサがGSCでした。
公称期待寿命1500hなので、こんなもんかもしれませんが・・・


EP-8KHA+その1(私物)

Athlon1.0GHz@1.33GHzから稼動をはじめ、AthlonXP1700+、AthlonXP2000+と
変わりつつ旗艦を勤めてきたこのマザーですが、
EP-8K9AI導入と共にデチューンされて第二軍として稼動させるため
CPUを1700+に戻そうとして発覚。

UDを動かしているので、発熱は並じゃないとは思いつつも
対策が甘かったので、軽くへこんでました(w


EP-8KHA+その2

こっちは友人のEP-8KHA+
以前、依頼されてGatewayGP7-450の後継主力機として建造した機体。
当時出たばかりの新型コア(Palomino)のためAthlonMP1200MHzを搭載。


低騒音を目指し、PentiumIII-1GHzのリテールクーラーを流用
AMDのCPUを冷やすIntelロゴのクーラー。何かの嫌がらせでしょうか(w


画像が小さくてわかりにくいですね。
ほとんどのコンデンサが膨張しています。その1の8KHA+よりだいぶ重症です。

拡大してみますた


CPU付近


メモリー周辺


AGP周辺。この10V、1200μFがでかくてAGPカードと当たることがあります
マザーのリビジョンによっては6.3Vの小さいやつが乗っているらしいです

ここまで逝かれると、挙動もおかしくなり
電源投入一発目で起動できない状態だったようです。
この状態でもWindows2000インストールが完了しましたが、
BIOS設定画面のハードウェアモニターでは
CPUコア電圧が1.77〜1.88Vの間でフラフラしていました。(定格1.75V)


故障コンデンサと代替コンデンサ

GSC-REシリーズ
2200μF 10V 105℃ x12本
1200μF 10V 105℃ x4
1200μF 6.3V 105℃ x5
(その2)

要するに、GSC-REシリーズは全部ダメと・・・。

メーカー仕様書を元に代替品を探します
一応、低ESR、高リップル品らしいです

通販とかで入手しやすいのは
RubyconYXG、日本ケミコンKZEとKZH、ニチコンHNでしょうか。

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