小谷美紗子 "TFM800円ライブ" 2002/2/4 TOKYO FM Hall |
TOKYO-FM80.0MHzにちなんだ「800円コンサート」は TFM内にあるホールで行われました。 そんなに大きな会場ではないのですが、天井が高くて、 ステージが少しだけ一段高く、程よい近さで聴ける感じ。 にこにこしながら美紗子さん登場。 「こんばんは。元気ですか?」とお客さんにかけ、 ピアノの前に座りました。 ・Care me more,Care me ・The Stone ・嘆きの雪 ・自分 ・Quarternote 椅子に座ってから、「すすすっ」と自然に始まった『Care me more,Care me』。 もう耳に馴染んだこの曲を聴いたら、ちょっと前まで緊張してた気持ちが あっという間にときほぐれ…(ライブが始まる前は、聴けるのが嬉しいあまりに 緊張して胃が縮まっているので)。 TOKYO FM Hallでは、これが3度目だということで、 前回は、なんでか自分の前には広末涼子ちゃんが歌い、自分の後には 「山崎………(ちょっと沈黙)まさよし?」が歌うというイベントだったそう。 いろいろなアーティストがいて、楽しかったそうです。 そして、今回は自分だけのライブということで、 「みなさんを、魅了してしまおうかと…。」と話してくれました。 「発売されたばかりのベストアルバムから何曲か続けて…。」と、 『The Stone』。「I'm like breaking piano〜♪」(正確ではないかも)と いつもとは違うフレーズから始まりました。またいろ〜いろと思いを巡らしてしまいます。 ベストアルバムのタイトルにもなっている『Quarternote』。 弾き語りでのを(私は)初めて聴いたのですが、ピアノ演奏に迫力があって、 ビリビリっときました。 以前ラジオで、「その曲を書いた時の自分が降りてきて、私を歌わせる。」 と言っていた美紗子さん。 そういえばいつも歌う前には、降りてくるのを待っているような間があって、 そして「すっ」と降りてくると、まっすぐな瞳で歌い始めるよな…などと、 『自分』を歌い始める美紗子さんを見て思ってました。 「今回、ライブ初めての方。」と美紗子さんが客席に呼びかけると、 初めてのお客さんが手を挙げていました。結構多かった〜♪ レコード会社の人に「宣伝の参考になるから」ということで、呼びかけたそうです。 ニューシングル&ベストアルバムは 「渋谷のHMV、 TOWER RECORD、TUTAYAにもある。」そうです。 なぜそんなに具体的なのかと言えば、発売日にこっそり行って こっそり観察してきたんだとか。お店の人にはバレていたのか、 不思議な顔をされたらしい(笑)。「やっぱり自分のCDの発売日は気になります。」と。 そして「3月23日は、渋谷AXでもライブがあって…。」とここらへんまで言いかけて 「何が言いたいのか自分でも分からなくなってきたので、………(曲を)やります。」 ふふふふ〜。(この時の美紗子さんを思い出すと、微笑んでしまう…。) ・火の川 ・STAY ・街灯の下で ・音 ♪line say quiet…多めに響かせたこのフレーズから、 いつものように引き込まれて『火の川』。その迫力にまたしても飲み込まれてしまう。 『STAY』も、声がのびてのびて響いて響いて、この辺でちょっと私、息する回数激減。 右手で鍵盤をなでなでしてから始まった『街灯の下で』。 ご本人曰く、「ずるい私、弱っちー私」を書いた「そのままsong」だそうです。 「そうだよね、そんな時もあるよね。」と深く頷いてしまいます。 そして『音』。とにかくかっこよすぎです。やられた〜って感じ。 以前、この曲の収録風景の放送を見て、それ以来もう心奪われてしまいました。 eastern youthという、これまたかっこいいバンドとの演奏も 早く早く聴きたいです(今度のアルバムに入るって♪)。 「さっきたくさんしゃべれて…、言い忘れたことがあって」と、 ベストアルバム「Quarternote」について、もう少し話してくれました。 「Quarternote」は、20歳の時に書いた曲だそうです。 そして今回のベストは、もうすでに入る曲もタイトルも決まっていたそうですが、 その内容を決めてくれたスタッフの方が、美紗子さんのこれまでの活動の流れを すごくよく分かっていてくれて、美紗子さんも納得の選曲だったそうです。 ・眠りのうた 最後の曲は『眠りのうた』。 なんだかとても落ち着いた気分になりました。 今の美紗子さんが歌うと、ほんとに安心できる。 今回のライブは、美紗子さんを最近聴き始めた人や、 これから聴きたいという人達の心をがっちり掴んだと思います。 この模様はラジオでも放送されるとか。 詳しくは小谷美紗子HPで 知ることができます。 ライブ後、ロビーに出た所に、美紗子さんの親友のピアニスト梶木良子さんにも 会うことができました。ついつい握手を求めてしまい、驚かせてしまったようですが、 ほんと嬉しかったです。 |