EP-8K9AI

EP-8K9A3+
SocketA(462)
VIA ApolloKT400/VT8235
FSB333MHz/Mem400MHz
AC'97Audio
VT8235LAN

EP-8KHA+が噴いてしまったので代替に購入したと思う8K9AIです。
HDDを接続しても認識してくれないという初期不良に当たり、
速攻で修理出しする羽目になったマザーです。
サウスブリッジ張替えと言う修理内容でしたが、
その後は問題なしでした。

鎌風がギリギリ取り付け可能で、PAL8045は取り付け不可。
レギュレーターにヒートシンクを追加しています。

K字の切り込みが入っている奴は三洋のWGシリーズ。
8KHA+よりは部分的に良品を使っています。
ただ、おそらくですが電源のフェーズ数は減ってます。

噴いているのは御馴染みのGSC-RE。10V2200μFです。

メモリー周辺
向かって左側の6.3V1500μFが大型CPUクーラー取り付け時に超邪魔。

AGP周辺とメモリー周り。
EP-8K9A3Plusもそうでしたが、10V1000μFも死んでます。

さっきと同じ部分を違う方向から
赤丸に囲まれてる2本は6.3V1500μFです。


このマザーで噴いていたものは、
10V 2200μF RE x6
6.3V 1500μF RE x3
6.3V 1000μF RE x12
となりました。なお、PCIスロットの間に1000μFがあり、これも長くは無いでしょう。


このマザーは私物ですし、自己責任の元、修理することにしました。

デジカメ写真にとってあるので、容量、極性、は画像で確認できます。
ですので、まずダメコンデンサを全部剥がしました。

幸い、下方向へのお漏らしは無さそうです。

少々、高さが不安ですが、1500μFの代替は
ニッケミKZE、10V1500μFを使いました。

同様に、1000μFはKZEの10V1000μFです。
これも背が高いです。ビデオカードによっては干渉するかもしれません。

問題の10V2200μFです。
何が問題って、10V以上2200μFの交換できそうな物は
直径12mmと大柄で
このスペースに詰め込むのはかなり無理っぽかったのです。

なので、8KHA+同様、動作中にテスタを当てると言う暴挙に出て
5Vしかかからないことを確認し、6.3V品を使っています。

しかし、この松下のFJはいったいどこから捻出したんだろう・・・

メモリー周辺も交換。
1500μFが更にでかくなってしまいましたが、鎌風は一応取り付け出来ました。
右上の十字の切れ目はニチコンのHMです。
KZEじゃない事に特に意味はありません。単にKZEが足りなかったからだったような・・・


さて、こういうわけで、素人工作で修理しました。
しかし、運良くうまく行ってくれたようで
このマザーは半年くらいノートラブルで動いてくれました。(その後組替え)
というか、今この文を書いてるのがこのマザーの機体です。
信頼性は失われたかもしれませんが、愛着は増した感じです。


GSC-REシリーズ
10V
2200μ 10x25mm Ripple1580mA Impedance30m
6.3V
1500μ 10x15mm Ripple890mA Impedance64m
1000μ 8x12mm Ripple560mA Impedance95m
1000μ 8x14mm Ripple680mA Impedance90m

日本ケミコンKZE
6.3V2200μF 10x25 Ripple2150mA Impedance22m
10V1000μF  8x20 Ripple1250mA Impedance41m
10V1500μF  10x25 Ripple2150mA Impedance22m

なお、交換/修理/変造などを推奨するものではありません。

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