小谷美紗子 "生3" 2001/4/27南青山MANDALA |
GW間近のこの日、ちょと寒い夜、 3回目の『生』です。 今回もMANDALA店内は満席。 ・愛しているのに ・僕の絵 ・(新曲。タイトル不明) 赤い気持ちのよさそうなワンピースのその下に、 黒いパンツスタイルで登場。 ピアノの前に座った美紗子さんは、すっと目を閉じ、 1曲目『愛しているのに』の演奏をはじめました。 歌い終わった後、「実は…、この歌きらい(笑)。」 なぜかと言えば、プライドがなくなっているような状態の 恋愛の歌だからだそうで。 でも、女の人はプライドも捨ててしまうほどの恋愛を することがあった方がいい、ということで 「女の人にはおすすめです。」と。 『僕の絵』は、赤坂ACTシアターでも演奏された新曲。 お友達の門秀彦さん(HP→kado4 life)が書いた詩に、 美紗子さんが言葉を足して生まれた曲。 この日、ステージ上には1枚の絵が置かれていました。 『君の歌』。『僕の絵』の絵で、門さんの描いた絵です。 絵の中には、まん中にピアノを弾いている人(美紗子さん)がいて、 その周りには聴いている人や抱き合っている人、 いろいろな人がいて。ちょうどこの日のMANDALAのよう…。 しょっぱな3曲は新曲でした。 3曲目はタイトルは分からないのですが、 「世田谷通り」につまった想いが歌われていました。 この曲、個人的にピンポイントでぐっさりでした(涙目)。 ・The show must go on(Queen) ・(?英語のカバー) ・I'm gonna be strong(Cyndi Lauper) 「それでは、少しカバー曲を…。」と、Queenのカバー。 「『The show must go on』は、ステージの上で その上にいる人に何があっても、showは進んでいくという曲です。」 と説明してくれました。なんだかとても力強かった気がする。 その後、「大切な大切な友達、梶木良子さんです。」と 良子さん登場。客席からも声がかかります。 良子さんがピアノに座り、美紗子さんはピアノの前へ…。 そして2曲目。聴いたことはあるのですが、 タイトル&アーティスト分からず。I remember〜〜♪ 3曲目は、美紗子さんが好きなCyndiLauperの曲。 最後の方にはぐっとその場にひざをつき、 声の限りに歌っている感じで、こちらもぐぐぐぐっときてしまいました。 ・Chopin Waltz,Op.69,No.1 ・連弾(?曲名) 美紗子さんが、ステージはじにちょこんと座り、 良子さんのピアノがはじまりました。 良子さんの音は、優しくて柔らかい音でした。 続いて、今度はひとつのピアノ椅子に 二人で座り連弾。これも聴いたことはあるのですが、 曲名思い出せず…。ほんっとに呼吸ぴったりで、 またいつかやってほしいです。 良子さんが退場後、 「良ちゃんとは、ずっと仲良しで、ピアノも一緒に演奏したりも したけど、連弾は今回初めてでした。連弾だと、 二人の距離もさらにぐっと近づく…。」と言っていました。 美紗子さんが落ち込んでて、良子さんに話すと、 良子さんが先に泣いてくれて、自分はその分泣かないでいられて、 逆になぐさめちゃったりするそうです。 ・火の川 ・星の声 ・上を向いて歩こう →こんな風にして終わるもの ・とりあえず今は泣いてしまおう-かつとりゅうの歌- ・雲のように ・明日からではなく 『火の川』、聞けるとは思ってませんでした。 やっぱすごい…。 『星の声』は、やはり美紗子さんバージョンの方が好き。 ぎゅっと身が固まってしまいました。 ぽろろろと「明日がある」をひきつつ、口ずさみ、 「今、これが携帯の着信音になってる。」と。 さ、早速私も「明日がある」にするかも。 『上を向いて歩こう』をさりげなく弾きはじめ、 1番を歌ったあと、2番はアカペラで(えがったよ〜)、 その後そのまま流れ込むように『こんな風にして終わるもの』へ。 「うんうん…。」と心の中で頷きつつ、聴き入りました。 童謡「あかとんぼ」をぽろぽろと弾きつつ、 『明日からではなく』が始まりました。 なぜにこの歌を歌ったか。 その話は「ここだけの話」ということで、 その日会場に居た人たちだけの秘密になりました。 オフィシャルHPのBBSでリクエスト受け付けをしていて、 私もこの曲をリクエストしていたので嬉しかったです。 気合い入りました。 ・母の日 「もうすぐ母の日なので…」と始まった『母の日』。 簡単には死ねない気分になる…。 〜アンコール〜 ・(新曲。タイトル不明) アンコールの拍手の中、再び現れた美紗子さん。 英語でメッセージ。(英語の分かる人に聞いたところ 「ちゃんと準備してました」というようなことだと。) 「生」はとても楽しくて、これからも続けていきたいそうです。 何回でもやって欲しい。 「最近できあがった曲です。」ということで、 タイトルは分かりませんが新曲。 とても切ない気持ちになる曲でした。 今回は新曲が4曲もありました。 それだけたくさん美紗子さんが強く思ったり、 悩んだりしてたのだと、思ったりもしました。 ああ…、「生」はとくにだけど、終わると腰砕け…。 |