創作小説(メイド)ジャンルの作品紹介です。
新しい本から順に紹介されています。
A6(文庫)・242ページ
頒布価格:500円
現代の横浜を舞台にした、王道のメイドものラブストーリーです。
メイドの舞子は、仕えるご主人様に前から恋心を抱いており、それを本人に伝えたことはあるものの、ずっとはぐらかされ続けており……。
表紙および本文挿絵には、新しくお招きしたkonさんに描いていただきました。
A6(文庫)・222ページ
頒布価格:500円
現在の日本とは少し違う世界の、北海道が舞台のメイド小説です。
専門学校を卒業して某地方都市で住み込みで働くことになった美和は、先輩メイドの恵理菜に指導され、時には驚かされ、徐々に慣れていった。
ご主人様の二人の子とも歳が近いせいもあってすぐに打ち解ける。そんな平和なメイドとしての生活が順調に過ぎていったころに……。
A6(文庫)・304ページ
頒布価格:700円
今回のメイド小説は、これまでと若干、趣が異なっております(詳しいことは読んでのお楽しみということで)。
いろいろな変遷を経て、個人経営の調査事務所を営んでいる主人公・古瀬政人は、電脳街秋葉原を通りかかったときに新作ゲームの発売記念イベントを見かけた。
それから数日後、仕事帰りの政人が町中でたまたま見つけた人間は、以前、別の場所で見たことのある人物だった。
しかし、纏っている雰囲気があまりにも違っていたことが政人の興味を引き、何か導きのようなものがあって、政人はこの人間に声を掛ける……。
A6(文庫)・232ページ
頒布価格:600円
都内の私立進学校に通う男子生徒が主人公です。大手日用品メーカーの社長の息子で後継者とされている主人公は、クラスメイトのある女子生徒と次第に仲良くなっていきますが……。
また、裕福な家らしく、家にはメイドさんが。そんな平和な日常にある日、大きな変化が。
「彼女たち」とは誰? そして、「仰慕」「隘路」とは何のことか。
A6(文庫)・270ページ H23.8.15発行
南東北を舞台にした物語です。転勤してきた会社員の明俊はなじみとなった喫茶店のアルバイト学生である真奈香と仲良くなっっていった。
やがて彼女は明俊の自宅まで押しかけてきたり、休日にドライブに出るようになったが、そのドライブで向かったマニアックな産業遺跡で思いがけない出会いがあって……。
A6(文庫)・100ページ H21.8.16発行
短編で展開しておりました、高津本陣のオリジナルメイド「佳絵ちゃん」のシリーズが文庫になりました。
ご主人様の読んでいた雑誌の記事がきっかけとなって、休みをもらった佳絵が旅に出ます。自分の苗字と同じ名前の町があると知って。そこでは何が待っているのか?
気軽に読めるほのぼの系のお話です。
他、突発短編(微妙に版権もの?)を収録しています。
表紙・挿絵は、サークル「たまご屋」の月館るりさんに描いていただきました。
A6(文庫)360ページ H20.8.17発行
今回はメイドの姉妹が登場します。
震災と病気で早くに両親を失った純子は、妹の綾乃の学費を出せるように生活費を抑えられる住み込みのメイドをしていました。
ところが、ひょんなことからその綾乃も同じ家でメイドとして働くことに。
それをきっかけに、姉の純子にも人生の大きな変化になるきっかけが……。
表紙および本文挿絵には、何度もお世話になっている「放射性同位体」のこときあやみさんにお願いいたしました。
A6(文庫)・276+334ページ H19.8.19/11.4発行
上下巻、計約600ページのボリュームは高津本陣の最長記録です。平成19年の夏コミではまず上巻を頒布開始、続いてコスチュームカフェにて下巻も頒布開始しました。
高校生の内田紘子は、慕っている叔父の住む洋館によく遊びにいっていました。そんな紘子ですが、夏休みに入ってからの家庭でのちょっとしたいざこざをきっかけに、この洋館に押しかけることに。ただの居候では申し訳ないからと、一人暮らしの叔父の身の回りの世話をするメイドをすると宣言して。
そんな紘子が、ある日、洋館の奥に見つけたものは?
