小谷美紗子
Concert Tour2001 "宇宙のママ"
2001/3/4 赤坂ACTシアター




朝は雨。結構強めに降っていたのですが、
夕方にはあがっていました。
コンサートが終わった頃には、月も出ていました。

12月の「生」でも言っていたように
今回は、バンドも入れた形でのコンサートツアー。
ステージ上には、客席から見て、左からピアノ、
ギター、キーボード、ベース、そして一番右がドラム。

バンドのメンバーが登場し、続いて美紗子さんも登場、
ピアノの前に座る。

 ・Care me more,Care me
 ・エリート通り
 ・Quaternote


去年の夏、冬にあった「生」に耳が慣れていたせいか、
バンドの演奏の音にちょっとびっくり。
しょっぱなの3曲は、懐かしいところから始まりました。
『エリート通り』、『Quaternote』は初めて生で聴き、
「やっぱええわ〜」とじ〜んとしてました。

 ・カラカラのブルース
 ・四季
 ・魚
 ・鼓動
 ・帰ろう


ピアノから離れ、ステージ中央へ。
「宇宙のママからで…」と始まったのが『カラカラのブルース』。
体をゆらゆら揺らして歌う美紗子さんがかわいい。
カラカラのブルースの後、バンドのメンバー紹介。
Dr 野呂さん。Bass 西ごめ(?)さん。
key 柴田さん。そして「宇宙のママのプロデューサーでもある」G 小倉さん。
『四季』のあと、次の曲までに少し間があり
「ただいま彼氏募集中。よろピク」って。
私が男だったら、名乗りあげてました。
『鼓動』は、相変わらずびしびしと体に突き刺さりまくりで、
小倉さんのギターもよく鳴っていました。
ピアノに戻り『帰ろう』。

 ・STAY
 ・わたしを返して
 ・僕の絵


バンドのメンバーが一時退場。
「では弾き語ります。」と、ピアノのみで。
『STAY』、『わたしを返して』と続いた後、
「今、ツアー中で、今日が4本目で…」と美紗子さんが話し始めました。
ツアーが1本終わるたびに、反省会をしており、
その中でスタッフから「MCがいつもの美紗子ちゃんらしくない。」
と言われ、自分でも「何故だろう…?」と思ったそうです。
そして自分自身に聞いてみたところ、「今、自分は憎しみのかたまりで
自分と戦っていて、本音で話すと放送禁止用語みたいなのに
なりそうで。こうしてしゃべっているのも、本音なんだけど…。
笑ってないと、泣いてしまいそうで。」
そんな答えが自分から返ってきたそうです。
そんな時、お友達の絵描きさんからのメールにすごく動かされて、
その人の詩がとてもよくて、その詩に美紗子さんも少し足して
曲を作ったそうです。
「門秀彦さんとの共作です。」と言って始まった『僕の絵』。
心がすーっと落ち着いていくような曲でした。

 ・嘆きの雪
 ・光の穴
 ・雨は涙
 ・39.5℃


バンドがステージに戻り、迫力のある『嘆きの雪』。
続いて、美紗子さん、ピアノから離れ、再びステージ中央へ。
『光の穴』では、少し英語の詩が加わって歌われました。
『雨は涙』の頃には、ちょっと体がうずうずと動いてきます。
そして『39.5℃』では、ドラムの人が客席に向かい、
リズムをとる手拍子を誘い、美紗子さんはタンバリン片手に
歌っています。すっかり楽しい気分になってしまいました。

 ・眠りのうた(album version)

「心から心からありがとう。元気になりました。」と
言ってから始まった『眠りのうた』。
途中からピアノに戻っての演奏。
ピアノでの弾き語りの眠りのうたも好きだけど、
こうして生でフルバンドで聞くのもいいです。
「君になにか いいことあるまで
 歌う 歌う 歌う 歌う」
少し加わっていた詩です。

〜アンコール〜
 ・真〜君の真未来に捧げるうた〜

「東京はあまり好きではないのですが
みんなの拍手を聞いて好きになれそう。
その素敵な拍手に…。」と始まった『真』。
今この時期に、この曲で励まされた人も多いかと思います。
曲が終わり、バンドのメンバーとステージ上に1列に並び
改めてメンバー紹介。そして「バイバイ」と手をふりふり。

バンドを加えてのコンサートということもあって、
バンド向きの曲が多く、今までとはまた違った感じが味わえました。
メンバーの方達の演奏が力強かったのもあり、
美紗子さんもピアノをがんがんと弾いていたような…。




戻る|めにゅう