その経験は様々な角度から紘子を変えていき、成長させ、そして……。
高津本陣の現代劇を踏襲しつつも、いくつかこれまでにないコンセプトを取り入れた意欲作(自称)です。
表紙・挿絵はkeyの合同誌でご一緒させていただいたこともある、サークル「ポニテケ族」の羽霜有奇さんに描いていただきました。入稿直前に地震に見舞われるなどのピンチの中、大変、お世話になりました。ポニーテールを書かせたらこの人の右に出るものはありません。
A5・48ページ H18.11.5発行
文庫による長編のメイド小説と並行してお送りしている、佳絵ちゃんシリーズの2冊目です(タイトルにドイツ語特有のウムラウトが反映されないことはご容赦下さい)。
これまでにコピー本として出した作品に書き下ろしを加えた短編集です。ドイツ観光ポスター風のカラー口絵も巻頭についております。
ご覧の通りの可愛いメイド服の佳絵ちゃんと和装のご主人様との、日常的なほっとするひとときをお楽しみください。
表紙・挿絵は、「春秋のかけ橋」でもお世話になったサークル「たまご屋」の月館るりさんに描いていただきました。
A6(文庫)・296ページ H18.6.18発行
前作「安寧の峠」に登場する松山佳奈子の外伝になります。
メイドとしての日常、町に買い物に出かけた佳奈子は、ちょうど観光でこの地を訪れていた旅人に出会います。道を尋ねられ、向かう方向が同じだからと話しながら一緒に歩く二人。人生の中の一瞬のささやかな出来事が、そこからもう一つの偶然によって発展していきます。
性質上、「安寧の峠」をお読みになっている方ですとより楽しめますが、そうでなくこの本単独でも充分いお楽しみ頂けるとおもいます。
表紙および本文挿絵には、「安寧の峠」同様「放射性同位体」のこときあやみさんにお願いいたしました。
A5・36ページ H17.12.30発行
こちらのシンプルな表紙の本は、当サークルのメイン2ジャンルである「創作メイド」と「鉄道廃線跡」を繋ぐショートストーリー本です。
洋館を舞台に、ご主人様に仕えるメイドの裕子が、ある時、一枚の写真を見つけそれをきっかけに、廃線跡にご主人様を誘う‥‥、その廃線跡とはどのようなところで、何故、裕子はご主人様をそのような場所に誘ったのか……。
もともとは「歴史の忘れもの・3」に収録の廃線ショートストーリーです。サークル「放射性同位体」のこときあやみさんによる挿絵をいただいて(継続して使用)おります。
A5・64ページ H17.8.12発行
文庫による長編のメイド小説と並行してお送りしている、佳絵ちゃんシリーズです(タイトルにドイツ語特有のウムラウトが反映されないことはご容赦下さい)。
「春秋のかけ橋」の真理子さん外伝のコピー本から始まり、何回か回を重ねて総集編となりました。
「気軽に読めるほのぼの短編」「和装のご主人様と素直で可愛いメイド」をコンセプトにお送りしております。
表紙・挿絵は、「春秋のかけ橋」でもお世話になったサークル「たまご屋」の月館るりさんに描いていただきました。
A6(文庫)・216+256ページ H17.6.19発行
オリジナルメイド小説の3作目です。
九州の郷里から東京の大学に進み、そのままそちらで就職した主人公の川辺髣艨iかわなべ・もとみね)。
多忙な会社員生活を続ける髣艪ノとっての安らぎは、家の近くにあるなじみの喫茶店「ベル」のハヤシライスと一人娘の玲子との他愛ない会話であった。
そんな髣艪ヘある時、伯父の誘いを受けその会社に転職することになる。
髣艪ェ暮らすことになったのは、南九州にある、茶園を擁する洋館。そこには、髣艪フ生活と仕事を支えるための二人のメイド、松山佳奈子(まつやま・かなこ)、日置理紗(ひおき・りさ)がいた。
二人のメイドに支えられて新しい仕事に取り組む髣艨Bそして、髣艪核にして自らの居場所を見つけるメイドたち。
そんな充実した生活の中、洋館に突然現れた来客とは……。
表紙および本文挿絵には、廃線跡方面でもお世話になっておりますサークル「放射性同位体」のこときあやみさんにお願いいたしました。
A6(文庫)・336ページ H16.9.19発行
高津本陣のオリジナルメイド小説の第2作です。
主人公、秋山真之(あきやま・まさゆき)は地方の小さな田舎町出身で、小さい頃に父を失い、苦学して事業を興し、成功させた。
ある時、新しい事業のための洋館を調査していたが、残念ながら採算レベルには乗らないものであった。
しかし、真之はその洋館を気に入り、自分の住居として買い取ることにした。
そこで単身である真之は、その洋館の維持と自分の身の回りの世話をするメイドを求めることになる。
真之の経営するレストランで働く西崎由香子(にしざき・ゆかこ)は、同郷のオーナーにあこがれの気持ちを持っていたこともあり、その求めに手を挙げることにした。
早速、真之の洋館でメイドとして働き始める由香子。
やがて、由香子のあこがれの気持ちは思慕へと変わっていくが、真之はそんな由香子の感情を複雑な気持ちでとらえる……。
表紙・挿絵はサークル「天空の翼」の帝空めぐみさんに描いていただきました。
A5・64ページ H16.5.9発行
「春秋のかけ橋」のメイド、真理子とご主人様である政康の日常を描いた、読み切りの短編集です。タイトルの意味は「精鋭の集うところ」、どこかで聞いた言葉ですね。
コピー本で何回か発行した外伝のシリーズを総集編としました。
学生時代の真理子、訳あって浴衣姿で政康を出迎える真理子など、普段とは少し違った姿も描いています。
オリジナルショートストーリー「植物物語」も収録しています。
勿論、表紙・挿絵は、「春秋のかけ橋」と同じく「たまご屋」の月館るりさんに描いていただきました。
A6(文庫)・330ページ H15.6.15発行
高津本陣のオリジナルメイド小説の初作品です。
平凡なサラリーマン生活を送っている主人公、遠藤政康(えんどう・まさやす)は、ある日、応募したことすら忘れていた雑誌の懸賞の当選通知を受け取った。
その賞品とは何と「メイド派遣契約1年間」というものである。
驚き戸惑いながらも手続きを済ませると、高山真理子(たかやま・まりこ)という上品そうなメイドさんがやってきた。
真理子は早速、メイド服姿で政康の前に姿を見せ、彼の生活様式や食事の好みなどを聞き始める。
一人暮らしが長く、いい加減ながらも身の回りのことは自分でやってきた政康であったが、真理子の家事の手際の良さに感激する。
そんな生活に慣れ、お互いの存在を大切に思いながら新しい暮らしを送ってきた政康と真理子だったが、やがて契約に定められた1年間を終えることになり……。
表紙・挿絵はサークル「たまご屋」の月館るりさんに描いていただきました。